#contents 現在作業途中です。 *作業の前に [#q4720f8c] -[[FlightGearの推奨環境:http://wiki.flightgear.org/index.php/FlightGear_Hardware_Recommendations]]を満たしているか確認してください --メモリの空きが512-1024 MB以上あること --1-2 GHz CPU (マルチコアプロセッサの場合、タイルローダ等、FlightGearのいくつかのコンポーネントで有益です) --OpenGL 1.2以上をサポートする、VRAM容量が128-256MB以上のビデオカード(OpenGL 2.0を推奨)~ 確認方法:ターミナルから、以下のコマンドを入力してください。 > $glxinfo | grep direct < 3Dアクセラレーションが有効な場合、以下のように表示されます。 > direct rendering : yes < ~ 以下の表示が出た場合でも、とりあえずplib1.8.5(と、それに依存する物)のインストールに進んでください。(mesaをインストールしていない場合、glxinfo自体が使えない)~ その後、再度このコマンドを入力し、それでも以下の表示が出るならばドライバが正常にインストールされているか確認してください。 > direct rendering : no < ~ _ *FlightGearパッケージを利用する場合 [#of142135] -想定条件 --使用しているディストリビュージョンのパッケージ管理システムについてある程度把握している --大雑把でいいから、パッケージ名の命名規則を把握している。例えばOSGの場合、以下のように分かれている。 ---OpenSceneGraph-(OSGのバージョン、リリース番号)-(ディストリビュージョン)-(CPUアーキテクチャ).rpm :#OSGを利用したソフトウェアを利用する場合に必要 ---OpenSceneGraph-devel-(OSGのバージョン、リリース番号)-(ディストリビュージョン)-(CPUアーキテクチャ).rpm :#OSGを利用したソフトウェアをコンパイルする場合に必要 ~ ~ *使用しているディストリビュージョンの公式リポジトリからのインストールについて。 [#yee220e4] FlightGearや依存パッケージのバージョンが古いかもしれませんが、「手軽にFlightGearを試したい」なら、公式リポジトリからパッケージを取得してインストールできます。~ ここでは、ディストリビュージョンごとに、利用可能な最新の安定版パッケージ一覧と、インストール用コマンドを挙げます。~ 安定版だけに限った場合でさえLinuxのディストリビュージョンは多数有り、日本国内でメジャーな物に限った場合でも膨大な量になってしまうくらいなので、Fedora Projectの「rawhide」「updates-testing」や、Debianの「Unstable」「testing」など、開発中バージョン/テスト用リポジトリや、あるいはRPMFusionやPackManなどの非公式リポジトリには原則として触れません。(少なくとも、初心者には推奨しません。) -Debian、Ubuntu等deb系のディストリビュージョンでは、通常どおりapt(もしくはGUIフロントエンドのSynaptic)を使用してインストールできます。 --Debianのリポジトリから取得できる最新パッケージ:Debian Lenny向けのv1.0.0 (2010年4月14日現在) -Fedora、CentOS等のrpmパッケージ管理システムを採用しているディストリビュージョンでは、rpmコマンドより上位のコマンドが多数あります。 --Fedora,RHEL(とクローン)では通常yumコマンド(もしくは、GUIフロントエンドのPackageKitやYumEx)を使用しますが、apt-rpmが使用できる場合があります。(x64環境のFedora及びCentOSでは非推奨) ---Fedoraの公式リポジトリから取得できる最新パッケージ:Fedora12用のv1.9.0 (2010年4月14日現在) --Mandorivaではurpmiコマンド(もしくはgurpmi、rpmdrak)を使用します。 ---公式リポジトリから取得できる最新パッケージ:Mandriva2010用のv2.0.0 (2010年4月14日現在) --また、openSUSEではyast(統合管理ツール)にパッケージ管理の機能が備わっています。 ---公式リポジトリから取得可能な最新バージョン:openSUSE 11.2向けのv2.0.0 (2010年4月14日現在) ~ ~ *ソースからコンパイルする場合 [#h701548d] -想定条件 [#keff7fae] --ある程度開発用ツールをインストールしている(cvs,svn,automake,gcc等…) ~ --Redhat系の場合、/etc/ld.so.confの修正が必要な場合がある。 デフォルトでは以下のディレクトリに共有ライブラリを置いても認識しないため、rootで以下の作業を行って、/etc/ld.so.confに以下の行を追加したあと、root で ldconfigと入力して共有ライブラリのキャッシュを再構築する必要がある。 > /usr/local/lib #以下は64bit版のみ /usr/local/lib64 < ~ --また、Ubuntu向けにはSimGear、FlightGear、FGRUN、Atlas、FGCOMのインストール作業を自動で行うスクリプトがbrisa氏によって提供されているので、これを使用するのも良いでしょう。