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Re: 手探り航法・旅日記

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通常 Re: 手探り航法・旅日記

msg# 1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1
depth:
27
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2006-5-3 20:48
hide  長老 居住地: 兵庫県  投稿数: 629
hideです。
 今回はちょっと趣向を変えて。これまで私が、ほとんど活用していな
かったGPS機能を主に使い、Atlasを常時チェックしながら、らくらくナ
ビゲーションで、オーストラリア大陸の縦断飛行に出発します。

 ■砂漠の大陸…オーストラリアをゆく■(その1)
    (マップデータ:e150s40.tgz
            e140s40.tgz
            e140s30.tgz
            e130s30.tgz )
 先日、ニュージーランドからシドニーに到着して、「さてオーストラ
リアのどこを飛ぼうか」と迷いました。FlightGearの世界は、カリフォ
ルニアの湾岸を除くと、有名な建物などの3Dオブジェクトが、ほとん
どありませんから、MSFSではお馴染みの「ジェット機で長距離を飛んだ
後、ちょっと軽飛行機で市内観光」が、あまり楽しめません。

 その反面、立体地形の解像度は比較的高く(場所によっては分解能が
90メートル)、海岸線や山のイメージなどは、けっこう現実に近いので
地形の面白さは、あちこちで味わえます。
 「これこそオーストラリアだ!」と呼べるような場所を、どこか見物
したいなあ…と、ネットであれこれ、観光ガイドを眺めますと、豪州は
沿岸部を除けば、本当に砂漠だらけの大陸だと、改めて痛感しました。
では、砂漠を見に行こう!

 【エアーズロックへの道】
 Atlasの画面表示で、ノーザン・テリトリー州南部を、衛星写真風に
拡大してみると…おおっ、「Ayes Rock」空港(YAYE)というのがあり
まして、10nmほど南南東に、ゆでたまごを半分に切ったような、突起が
見えます。世界最大の一枚岩・エアーズロックが、ちゃんとマップにあ
るのですね。その15nm西にも変な山が見え、観光ガイドに載っている
「オルガス」岩山群らしい。これは、見に行くしかありません(^^)。

 ●GPSフライトのおさらい:
 さっそくシドニーを離陸し、内陸部へ向かいます。
 シドニー国際空港(YAAY)とエアーズロック空港(YAYE)に、Atlas
のカーソルを当てて緯度経度を調べ、おなじみの「Virtual E-6B」ツー
ルに入力して一応、距離と方位を算出しておきました。(これはGPSの
計算結果と比較するためで、飛行自体には必要ありません)
 私の計測では、距離は1172nmで、これまでの最長無着陸飛行になりま
す。針路は真方位で298度です。FlightGearでセスナC310(Yasim版)
を起動し、ついでに風向風速も計って、推測航法に必要な補正値を出し
ました。(今回は使いませんが、まあ習慣で念のため)

 GPS機能を使った飛行は、実はあまり、やったことがありません。
もしも、同じような方のご参考になればと、少し詳しく設定法を書いて
おきます。勘違いがあるかも知れませんが…どうぞ皆さんの、ご教示を
お願い致します。機体はC310の場合です。

 【行き先の入力】
 滑走路を離陸後、上昇しながら、メニュー・バーからオートパイロッ
トを開いて高度8000ft、速度135ktに設定。「Add Waypoint」の欄に
行き先を「YAYE」と入力。これで針路が、大圏コースで自動計算され、
必要な真方位が、オートパイロットの「True Heading」欄に代入され
ます。するとHUDの左上に、

 「hdg = 291.0
  YAYE 1177.3nm 8:52
  alt = 8000」

…という風に表示されます。hdgは針路、その下は目的地と距離、それに
所要時間(時間:分)です。GPSの場合、距離と方位は大圏コースですの
で、一定の機首方位を保つラームラインを使う、私の計算結果とは、少し
数字が違います。(距離は多分、使用滑走路によっても変わります)

 【Pop Waypointとは】
 このWaypoint(目的地または中継地点)は、最大で8カ所入力できる
ようで、たくさん入力すると、HUDの左上の表示が増えていきます。空港
だけでなくNDBやVOR局、或いはFIXポイントが、ローマ字符号だけで入力
可能です。
 GPS使用中は、Waypointの0.1nm以内を飛んだ場合に「通過」と判定さ
れ、次のWaypointに向かいます。短距離に、多数のWaypointを取った
場合、旋回半径の関係で、0.1nm以内を通過できないケースもあります。
この場合は「Pop Waypoint」を使うと、一番上の1地点が抹消されて
リストが繰り上がり、次のWaypointに直行することが出来ます。

