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The FlightGear Manual Version 0.9

このドキュメントは http://www.flightgear.org/Docs/getstart/getstartch3.html の日本語訳です。

第3章
離陸:プログラムの起動方法

3.1 環境変数

FlightGearを起動するために必須の環境変数が2つあります。 これらは、データとシーナリーのありかをFlightGearに伝えます。

プラットフォームや必要性により様々に設定できます。

3.1.1 FG_ROOT

航空機や航空標識の位置、空港の周波数といったデータファイルをFlightGearが探す場所を指定します。 FlightGearをインストールした場所の下のdataサブディレクトリになります。 例えば、/usr/local/share/FlightGear/datac:\Program Files\FlightGear\data になります。

3.1.2 FG_SCENERY

FlightGearがシーナリー(風景)ファイルを探す場所を指定します。 ディレクトリを検索順にリストします。 ディレクトリの区切りは、Unixでは":"、Windowsでは";"になります。

例えば、FG_SCENERYの値が

c:\Program Files\FlightGear\data\WorldScenery;c:\Program Files\FlightGear\data\scenery

である場合、まず最初に検索するシーナリーは

c:\Program Files\FlightGear\data\WorldScenery

であり、次に

c:\Program Files\FlightGear\data\scenery

を検索します。

このことは、異なるシーナリーを別の場所にダウンロードできることを意味します。

3.2 Unix/Linuxにおけるシミュレータの起動

getstart2x.png
図3: 離陸準備完了。サンフランシスコ国際空港(KSFO)のデフォルト出発位置にて待機中。

FlightGearを実行する前に、いくつかの環境変数を設定する必要があります。

Bourneシェル(とその互換シェル)で追加する方法を以下に示します。

LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/share/FlightGear/lib:$LD_LIBRARY_PATH  
export LD_LIBRARY_PATH  
FG_HOME=/usr/local/share/FlightGear  
export FG_HOME  
FG_ROOT=/usr/local/share/FlightGear/data  
export FG_ROOT  
FG_SCENERY=$FG_ROOT/Scenery:$FG_ROOT/WorldScenery  
export FG_SCENERY

Cシェル(とその互換シェル)では以下のようになります。

setenv LD_LIBRARY_PATH=\  
  /usr/local/share/FlightGear/lib:$LD_LIBRARY_PATH  
setenv FG_HOME=/usr/local/share/FlightGear  
setenv FG_ROOT=/usr/local/share/FlightGear/data  
setenv FG_SCENERY=\  
  $FG_HOME/Scenery:$FG_ROOT/Scenery:$FG_ROOT/WorldScenery

訳注: FG_HOMEは現在は使われていないようです。-toshi

(参考) Re: [Flightgear-devel] FG_HOME no longer used?

以上の環境変数の設定が終わったら、fgfs --option1 --option2... を実行してFlightGearを単純に起動します。 コマンドラインオプションは3.5節に書かれています。

3.3 Windowsにおけるシミュレータの起動

ビルド済みのWindowsバイナリを使うと、グラフィカルなウィザードを用いてFlightGearを起動することができます。 スタートメニューのFlightGear Launcher、またはデスクトップアイコンを単純にダブルクリックしてください。

ランチャーでは以下を選ぶことができます。

getstart3x.png
図4: FlightGear Launcher画面。

初回起動時に、変数FG_ROOT(通常はc:\Program Files\FlightGear\data)とFG_SCENERYを設定するように求められるかもしれません。 FG_SCENERYはあなたがインストールしたシーナリーのディレクトリのリストで、典型的には、

c:\Program Files\FlightGear\data\scenery

c:\Program Files\FlightGear\data\WorldScenery

になります。

無効な値を設定してしまったり、後からシーナリーのディレクトリを変更した場合は、ランチャーの最初のページから"Prev"ボタンで戻って設定を変更することができます。

パフォーマンスを最大にするために、FlightGearの実行中はテキスト出力ウィンドウを最小化(アイコン化)することをお勧めします。

3.3.1 コマンドラインからの起動

もう一つの方法として、コマンドラインからFlightGearを実行できます。 これを行うには、環境変数FG_ROOTFG_SCENERYを手作業で設定する必要があります。

コマンドプロンプトを開き、あなたのバイナリが保存されているディレクトリ(c:\Program Files\FlightGear\Win32\bin のような場所)に移動し、キーボードから環境変数を設定します。

SET FG_HOME="c:\Program Files\FlightGear"

SET FG_ROOT="c:\Program Files\FlightGear\data"

SET FG_SCENERY="c:\Program Files\FlightGear\data\Scenery";"c:\Program Files\FlightGear\data\WorldScenery"

そして、同じコマンドプロンプト内でFlightGearを呼び出します (環境変数の設定は同じシェル内でのみ有効です)。

fgfs --option1 --option2...

