このページでは Anders Gidenstam が作成した MP Carrier (マルチプレイヤーモード上で利用可能な空母)の利用方法を簡単に示します。
※ 2008/01/30 版から、設定方法が変更になりました。最新版をダウンロードして、このページの設定方法を良く読んでください。
MP Carrier のインストール方法は通常の機体データと同じです。
Note2
Mac OS 版の場合、GUI ランチャの 拡張機能 >> その他 >> データをAircraft フォルダにインストール でインストール可能です。 また、環境変数 $FG_ROOT は設定されていません。手順でインストールする時は $FG_ROOT の代わりに $HOME/Documents/FlightGear/1.0.0/Aircraft でtar.gz ファイルを展開してください。
MP Carrier の利用方法は2通りあります。1つは MP Carrier そのものを運用する方法で、もう1つは他の機体を利用して MP Carrier に離着陸する方法です。
MP Carrier はフライトギアの機体として操縦可能です。マルチプレーヤモードで MP Carrier を利用するには、誰かが MP Carrier を操縦しなければなりません。 MP Carrier そのものを運用するには、以下のオプションを FlightGear 起動時に指定します。
--aircraft=nimitz --multiplay=in,10,<ローカル IP Address>,5000 --callsign=<コールサイン> --multiplay=out,10,mpserver02.flightgear.org,5000
フライトギアが起動すると、MP Carrier はサンフランシスコ国際空港(KSFO)の西側の海岸沿いから航行を開始し、画面には Nimitz のブリッジがら見た景色が映し出されます。早速他のユーザにコールサインを通知して、MP Carrier が利用可能なように設定してもらいましょう。
※ --ai-scenerio オプションは不要になりました。代わりに nimitz_demo のシナリオを利用します。preferences.xml でnimitz_demo が有効になっている事を確認してください。'
Note
Mac 版 GUI Launcher を利用する場合は、機体に Nimitz を指定し、空港に KSFO を指定します。その後ネットワークタブでマルチプレイヤを有効にし、コールサイン等を設定します。
MP Carrier を他の場所へ移動させるには File >> Browse Internal Property のダイアログを開き、/ai/models/carrier/position/ を表示します。次に latitude, longtitude を移動したい位置に指定します。 横須賀付近に置く場合は (139.62, 35.03) 付近を指定すると良いでしょう。
他の機体から MP Carrier に離着陸する場合は、既に MP Carrier が mpmap 上で運用されている必要があります。フライトギアのチャットで MP Carrier のコールサインを聞くか、MPMAP から mp-nimitz という機体があるかどうかを確認してください。もしあれば、通常のマルチプレーヤモードの設定に加えて、そのコールサインをフライトギアをオプションとして指定してください。具体的には、以下のオプションをフライトギアの起動時に追加することになります。
--prop:/sim/mp-carriers/nimitz-callsign=<コールサイン>
これで MP Carrier に離着陸可能になります。