 本来は滑走路上で、必要なWaypointを全部入力したいのですが、そう
すると機体は、滑走路なんか無視して、地上で目的地の方角に走り出し
てしまいます。
 これを防ぐには、Waipoint入力直後、いったんオートパイロットを
開いて、左上の「Heading Control」欄の、チェックボックスをオフに
し、離陸を終えてからオンに戻します。
 これで離陸中は、手動操縦になる…はずですが、そうならないことも
あるので、その場合はもう一度、オフの操作を繰り返してください。
基本的にはWaypointを、離陸後に入力したほうが無難なようです。


 ●ウイングレベラーのおさらい:
 GPSで巡航中は、1倍速(通常の飛行)か2倍速でしたら、そのままで
大丈夫。自動的にWaypointをたどっていきます。
 今回は飛行距離が長いので、「a」キーを何度か打って、倍速モードで
飛行します。1回打つごとに2倍速、3倍速と加速します。経過時間は
そのままですので、ご注意を。少々長く飛んでも、お日様がなかなか西
に傾きません…。

 3倍速以上の場合は、主翼が左右に大揺れして、運が悪いと錐もみに
入るという、やっかいな現象が、周期的に起きますので、ウイングレベ
ラーの使用をお勧めします。
 設定方法は、機首が目的地を向いて安定したら、オートパイロットを
開き、「Heading Control」の設定を、「True Heading」から「Wings
Level」に切り替えます。これでウイングレベラーが作動し、4倍速程度
までは、安全に飛行可能です。乱気流をオフにしてある場合は、短時間
でしたら8〜10倍速でも飛べます。
 ただし、たまに大揺れをして危険ですので、左手をキーボードにかけ
ておき、機体が揺れ始めたら「Shift+a」を連打して、倍速モードを解除
できるよう、身構えておくほうが無難です。

 【針路の修正法】
 ついでながら。ウイングレベラーの使用中は、現在の針路を機械的に
維持しますけれども、設定したWaypointへの針路から、次第に機首方位
がずれる傾向があります。そこで数分に1回は、

 (1)1倍速に戻す。
 (2)ウイングレベラーを解除して、「Heading Control」の設定を
    「True Heading」に変更する。
 (3)数十秒待ってから、HUDの最上部にあるコンパス表示を見て、
    Waypointへの針路を取ったことを確認。
 (4)もう一度ウイングレベラーをセットし、任意の倍速に戻す。

…という操作をすると、本来の針路を維持できます。


 ●水のない湖:
 さて。シドニーの大都市圏を離れて、一路西へ向かいます。
 先日の、ピンポイントで孤島を狙う、タスマニア海横断と違い、大陸
上空のクロスカントリー飛行は、たいへん気楽です。市街地と入れ替わ
って、前方には耕地が広がり始め、やがて森や原野が眼下を覆います。
そのうち機体は、どこまでも続く、平たい高原を進み始めました。

 いやあ、広い国ですねぇ。都市や集落は視界に入らず、道もまばら。
そのうち、ゴルフ場のバンカーのような、小さな砂地があちこちに見え
始めました。
 Atlasによると間もなく、大きな湖を越すはずです。ところが、たどり
着いたのは、大きな風紋と言いますか、砂丘の連なる灰色の砂漠。世界
地図を参照し、雨期以外は干上がる、乾湖しかない地方だと分かりまし
た。それから数百マイルにわたり、ひたすらもう砂漠。さまざまなベー
ジュやグレー、わずかに緑がかった土地、或いは…赤茶けた世界。

 もしリアルタイムで飛ぶと、こんなのが5、6時間、続くわけです。
8倍速ですっ飛んでいても、砂漠の非情なまでの量感に、圧倒されっぱ
なしでした。FlightGearには、エンジンの故障を起こす仕組みは、多分
ありませんが、それでもなお、ここでエンストしたらどうしよう…とい
う気分になってきます。

