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Re: 手探り航法・旅日記

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通常 Re: 手探り航法・旅日記

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77
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2007-8-25 12:05
hide  長老 居住地: 兵庫県  投稿数: 628
hideです。
 突然ですが、今日からまた、世界一周に挑みます(^^)/。

 今回は、西回りの一周をめざします。飛行エリアを北半球に限定しますので、総飛行距離は赤道よりも短く、南北両極と7大陸を飛び回った前回の「地球縦回り一周」(約6万キロ)よりは、コンパクトな規模になりそうです。
 ただし前回は松山出発後、コースの6割程度をUFOで駆け抜けており、一般航空機で飛んだのは南極以降だけでしたが、今回はプロペラ機やジェット機で、じっくり全航程を攻略します。

 使用機は、長距離飛行の操縦と航法がしやすいよう、熟成を進めてきた「ブロンコ改」がメインになりますが、一部区間では、さらに高速の(或いは、逆に鈍足でも面白みのある)航空機も交えて、じっくり旅を楽しんでみたいものです。

●地球に自分だけの、航跡を:
 私の海外バーチャル大飛行は、これで通算4回目。最初はマイクロソフトのFS98時代でした。沖縄・下地島でゲイツ・リアジェットの操縦練習中、ふと思いついてお隣の台湾へ渡ったところ、スケールの大きな海外フライトが面白くてたまらず、
     「もうヒコーキが、止まらんぜ!!」
という状態になり。一気にローマまで行ってしまいました。

 その後2回、フライトシムで世界一周に挑みまして、成功率は今のところ「1勝1敗」です。
 MSFS2000で計画した「プロジェクト・北極星」では、羽田からアンカレッジ経由の北極横断飛行で旅を始め、南米南端を経て地球を約4分の3周しましたが、北米のコロラド高原で、すっかり飽きてしまいまして挫折。2度目が前回の「プロジェクト・南十字星」で、南極点到達を含む、縦回り一周を達成しました。
 前回の旅は、熱心に航法の勉強をしながら飛んだため、まったく飽きることがありませんでした。さらに言いますと、この連載を書かせて頂き、FlightGearを通じて多くの皆さんを、「旅の仲間」と感じることができたからこそ、達成できたのだと思います。改めて皆さんに、心よりお礼申し上げます(^^)。

 今回の西回り飛行には、「プロジェクト・ハイフライト」という名前を付けました。航程の前半には、中央アジアの大高原地帯を、たっぷり飛ぶ予定です。いつ終わるか分かりませんが、焦らずのんびり進めるつもりです。(ヨットの堀江謙一さんが「航海は、一つ一つが私の作品」と仰っていましたが。フライトシムでもだんだん、そう言う気分になってきますね)

     ○

 では、出発します。
最初の航程の、フライトプランをお目に掛けましょう。


■「近くて遠い国」をめざして■(松山〜平壌)
 マップデータ:e130n30
        e120n30
以下磁気方位。コンパス偏差は「偏西6度」。

◎松山(VOR 116.30)
    ▼305度33nm
★玖珂VORTAC(114.30)
    ▼「V28」航空路 261度91nm
★福岡VOR(114.50)
    ▼313度64nm
★対馬VOR(111.45)
    ▼350度53nm
★釜山VOR(114.00)
    ▼264度70nm
★麗水VOR(115.70)
    ▼301度43nm
★広州VOR(114.40)
    ▼357度49nm
◎群山基地VOR(112.80)
    ▼01度49nm
◎瑞山基地VOR(111.50)
    ▼006度46nm
◎IncheonVOR113.8
    ▼79度17nm
◎ソウル・金浦空港(VOR 113.60)
RWY323-143 南ILS 110.70 108.30
     ▼353度26.2nm
△板門店付近
     ▼328度87nm
◎平壌(NDB 402 コンパスロケータ南290、北438、
    南ILS109.9 北109.50)
    空港の位置=N39.12.54-E125.40.31
    滑走路方位=008-188,350-170

 総飛行距離:587nm。

●紙飛行機の思い出と、対馬海峡:
 松山空港のエプロンで、ブロンコ改を始動します。
早朝にパソコンを起動しましたので、リアルウエザー機能が選んだお天気は、2525ftに雲量「few」、しかも無風と好条件。今日の総飛行距離は587nmに及びますので、あまり細かい航法はせず、VORお任せで、どんどん距離を稼いでみましょう。

