目次



作業の前に

ディストリビュージョンの公式リポジトリからのインストールについて

FlightGearや依存パッケージのバージョンが古いかもしれませんが、「手軽にFlightGearを試したい」なら、公式リポジトリからパッケージを取得してインストールできます。
ここでは、ディストリビュージョンごとに、利用可能な最新の安定版パッケージ一覧と、インストール用コマンドを挙げます。
安定版だけに限った場合でさえLinuxのディストリビュージョンは多数有り、日本国内でメジャーな物に限った場合でも膨大な量になってしまうので、Fedora Projectの「rawhide」「updates-testing」や、Debianの「Unstable」「testing」など、開発中バージョン/テスト用リポジトリについては、ディストリビュージョンの新バージョンのリリースが近い時を除けば、触れる予定はありません。

Debian、Ubuntu等deb系のディストリビュージョンについて

通常どおりapt(もしくはGUIフロントエンドのSynaptic)を使用してインストールできます。
これらのディストリビュージョンでは、以下のように端末から入力するか、synaptic等のaptのGUIフロントエンドをすれば依存関係を解決しながらインストールできます。

$sudo apt-get install flightgear  fgfs-atlas


また、Debian/Ubuntu向けにはFlightGear、FGRUN、Atlas、FGCOM及びこれらの依存パッケージのコンパイル/インストール作業を自動で行うスクリプトがbrisa氏によって提供されているので、これを使用するのも良いでしょう。詳しくは、ソースからのインストールを参照してください。

Debian(最新バージョン:5.0 lenny)のリポジトリから取得できる最新パッケージ(2010年4月17日現在)

Ubuntu (最新バージョン:10.04 Lucid Lynx)のリポジトリから取得できる最新パッケージ (2010年4月17日現在)

rpmパッケージ管理システムを採用しているディストリビュージョンについて

通常は、yumやapt-rpm等、自動で依存を解決する上位コマンドを使用します。

Fedora等、標準でyumを使用するディストリビュージョン

備考:次期バージョン(Fedora 13) Beta のリポジトリから取得できる最新パッケージ(2010年5月5日現在)


Mandoriva

Mandrivaでは、他のディストリビュージョンではyumやaptに相当するコマンドとして、urpmiが用意されています。

openSUSE

openSUSEではYaST(統合管理ツール)にパッケージ管理の機能が備わっています。そのため、YaSTからインストールすればよいでしょう。

Slackware

有志によるバイナリパッケージが提供されています。
(Slackwareの公式リポジトリではありませんが、FlightGearのダウンロードページに掲載されているので、ここに掲載。)

pkgtoolは依存関係の解決を自動では行わないため、これら全てをインストールする必要があります。
なお、筆者(sambar)がSlackwareを使用したことが無いのでコマンドの解説は出来ません。どなたか加筆お願いします。

FlightGearのパッケージをリポジトリで提供していないディストリビュージョン



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