はじめに †
FlightGear の機体として必要な 3Dモデルには、機体そのものだけではなく、パネル、計器類など様々なモデルを作成することとなります。このページでは機体作成にかかせないこれらの3Dモデルの作成方法について説明していきます。
作成準備 †
ツールの準備 †
3Dモデルを作成するためには、いくつかのツールが必要となります。ここでは、それらのツールのうち、FlightGear の機体作成によく使われているものを幾つか紹介します。おすすめのソフトがあればここに加筆してください。
- 3D モデリングソフト
現在 FlightGear では ac3d 形式の 3Dモデルが利用されています。これを編集するには 市販の AC3D または オープンソースの Blender を利用すると良いでしょう。ここでは 主に ac3d を利用して解説していきますが、基本的には同等のことが Blender でも実現できると思います。
- (ラスター)グラフィックエディタ
3Dモデルのテクスチャとして rgb 形式の画像を作成するときに利用します。Gimpや Photoshop などを利用すると良いでしょう。
- ベクターグラフィックスエディタ
パネルや計器類等の化粧板を作成するときに便利です。Inkspace をはじめとして、様々なツールが利用可能です。もちろん、ラスターグラフィックスエディタだけでもパネルや化粧板は作成できますので必須ではありません。
- テキストエディタ
機体の3Dモデルデータや計器類の設定ファイルを記述した xml ファイルを作成するために利用します。どのようなエディタでも構いませんが、unix の改行コードを出力できるエディタがよいでしょう。私は Emacs や vim を利用しています。Windows 環境下であれば秀丸エディタなどでも良いでしょう。
- FlightGear 本体
正しくモデリングされているかを確認するために利用します。
情報収集 †
機体の3Dモデルを作成するためには、いくつかの情報を収集する必要があります。常に必要な情報がインターネット上にあるとは限りませんが、情報収集に役立つサイト(あるいは google の検索キー)をいくつか紹介しておきます。
- 三面図
- 機体の写真
- コックピットの写真
- 検索キー: メーカー, 機体名, cockpit (あるいは コクピット)
- 計器類の写真と説明
- 検索キー: メーカー, 機体名, instruments (gauges, 又は計器)
- 参考となる機体データ
これらのサイトでからも情報が収集できない場合は、専門書を多く扱っている書店で探してみてください。
モデル作成方法 †
沢山のスクリーンショットをとるのが大変なので、とりあえずリンクを貼っておきます。
つづく (2007/1/29 by Tat)