 VFR(有視界飛行方式)の飛行パターンで離陸し、松山市街地へ。城山と自宅周辺に別れを告げ、空港上空に戻って、最初の中継地・玖珂VOR(岩国市の南方)に機首を向けます。
 さあ、旅の始まりです。先が長いので、すぐAキーを使って2倍速としました。

 玖珂VORを過ぎ、周防灘を西進して、北九州空港付近で九州の上空に進入。もと北九州市民としましては、この辺は懐かしい風景です。筑豊のシンボル・香春岳(かな?)を飛び越えたあたりで、早くも燃料計が4分の1ほど減っているのを発見。これはしまった、ずっと機内燃料タンクのままだったのですね。パネル右のスイッチで、さっそく機外の補助タンクに切り替えました。

 博多湾と福岡空港を遠望しながら、同空港への最終進入点になっている、福岡VORを通過。ここは「海の中道」と呼ばれる長い砂洲で、大きな海浜公園が広がっています。
 余談ながら。この一角にある「大芝生広場」は私が昔、紙飛行機クラブの月例会に通った場所です。塗装と研磨を重ねたケント紙のグライダーを、ゴムで打ち上げるアレですが、うまくサーマル(太陽熱上昇風)に乗りますと、分単位の滑翔も可能です。
 ヒコーキが大好きなおじさん、おばさんが炎天下、帽子とサングラスに身を固め、ストップウォッチを握りしめて、頭上を旋回しながら青空へ、次第に昇ってゆく機影を追って、ドタバタ疾走する光景は、我ながら大笑いですが。ものすごく楽しかったです…私のクラブ認定滞空記録は、7分56秒視界ボツでした。

●釜山の沖、鎮海湾をゆく:
 240Kt×2倍速で、ぐんぐん対馬海峡へ。対馬を飛び越えれば、もう日本とお別れです。朝鮮海峡を北進し、やがて水平線のもやから現れた釜山市は、深い入り江と山々が組み合わさり、箱庭のように美しい地形の街でした。空港もなかなか立派です。

 市街地の海岸沿いを西へ飛ぶと、きれいな島々の間に、東西4nmくらいの湾が見えてきました。
   「これが有名な、鎮海湾かあ。案外小さいな…」
 ここはかつて日露戦争中、日本海軍が前進基地として滞在した泊地です。陸岸からケーブルを引き込んで、停泊中の旗艦「三笠」から直接、東京の海軍省に電報が打てたそうで、当時としては、非常に贅沢な「通信環境」だったでしょうね。

 日本海海戦は、無線電信機が本格的に使われた、史上初の戦闘として知られますが、実は海底電線を使った電信でも「水面下の闘い」があった模様です。日本が鎮海湾から、同盟国のイギリスや、戦費を貸してくれたアメリカに連絡を取るには、最初はロシアの管理する電信網を経由するしか方法がなく。日本側は傍受を防ぐために、慌てて長大な海底ケーブル網を敷設したのだとか。
 日本近海さえカバーすれば、その先にはイギリスの、世界にまたがる電信網と情報網があります。日露戦争に勝った(或いは、負けずに済んだ)のは、これらに負うところが大のようです。

 一方で日露戦争は、当時の日本から見れば「やっと誕生した近代国家を守る、国民あげての防衛戦争」だったでしょうが、見方を変えれば「朝鮮半島から、さらに中国・満州への侵略準備」の性格も否定はできず。もっとグローバルに見れば「ロシアの南下から、中国や太平洋の植民地を守りたいイギリスが、日本をたきつけて戦わせた代理戦争」だとも言われます。仮想現実とはいえ韓国を飛ぶと、そんな「歴史の重さ」もまた、感じずにはいられません。

     ○

 釜山から麗水に掛けての韓国南岸は…実際に行ったことは、まだありませんが…FlightGearで見る限り、非常に美しい多島海です。地図によると観光特区や道立公園が連なり、日本なら三浦半島と湘南海岸、瀬戸内海がくっついたようなものでしょうか。
 高度を8000ftに上げて、内陸の広州へ。ここでVORの針路設定を間違えてしまい、かなり東へそれたため広州は飛ばして、韓国西岸中部にある、瑞山空軍基地のVORへ直航。(この上空で一度セーブして、後日飛行を再開しました)

