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手探り航法・旅日記

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通常 手探り航法・旅日記

msg# 1
depth:
0
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2006-1-14 7:08
hide  長老 居住地: 兵庫県  投稿数: 650
 皆様こんにちは、hideです。

 もしお許しを頂けましたら、ささやかな不定期連載(?)を試み
ます。私がフライトシムの世界で使っている、ごく自己流のナビゲ
ーション技術をご報告したり、現在のんびり続けている縦回り世界
周航や、過去のバーチャルフライトのうち、特に印象に残る部分を
ご紹介してみたいと思っております。少しでもご参考になったり、
楽しんで頂けましたら幸いです。

 このフォーラムに、設定以外の話題でお邪魔するのが、果たして
適当かとも思いましたが…以前、tetsuさんにひとこと、背中を押し
て頂いたことも励みになりまして、取りあえず書いてみます。ご意
見やご教示を、どうぞよろしくお願い致します。

     ●

 すでに、ご存じのことも多いでしょうが、基礎的な航法の知識を
テーマに選んでは、気ままにお話を進めてみたいと思います。

 ■地文航法■
 ライト兄弟以来使われている、地図と地形を照合しながら飛ぶ
有視界飛行のテクニックですね。実機ではよく、鉄道や幹線道路、
また海岸線に沿って飛んだと聞きます。

 私はかつてFS2000を使い、飛行作家・サンテグジュペリが1920年
代、郵便飛行士をやっていたころに飛んでいた、フランス=スペイ
ン=アフリカ間の航空路を、郵便機仕様のデハビランドDH-4複葉機
を入手して、たどったことがあります。
 この時は、GPSもVORも使わず飛ぶことが、特に悪天候のもとでは
どんなに大変か、最初のステージのピレネー山脈越えで痛感しまし
た。現在地なんてもう、さっぱり分からんのです(^^;)。スペインに
抜けてからは、史実通りに南の海岸線を飛びましたが、確かに非常
に楽でした。海と陸は最大のランドマーク、迷いっこない。

 ただし、夜のサハラ砂漠は別です。FS2000では夜間、海と砂漠の
区別が全くつきません。少し調べてみると実機の飛行でも、夜間は
ほとんど見分けが付かないそうです。大昔の郵便機が海へ迷い出て
燃料切れ、という事故を恐れたのも納得です。
(1920年代のフランス郵便機は、実際は地文航法だけでなく、幾つ
かのナビゲーション技術を使いました。ただし精度が悪く、肉眼で
地形を見ることは、やはり非常に重要だったと思われます)

 同じルートを最近、FlightGearのufoでも駆け抜けましたが、地中
海の出口にある、ジブラルタル市街や空港(LXGB)に面した岩山は
いかにも大英帝国が大事にした「天然の要害」という感じで、面白
い眺めでした。      【ジブラルタルのマップは w010n30】


 最近では、私は年末にFlightGearのパイパーカブ・J3を使って、
昔の郵便機にとって大きな難所だったという、アルゼンチンのメン
ドーサ空港(DOZ)から、チリのサンチャゴ(SCEL)に抜ける、長大
なアンデス山脈越えルートに、無線航法なしで挑戦しました。
               【マップは w070s40,w080s40】
 これは、南北に数十キロ蛇行する巨大な渓谷を、東から西へ、じっ
くり登り詰めていくルートです。アンデスは本当に、でかくて広く、
また高い。国境の3000メートル級の峠を、上昇限度2000メートルとも
聞くJ3が越えられるのか、おおいに気がかりでした。(結果的には
FlightGearのJ3は、60馬力くらい出る戦後のモデルと判明。離陸後
ずっとエンジンを全開し、じりじり上昇を続けて切り抜けました)

 さて、ナビゲーションですが。まだAtlasもなかったので、あらかじ
め現地の地図をダウンロードし、万全を期しました。しかし大渓谷は
だんだんせまくなり、無数の分岐もあって、正しいルートの見分けが
付かず、やがて迷子寸前に。幸い、眼下には国境の峠に向けて延々と
続く道路があり、結局これを頼りに突破しました。うーん、地文航法
よ、ありがとう。
 だが昔の郵便飛行士たちは同じルートを、真冬にも悪天候をついて
飛んだのですよねえ。飛行はやはり、冒険です。
 北にそそり立つ南米最高峰アコンカグアが、なかなかの絶景。よろ
しかったら、余り上昇力のない古典機などを選んで、ぜひお試しくだ
さい。けっこう達成感がありますよ。

 長文にて、失礼いたしました。
投票数:146 平均点:5.48

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