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このページでは、FlightGear のアドオンである FGCom の利用方法について説明します。基本的には[[FGCOM>http://squonk.abacab.org/dokuwiki/fgcom]]の和訳ですが、少し加筆しておきます。

* FGCOM とは [#g098fbcb]
FGCOM は リアルタイムなVOIP コミュニケーションを実現する為のFlightGear のアドオンプログラムです。FGCOM を使用する事により、FlightGear で飛行中に 同じ COMM1 の周波数を持つユーザ同士が会話する事ができます。FGCOM は音声伝達手段として Asterisk というオープンソースの VOIP エンジンを利用しており、各周波数は (多分Asterisk の)カンファレンスルームにリンクする形で実現されています。VOIP と FlightGear との連携には iaxclient というライブラリを利用しています。これにより比較的簡単にフライトギア上での VOIP コミュニケーションが実現できるようになりました。

FGCOM を利用する事で、フライトギア上の機体にある ATC と mpmap との組み合わせは素晴らしい航空管制の場となる事でしょう。

現在のところ、FGCOM は Linux 上で開発されていますが、他の環境への移植はさほど難しくはないでしょう。

* システム条件 [#vbddaa06]
現在の所、ソースコードは Linux (Debian testing  - Lenny)上で開発されています。ソースコードは移植可能なはずですが、Mac OS や Windows 上への移植方法については判りません。(訳注: 2008/1/28現在 Mac OS 上で無理矢理構築しました。只今動作テスト中です)

Debin 上では、FGCOM のソースコードをコンパイルする為に、以下のパッケージが必要となります。
- libopenal
- libasound
- libplibul
- libplibnet
-libpthread
更に、GCC 開発環境が必要になります。他の Linux ディストリビューションでも、これらのパッケージは利用可能なはずです。もしかしたら若干違った名前になっているかもしれませんが。

また、ALSA が利用可能なサウンドカードがあり、ALSA が正しく設定されている必要があります。もちろんのことですが、ヘッドセットかそれに代わるデバイスは必須です。

* Download [#e47501b6]
** 安定板バイナリパッケージ [#td6c3e76]
次期安定板(version 1.2)がもうすぐリリースされます。暫くお待ち頂くか、svn のリポジトリから開発版のソースを取得してください。

** 開発版ソースコード [#vdfad4ca]
開発版ソースコードは以下から取得できます。
 svn checkout svn://svn.dfn.de:/fgcom/trunk

* マニュアル [#af86da2a]

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