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1955 初めてリア・エンジン形式を採用した旅客機シュド・カラベルの初飛行
シュド・カラベル (SE 210 Caravelle)とはフランスのシュド・エストが開発製造した、西側初の中短距離路線向けジェット旅客機である。機体名称は帆船の一形式であるキャラベル船に由来している。 斬新なリアエンジン形式と十字尾翼を先駆けて実用化し、多くの追従者を生んだだけでなく、ジェット旅客機として初めて商業的成功を収めた。1958年の就航後は世界各国で使いられ、中には21世紀まで運用された機体もあった。
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1958 マクダネルF-4ファントム2(XF4H-1)の初飛行
空対空ミサイルや超音速機の実用化の進められた1950年代〜1960年代に、超音速飛翔体同士の交差時間はごく僅かであるため航空機関砲による撃破は困難であり、将来の航空機同士の戦闘はミサイルが主役となり戦闘機はミサイルを運ぶだけのものになるというミサイル万能論が主流となった時期があった。 このため、アメリカ空軍では、旋回性よりも速度や航続力を重視した護衛戦闘機F-101や戦闘爆撃機F-105、 空対空ミサイルを遠距離から発射する迎撃戦闘機F-102やF-106等の開発が重視されることとなった。 F-4自体も当初は機関砲は不要として装備されずに空対空ミサイルの搭載量が重視された。しかしながらこの楽観論は、後にアメリカ海軍をはじめとする使用者を悩ませる問題を引き起こすこととなった。
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