TerraSync を使ったシーナリーの自動取得
toshi
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Windows版 FlightGear 1.9.0 に新たに加わった TerraSync を試してみました。
多分、Mac版でも TerraSync を使えるようになっていると思います。
【効用】
- 現在位置のシーナリーを自動的に取得してくれる
--> これまでのようにシーナリーファイルを個別にダウンロードする必要が無い
- 最新の(公式リリース前の) シーナリーデータに自動的に更新してくれる
--> 例えば Scenery 1.0.1 には含まれていない 東京都庁舎 などを楽しむ事が出来る。
【注意点】
- FlightGear を実行する前に TerraSync を起動しておく
- TerraSync は初めて取得する地域のデータをダウンロードするのに5分程度かかるため、TerraSync によるダウンロードが終わってから FlightGear を再起動しないと反映されない場合がある
- 共有モデル (SharedModels.tgz) は今のところ更新されないため、コンソール画面にエラーメッセージが表示される場合がある
- インターネットに接続している環境でないと、当然ながらシーナリーを取得できない
以下、Windowsユーザ向けに TerraSync の使用方法を解説します。
インストール時の設定や OS により多少異なる部分があるはずですが、適当に読み替えてください。
1. Windows の [スタート] メニューから、[すべてのプログラム] > [FlightGear v1.9.0] > [Tools] > [TerraSync] をクリックして TerraSync.exe を起動
- 以下のような起動オプションがあらかじめ設定されています
2. FlightGear Wizard (fgrun) を起動
2.1 [Prev] ボタンで最初の画面に行き、FG_SCENERY の [▲][▼]ボタンで FlightGear/terrasync フォルダが一番上に来る (最優先になる) ように順番を変更
- これをしないと、FlightGear/Scenery などに手動でダウンロードしたシーナリーが優先される
2.2 最後の画面に行き、[TerraSync] にチェックしてから [Run] ボタンで FlightGear を起動
おおまかには以上です。
国内のシーナリーデータをインストール済みの状態で上記の設定を行い、例えば RJTT で起動して新宿上空に飛んでみると、最初は東京都庁舎が現れていないことでしょう。
しかし、しばらくしてから FlightGear を一旦終了して、再度 FlightGear Wizard の [Run] ボタンで FlightGear を起動すると、今度は東京都庁舎を見る事が出来るはずです。
また、FlightGear Wizard の空港リストに掲載されていない地域のデータを TerraSync で取得するには、まず適当な空港から FlightGear を起動した後、FlightGear のメニューバーから [Location] > [Select Airport from List] で例えばパリのシャルルドゴール (LFPG) を選択して [Apply] を押します。
恐らく 「海上」 に移動しますが、TerraSync のコンソール画面にはシーナリーデータを取得している様子が表示されます。
取得が終わったら、FlightGear を終了し、FlightGear Wizard の空港リスト で [Reflesh] ボタンを押してから LFPG を選択して起動すると、今度はちゃんと陸上に移動できます。
(関連情報)
FlightGearマニュアル
- 2.1.3 飛行中にシーナリーを取得する
英語フォーラム
- Maintain your local Scenery via TerraSync
多分、Mac版でも TerraSync を使えるようになっていると思います。
【効用】
- 現在位置のシーナリーを自動的に取得してくれる
--> これまでのようにシーナリーファイルを個別にダウンロードする必要が無い
- 最新の(公式リリース前の) シーナリーデータに自動的に更新してくれる
--> 例えば Scenery 1.0.1 には含まれていない 東京都庁舎 などを楽しむ事が出来る。
【注意点】
- FlightGear を実行する前に TerraSync を起動しておく
- TerraSync は初めて取得する地域のデータをダウンロードするのに5分程度かかるため、TerraSync によるダウンロードが終わってから FlightGear を再起動しないと反映されない場合がある
- 共有モデル (SharedModels.tgz) は今のところ更新されないため、コンソール画面にエラーメッセージが表示される場合がある
- インターネットに接続している環境でないと、当然ながらシーナリーを取得できない
以下、Windowsユーザ向けに TerraSync の使用方法を解説します。
インストール時の設定や OS により多少異なる部分があるはずですが、適当に読み替えてください。
1. Windows の [スタート] メニューから、[すべてのプログラム] > [FlightGear v1.9.0] > [Tools] > [TerraSync] をクリックして TerraSync.exe を起動
- 以下のような起動オプションがあらかじめ設定されています
"C:\Program Files\FlightGear\bin\Win32\terrasync.exe" -S -p 5505 -d "C:\Program Files\FlightGear\terrasync"
2. FlightGear Wizard (fgrun) を起動
2.1 [Prev] ボタンで最初の画面に行き、FG_SCENERY の [▲][▼]ボタンで FlightGear/terrasync フォルダが一番上に来る (最優先になる) ように順番を変更
- これをしないと、FlightGear/Scenery などに手動でダウンロードしたシーナリーが優先される
2.2 最後の画面に行き、[TerraSync] にチェックしてから [Run] ボタンで FlightGear を起動
おおまかには以上です。
国内のシーナリーデータをインストール済みの状態で上記の設定を行い、例えば RJTT で起動して新宿上空に飛んでみると、最初は東京都庁舎が現れていないことでしょう。
しかし、しばらくしてから FlightGear を一旦終了して、再度 FlightGear Wizard の [Run] ボタンで FlightGear を起動すると、今度は東京都庁舎を見る事が出来るはずです。
また、FlightGear Wizard の空港リストに掲載されていない地域のデータを TerraSync で取得するには、まず適当な空港から FlightGear を起動した後、FlightGear のメニューバーから [Location] > [Select Airport from List] で例えばパリのシャルルドゴール (LFPG) を選択して [Apply] を押します。
恐らく 「海上」 に移動しますが、TerraSync のコンソール画面にはシーナリーデータを取得している様子が表示されます。
取得が終わったら、FlightGear を終了し、FlightGear Wizard の空港リスト で [Reflesh] ボタンを押してから LFPG を選択して起動すると、今度はちゃんと陸上に移動できます。
(関連情報)
FlightGearマニュアル
- 2.1.3 飛行中にシーナリーを取得する
英語フォーラム
- Maintain your local Scenery via TerraSync
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TerraSync を使ったシーナリーの自動取得
(toshi, 2009-1-11 16:31)
- Re: TerraSync を使ったシーナリーの自動取得 (toshi, 2009-3-20 0:17)
- Re: TerraSync を使ったシーナリーの自動取得 (MiYABi, 2009-3-27 2:11)