 ●砂漠の真ん中に不時着:
 ここで私は、信じられないものを、目にしました。
エアーズロックまで、あと約1時間。まだたっぷり、燃料が残っている
のに、不意にプロペラが、パラパラと回転を落とし。突然エンジンが、
左右同時に止まってしまいました。
 眼下は鮮やかな、サーモンピンクの砂漠。あわてました。

 直ちにオートパイロットを、ディスエンゲージ(解除)。燃料を調べ
ると…やはり40gal以上残っています。ただし翼内タンクは、左右とも
使い果たして空っぽ。チップ(翼端)タンクは残っていますが、なぜか
ガスが回らないのです。呆然として、再始動を試みました。

 翼内タンクのコックをオフ。ミクスチャーをフルリッチ。左エンジン
を選択、発電機オン。セルを回すが、始動せず。高度が下がります。
 ええと…燃料をクロスフィード(他タンクから引く)しよう。つまり
チップタンク内の残量を減らし、その分を、翼内タンクに足して始動。
これもだめ。何度もやり直し、いずれもだめで、焦ります。高度はまだ
1500ftありますが、何か忘れていないか…あっ、電波高度計を見ると、
なんと400ftしかない。思えばここは、高原だったのです。

 もう時間切れです。ギアダウン。フラップも1段だけ下ろし、シフト
+F5キーで、計器板の位置を下げ、広い視界を確保して、ふんわりと
接地。なんとか、不時着に成功しました。
 たまには、こんな目に遭ってみたい…と正直、思っていたのですが。
実際に突然出くわすと、いかにシミュレーションでも、けっこう怖いと
いうことが分かって、我ながら意外でした。

 ●タンクが空になる前に:
 よく調べると、翼内タンクの燃料残量は、チップタンクからガソリン
を移すと、容積表示だけは増えますが、重量表示はゼロのまま。仕様か
バグかは、存じませんが…飛行中、うっかり翼内タンクを空にしてしま
うと、もう再始動できないようです。
 そこで修理の代わりに、アプリケーションを再起動。燃料の残りを
約40galに合わせて、不時着地点でエンジンを始動。離陸して、エアーズ
ロック空港をめざしました。思わぬ離着陸で、予定より燃料を食ってし
まい。残りはわずか9.7galでしたが、まずは無事に、サーモンピンクの
砂の上の滑走路に到着です。

 燃料切れによる不時着は、実はFS2000では、何度かやっています。
一度は、リアジェット45の燃料搭載量を間違えて、確かイタリアで燃料
が欠乏。GPSの緊急モードで最寄り空港を探し、アプローチが高すぎたが
やり直す暇はなく…ハイウエーに着陸。
 もう一回は、デハビランドDH-4複葉機(1920年代米国の郵便機仕様)
を使い。サンテグジュペリを気取って、昔のスペイン=アフリカ間の郵
便飛行ルートを飛んでいる最中に、古い機体の燃料計が、現在のものと
違って、均等目盛りではないのに気付かず、ガス欠。スペイン南岸・ア
リカンテ空港の真上でエンストし、エプロンに着陸しました。

 FlightGearでは初めてですが、以後きっちりと、燃料コックの切り替
えを励行することにしましょう…。

 ●ナウシカの「風の谷」:
 さてお待ちかね、観光フライトです(^^)。
オルガス岩山群を空中から訪れ、エアーズロックを見物し、空港へ戻る
三角形のコースです。使用機は、このサイトからダウンロードしたハン
ググライダーです。外見は普通のハングですが、実際はエンジンが付い
ていて、スロットルを開くと、自力で離昇できます。
 このオルガスの岩山は、宮崎駿監督「風の谷のナウシカ」の、風の谷
のモデルとも、言われているそうですね。そこでメーヴェの代わりに、
ハンググライダーを選んでみました。

 ごつごつした岩山群に、西から接近すると、なるほど観光ガイドHPに
ある通り、トレッキング用の道があって、巨大な二つの崖の間を抜けて
います。そういえば…劇場版「ナウシカ」の冒頭近く、さすらいの剣士
ユパが、ナウシカに助けられた直後、風の谷を訪れるシーンに、雰囲気
がよく似ています。
 エアーズロックのほうも、結構それらしく見えますが、地形データと
テクスチャーが、あまりぴったり合っていない様子で、ちょっと惜しま
れる出来映え。とはいえ2カ所とも絶景で、連休のお勧め低空飛行コー
スです。
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