([[download_and compile-2.0.0.sh:http://brisa.homelinux.net/fgfs/download_and_compile-2.0.0.sh]]) ~ ~ **OpenSceneGraphのインストール [#wdbe3851] -依存している物 --cmake (パッケージを使用) --libtiff (開発用パッケージが必要。) --libjpeg (同上) --libgif (同上。Fedoraではgiflib-develパッケージを使用) --libpng (同上) --libz (同上。Fedoraではzlib-develパッケージを使用) --freetype (同上) --librsvg-2 (同上。Fedoraではlibrsvg2-develパッケージを使用) --libXi (同上) --libXmu (同上) --libcurl (同上) ~ ~ **SimGearのインストール [#t7975553] -依存している物 --OpenAL (開発用パッケージが必要。) --ALUT (同上。Fedoraではfreealut-develパッケージを使用) --plib (同上) --Boost (同上) ~ ~ **FlightGearのインストール [#d507a8ac] 以降、既出の物は省略する -依存している物 --Glut (Fedoraではfreeglut-develパッケージを使用。) ~ ~ **FlightGearの基本データのインストール [#pcead445] -FlightGear-data-2.0.0.tar.bz2をダウンロードして、/usr/local/share/FlightGear/dataに展開する。 ~ ~ **FGRUN (FlightGear起動用ランチャ:Windows版と同じ)のインストール [#l9204d62] -依存している物 --fltk (開発用パッケージが必要。Fedoraではfltk-develパッケージを使用) --fluid (svn版のみ) (Fedoraではfltk-fluidパッケージを使用) ~ 備考:Advanced Options→Propertiesでプロパティを追加した場合に、"(ダブルクオート)が挿入されてしまい「そのようなファイルはありません」と出て起動できない問題がある ~ --インストール手順 --[[fgrun:http://sourceforge.net/projects/fgrun/]]より、ソースを取得して展開する(「Files」タブを開き、「Downloads now!」ボタンを押すとダウンロードが始まります。) ---以下のコマンドを入力する > $ cd (ダウンロード先) $ tar zxvf fgrun-1.5.2.tar.gz $ cd fgrun-1.5.2.tar.gz $ ./autogen.sh $ ./configure $ make $ sudo make install < ~ ~ **FGCOMのインストール [#qec0e9f6] -依存している物~ --未検証。 備考:パッチを当てなくても一応交信可能ですが、[[fgcomgui-fgcom_01192010.diff:http://code.google.com/p/fgcomgui/downloads/list]]というパッチが出ているので、それを使用することを推奨。 ~ -インストール手順 --svnリポジトリからソースを取得する > $ svn co https://appfgcom.svn.sourceforge.net/svnroot/fgcom/trunk fgcom $ cd fgcom < --パッチを当てる > patch -p0 < fgcomgui-fgcom_01192010.diff < --ソースの入ったディレクトリに移動して、以下のコマンドを入力 > $ cd src $ make $ sudo make install < ---参考~ Linux_instllation - fgcomgui~ http://code.google.com/p/fgcomgui/wiki/Linux_Installation ~ ~ ~ **fgcomguiのインストール [#g41b2b9d] -依存している物 --scons (sconsパッケージを使用) --qt (開発用パッケージが必要) --インストール手順: 以下のコマンドを入力する > $ svn co http://fgcomgui.googlecode.com/svn/trunk/ fgcomgui $ cd fgcomgui $ scons $ sudo scons install < ---備考: Fedora12では、fgcomgui/SConstruct の29行から31行を > "/usr/include/qt4", "/usr/include/qt4/QtCore", "/usr/include/qt4/QtGui" < から、 > "/usr/include/Qt", "/usr/include/QtCore", "/usr/include/QtGui" < に置き換える必要がある。 ---参考~ Linux_instllation - fgcomgui~ http://code.google.com/p/fgcomgui/wiki/Linux_Installation ~ ~ ~ ---- 依存パッケージの一覧部分のみ作成 2010/3/6 sambar~ プロンプトを追加 2010/3/7 sambar ~ 整形してみた。2010/3/31 sambar~ 推奨ハードウェアと、3Dアクセラレーションに付いて追加。 ただし、パッケージからのインストールについて書く機会があればそっちに移管したいと思う 2010/4/1 sambar~ ちょっと修正 2010/4/7 sambar パッケージからのインストールを追加。 近日中に当該部分を分割 2010/4/1 sambar~