viewカメラの直近を見る方法は？
- このフォーラムに新しいトピックを立てることはできません
- このフォーラムではゲスト投稿が禁止されています
hide
居住地: 兵庫県
投稿数: 650
居住地: 兵庫県
投稿数: 650
hideです。ちょっと技術的なご相談をさせて下さい。
以前、六分儀の役目をする「フライト・コードラント」を考案して分かったのですが、FlightGearの view は、カメラ位置から約12�冖に�の距離にある物体を、すべて無視するように出来ているようですね。恐らく、パイロット人形の頭に遮られずに周囲を見るためだと思われます。既存のcockpit view などだけではなく、新たな view を自作した場合も同様に、約12�冖に�の距離にあるものは見えません。実はこれで少々困っています。
最近私は、ヘリコプターの地文航法に利用できる光学装置を、３Ｄオブジェクトで自作するアイディアを練っていますが、この器械を実現するには、カメラ位置から数ミリ〜数十�冂�度のところに、一種のカーソルを幾つも配置する必要があります。現状ではこのカーソル群を見るには、カメラから最小で12�冦イ靴毒枌屬垢襪靴�ありませんが、こうすると一番遠いカーソルは数メートルも先になり、装置の外形が大きくなり過ぎて、とても実用化できません。viewごとに、カメラの直近も見える設定を行う方法はないでしょうか。
以前、六分儀の役目をする「フライト・コードラント」を考案して分かったのですが、FlightGearの view は、カメラ位置から約12�冖に�の距離にある物体を、すべて無視するように出来ているようですね。恐らく、パイロット人形の頭に遮られずに周囲を見るためだと思われます。既存のcockpit view などだけではなく、新たな view を自作した場合も同様に、約12�冖に�の距離にあるものは見えません。実はこれで少々困っています。
最近私は、ヘリコプターの地文航法に利用できる光学装置を、３Ｄオブジェクトで自作するアイディアを練っていますが、この器械を実現するには、カメラ位置から数ミリ〜数十�冂�度のところに、一種のカーソルを幾つも配置する必要があります。現状ではこのカーソル群を見るには、カメラから最小で12�冦イ靴毒枌屬垢襪靴�ありませんが、こうすると一番遠いカーソルは数メートルも先になり、装置の外形が大きくなり過ぎて、とても実用化できません。viewごとに、カメラの直近も見える設定を行う方法はないでしょうか。
投票数:7
平均点:5.71
toshi
投稿数: 1540
投稿数: 1540
hideさん、こんばんは。
toshiです。
最近のFlightGearがまともに動くＰＣ環境ではないため、自分で試すことがあまり出来ない状況なのですが、
Debug > Browse Internal Properties
で
/sim/rendering/camera-group/znear
を確認し、その数値を小さい値に設定すると効果があるか、確認してみてください。
効果があるようなら、起動時オプションで
--prop:/sim/rendering/camera-group/znear=0.01
のように指定するか、あるいは、ooo-set.xml内で設定することも可能なはずなので、たとえば bo105-set.xml にあるという書式を真似してみてください。
逆に、zfarを変更して500 km遠方を見えるように設定する例(これもご興味があるところかと思いますが)であれば、
http://www.flightgear.org/tours/pushing-the-boundaries-the-x-15-story/
に
・ View->Adjust LOD ranges を 500000 に
・/sim/rendering/camera-group/ の zfar を 500000 に
・ /local-weather/config/aux-max-vis-range を 13.12 に
するという技が紹介されています。
toshiです。
最近のFlightGearがまともに動くＰＣ環境ではないため、自分で試すことがあまり出来ない状況なのですが、
Debug > Browse Internal Properties
で
/sim/rendering/camera-group/znear
を確認し、その数値を小さい値に設定すると効果があるか、確認してみてください。
効果があるようなら、起動時オプションで
--prop:/sim/rendering/camera-group/znear=0.01
のように指定するか、あるいは、ooo-set.xml内で設定することも可能なはずなので、たとえば bo105-set.xml にある
<PropertyList>
<sim>
(略)
<rendering>
<camera-group>