●ソウルで給油、「南北」境界の板門店へ:
 韓国西岸を北上し、仁川国際空港からソウルに繋がる、阪神間くらいの大きさの都市圏へ降下を開始。ソウルは意外に山が多く、心地よく蛇行した川(漢江)に彩られた街ですね。付近に複数の空港があるため、実機が計器飛行でアプローチすると、やや複雑な経路になりそうですが、今回はあっさりと、有視界飛行で金浦空港へ着陸。燃料はまだありますが、一応補給しておきます。

 一息ついたら、さて「国境への旅」です。
北朝鮮へ入るには、いったん黄海上空へ迂回したりする方が、リアリティーがありますが。時間が掛かるため、軍事境界線の上にある冷戦の象徴・板門店に直航しました。Atlasマップには、もちろん位置が図示されないので、緯度経度を基にベクトルを計算して、金浦空港VORからコースを引きました。
 実際に行ってみると…山の中に池(川の屈曲部?)が二つほど見えて。その真ん中あたりを通りましたが、後でGoogle Earthの衛星画像を見ると、おおむね位置は合っていたようです。

 DMZ(いわゆる「軍事境界線」)を越えた後は、穏やかな山並みが続きます。金浦空港VORを受けていますが、DMEの感度が悪いため、高度を10000ftまで上げ、慎重にコース修正を重ねながら北上。さらに感度が落ちたので、平壌NDBに切り替えました。(FlightGearの平壌空港には現在、VORがありません。ただし現実世界では、ちゃんと設けられています)
 やがて平壌の市街地が見えてきました。ここもまた、緩やかにうねる大同江が、街を南北に分かつ「川の都」です。街を作る土地の選択センスは、どことなくソウルと似ていますね。これって風水で、縁起がいい地形なのでしょうか。

●将軍様の国際空港:
 市街地の北、12nmほどにある平壌国際空港は、実は私が「いつか、必ず降りてみよう」と、楽しみにしていた空港です。数ある世界の空港の中でも、群を抜いてユニークで、初めてAtlas画面で見たときに、思わず「うっそ〜〜〜っ!!」と叫んでしまいました。何しろ2本ある滑走路が、なぜか前後に並んでいるのですから。

 空港は、主に風の吹く方向に合わせて、主滑走路を設けます。これで容量が足りなくなったら、普通は2本目を平行に設けて、離着陸機をさばきますよね。土地とお金にゆとりがあれば、さらに横風用の交差滑走路を追加します。
 ところが平壌空港は、南北に走る主滑走路(3800m)の南端から、南にわずか1キロ足らずの場所に、やはり南北に走る第2の滑走路(3500m)があります。こちらは方位が、約10度だけ西に傾いていますが、位置的には、ほとんど一列です。

 2本同時に発着を…やろうと思えば、出来ないことは、ないのかも知れませんが。もし1機が着陸復航をしたら、非常に恐いことになりそうです。さすがに実世界では、南滑走路は現在、閉鎖中。2本の滑走路は、長い誘導路で繋がれており、日本で言えば千歳空港と新千歳の関係に、少しだけ雰囲気が似ています。
 ひょっとすると、これは。軍用と民間用とか、元は別々の飛行場だったのが、拡張工事を重ねている間に接近してしまい、身動きが取れなくなったのかな?とか、あれこれ想像を巡らしていますと、この「遠い国」が少しだけ、近くも感じられてきます…。

 もう一つの「謎」は、NDB局の異様な多さです。
以下は、Atlasの画面情報だけが根拠ですが。0.9.10版のマップでは、空港の15nm以内にNDBが7カ所設置されており、一つ前のバージョンとなると、何と11カ所もあります。
 ほとんどが、滑走路の延長線上にありますから、より精密に進入するための、コンパスロケーター(アウターマーカーの代りに設けられたNDB局)だろうと思います。しかしロケーターでしたら、2本の滑走路に計4個あれば十分。やたらに作っても、周波数切り替えに苦心するだけですので、これも同空港ならではの神秘です。

     ○

 …ともあれ、無事に北滑走路へ着陸しました。有視界飛行で降りましたが、北側はILSも双方向にあります。

 長い誘導路を少々迷いながら、南滑走路沿いにあるエプロンに向けて延々、15分も掛かってタキシングすると、得も言われぬ旅情が湧き上がってきました。次回は黄海を越えて、北京に向かいます。
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