777-200ER のオートブレーキ

JA8094 さん、こんばんは。
toshi です。はじめまして！

ご報告の投稿内容は本スレッドの方がふさわしいかと思いましたので、勝手ながら記事を移動させていただきました。

早速私も Windows 版 FlightGear v2.0.0 に付属している 777-200ER を試してみましたが、ご報告にあるとおり、オートブレーキとArmed状態のスピードブレーキは着陸時に正常に動作しませんでした。
着陸時に自動的にブレーキをかけるこれらの機能はオートパイロットの機能の一部として提供されているようなのですが、現状では、オートパイロットの実装がまだうまくできていないものと推測します。

以下、私が確認した事を経過報告として書き留めておきます。

私の場合は、FlightGear メ ニューの
Positions > Pisition Aircraft (in air)
でRJTTから南に5マイル離れた高度2000フィートの場所から飛行を開始し、NAV1の周波数に111.7MHzを指定し、3D計器パネルの[APP][LOC][A/P]ボタンで自動着陸を試みました。

自動着陸自体はうまくいったのですが、オートブレーキやスピードブレーキは動作しませんでした。
# 最初はパーキングブレーキがオンのまま着陸して急減速したため、うまく機能したのかと勘違いしてしまいました...

オートブレーキに焦点を絞りますと、AUTOBRAKE のつまみを左に回して「DISARM」「OFF」「RTO」にすると、コンソール画面に
Failed to execute command property-assign
というエラーメッセージが表示されますので、何かの設定ファイルがおかしい様子です。

また、File > Browse Internal Properties で
/instrumentation/afds/settings
と
/autopilot/autobrake
の挙動を見てみると、つまみの回転に対して前者は反応しますが、後者は反応しません。

さらに、777-200 の開発履歴を
http://mapserver.flightgear.org/git/gitweb.pl?p=fgdata;a=history;f=Aircraft/777-200;hb=HEAD
で確認しますと、win版2.0.0に含まれているファイルは2010-01-28付けの物と同じ内容なのですが、それ以前の2009-09-21付けで「Fully working auto-brake system, with many thanks to Syd.」とあります。

試みに、この2009-09-21付けの777-200 以下のファイル一式を使用してみたのですが、内部プロパティの /autopilot/autobrake はつまみに反応したものの、着陸時にオートブレーキをかける方法は分かりませんでした。

加えて、最新の 2010-02-14付けのファイルも試してみましたが、こちらはv2.0.0同梱のものと特に挙動は変わりませんでした。

http://wiki.flightgear.org/index.php/Boeing_747-400_Tutorial
によりますと、747-400 は着陸時にオートブレーキが動作すると書いてあるので、747-400 では正常に動作するか、今後試してみたいと思います。