<znear type="double">0.1</znear>
</camera-group>
</rendering>
(略)
</sim>
(略)
</PropertyList>逆に、zfarを変更して500 km遠方を見えるように設定する例(これもご興味があるところかと思いますが)であれば、
http://www.flightgear.org/tours/pushing-the-boundaries-the-x-15-story/
に
・ View->Adjust LOD ranges を 500000 に
・/sim/rendering/camera-group/ の zfar を 500000 に
・ /local-weather/config/aux-max-vis-range を 13.12 に
するという技が紹介されています。
投票数:12
平均点:3.33
hide
居住地: 兵庫県
投稿数: 650
居住地: 兵庫県
投稿数: 650
toshiさん、こんばんは。hideです。貴重なアドバイスを頂き、大変ありがとうございました。
ご指摘の通り、internal properties を使って znear を0.01〜0.05に変更したところ、cockpit view の視界内にパイロットの頭部の一部が見え、スティック操作に連動して動きましたので、視野がカメラの至近まで拡大されたことが確認できました。その後教えて頂いた方法で、ec135-set.xml に、znear を0.05（カメラから５ミリ）に設定する記述を加え、この視野が常時使えるようになりました。znearは、ゼロに設定すると表示異常が起きましたが、0.05くらいですと一応安全なようです。
パイロット人形を構成する多数の面は、基本的には内部から透視できる属性になっていますから、視界内に入り込んだのはリップマイクとヘルメットの内張の一部、鼻孔の内壁の一部だけで、AC3Dを使ってこれらを取り外すことにより、正常な視界が得られました。ec135のset.xmlや、data/preferences.xmlをいくら眺めても、独力では解決への糸口がまったく見えず、無理かと思っていましたが、これでようやく新しい航法装置を試作することが出来ます。お陰様で、楽しみなことになって来ました。
X-15のサブオービタル・フライトの記事は、まだ写真を見ただけですが、2009年4月にFlightGearの西回り世界一周でケネディ宇宙センターを訪れた際、T-38の推力をX-15の「XLR-99」エンジンと同じ57000lbsまで強化し、力任せに「宇宙飛行」をしたことを懐かしく思い出しました。当時のFlightGearは、約25万フィート上空（大気圏の端の高度）に天球があり、これをぶち破ると、降下するまで空と地上の表示が異常になりましたが、今は改善されたのでしょうか…。現在の私の環境では、500キロの視界は負荷が苦しそうですけれども、いずれは味わってみたいものです。
ご指摘の通り、internal properties を使って znear を0.01〜0.05に変更したところ、cockpit view の視界内にパイロットの頭部の一部が見え、スティック操作に連動して動きましたので、視野がカメラの至近まで拡大されたことが確認できました。その後教えて頂いた方法で、ec135-set.xml に、znear を0.05（カメラから５ミリ）に設定する記述を加え、この視野が常時使えるようになりました。znearは、ゼロに設定すると表示異常が起きましたが、0.05くらいですと一応安全なようです。
パイロット人形を構成する多数の面は、基本的には内部から透視できる属性になっていますから、視界内に入り込んだのはリップマイクとヘルメットの内張の一部、鼻孔の内壁の一部だけで、AC3Dを使ってこれらを取り外すことにより、正常な視界が得られました。ec135のset.xmlや、data/preferences.xmlをいくら眺めても、独力では解決への糸口がまったく見えず、無理かと思っていましたが、これでようやく新しい航法装置を試作することが出来ます。お陰様で、楽しみなことになって来ました。
X-15のサブオービタル・フライトの記事は、まだ写真を見ただけですが、2009年4月にFlightGearの西回り世界一周でケネディ宇宙センターを訪れた際、T-38の推力をX-15の「XLR-99」エンジンと同じ57000lbsまで強化し、力任せに「宇宙飛行」をしたことを懐かしく思い出しました。当時のFlightGearは、約25万フィート上空（大気圏の端の高度）に天球があり、これをぶち破ると、降下するまで空と地上の表示が異常になりましたが、今は改善されたのでしょうか…。現在の私の環境では、500キロの視界は負荷が苦しそうですけれども、いずれは味わってみたいものです。
投票数:6
平均点:3.33