もちろん、Windowsのテキストエディタ(メモ帳など)で上記コマンド行を使ったバッチファイルを作ることもできます。

3.4 Mac OS Xにおけるシミュレータの起動

まず、ベースパッケージとバイナリをあなたのホームディレクトリにダウンロードしたものとします。 それからTerminal.appを開き、次の手順を実行します。

setenv FG_ROOT ~/fgfs-base-X.X.X

./fgfs-X.X.X.-date --option1 --option 2

あるいは、

./fgfs-X.X.X-version-date --fg-root=\~/fgfs-base-X.X.X --option1

訳注: --fg-root=の後の"\"は余計な感じがしますが、一応原文のまま残しておきます。-toshi

3.5 コマンドライン パラメータ

訳注: 本節の一部には古い情報が含まれています。 最新の情報は、米国Wikiサイト内の「Command Line Parameters」に掲載されていますので、あわせてご覧ください。-toshi

以下に、FlightGearに存在する数多くのコマンドラインオプションに対して、完全なリストと短い説明を記します。 これらのオプションの大半は、Windowsバイナリで配布されるFlightGearランチャーを通じて見ることもできます。

もし継続的に再利用するオプションがある場合は、設定ファイルにそれを含めることができます。 これは個人個人の設定に依存するのでFlightGearとは一緒に配布していませんが、どんなテキストエディタ(メモ帳、emacs、お好みならvi)でも作成可能です。

3.5.1 一般的なオプション

--help
もっともよく使われるコマンドラインオプションのみを表示。
--help-verbose
全てのコマンドラインオプションを表示。
--fg-root=path
デフォルト設定でコンパイルしなかった場合に、ルートdataファイルを探す場所をFlightGearに指示。
--fg-scenery=path
基本シーナリーへのパスをある特定のパスに指定。 デフォルト位置の$FG ROOT/Sceneryにシーナリーがない場合など。 これは、CD-ROMにシーナリーがある場合に特に有用です。
--disable-game-mode
フルスクリーン表示無効。
--enable-game-mode
フルスクリーン表示有効。
--disable-splash-screen
アクセラレータボードの初期化時に3DFXのロゴが回転する機能を無効(3DFXのみ)。
--enable-splash-screen
宣伝するのがお好きならこれを設定!
--disable-intro-music
FlightGear起動時にオーディオサンプルを再生しない。 イントロ演奏に問題がある場合に推奨。
--enable-intro-music
マシンパワーが十分なら、この設定をお楽しみください。
--disable-mouse-pointer
外部マウスポインタ無効。
--enable-mouse-pointer
外部マウスポインタ有効。古いVoodooベースのカードでフルスクリーンモードを使うときに有用。
--enable-random-objects
ランダムなシーナリーのオブジェクト(ビルや樹木)を含有。デフォルトは有効。
--disable-random-objects
ランダムなシーナリーのオブジェクト(ビルや樹木)を除外。
--disable-freeze
FlightGear起動時にエンジンを動作させ、すぐに離陸可能にする。
--enable-freeze
エンジン停止状態でFlightGearを起動。
--disable-fuel-freeze
燃料の消費は標準。
--enable-fuel-freeze
燃料タンクに一定の残量を保つ
--disable-clock-freeze
時刻の進行は標準。
--enable-clock-freeze
時刻を止める。
--control-mode
操作デバイス(joystick, keyboard, mouse)の指定。 デフォルトはjoystick(yoke)。
--disable-auto-coordination
エルロン/ラダーの自動連携オフ(デフォルト)。
--enable-auto-coordination
エルロン/ラダーの自動連携オン(ペダル無し時は推奨)。
--browser-app=/path/to/app
Webブラウザの場所を指定。 例: --browser-app="C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe" (空白があるため" "に注意!)。
--prop:name=value
あるプロパティ値をvalueに設定。 エンジン動作状態で起動させる例:

--prop:/engines/engine0/running=true

もう1つの例:

--aircraft=c172

--prop:/consumables/fuels/tank[0]/level-gal=10

--prop:/consumables/fuels/tank[1]/level-gal=10

これはセスナにショートフライト用の給油をします。
--config=path
追加プロパティをパスからロード。 例: fgfs --config=./Aircraft/X15-set.xml
--units-meters
距離の単位にメートルを使用。

3.5.2 機能

--disable-hud
HUD(ヘッドアップディスプレイ)をオフ。
--enable-hud
HUDをオン。
--enable-anti-aliased-hud
HUDの線のアンチエイリアス処理をオン。 もしハードがサポートしていれば質が向上します。
--disable-anti-aliased-hud
HUDの線のアンチエイリアス処理をオフ
--enable-panel
計器パネルをオン(デフォルト)。
--disable-panel
計器パネルをオフ。
--disable-sound
サウンドをオフ。
--enable-sound
サウンドをオン。

3.5.3 航空機

--aircraft=航空機の定義ファイル名
例: --aircraft=c310。 選択可能なファイルを見るには /FlightGear/Aircraft ディレクトリをチェックしてください。 拡張部分の"-set.xml"は含めずに、航空機を選択するそれぞれのファイル名の始めの部分を使ってください。 この方法で飛行モデル、パネル等の全てが一貫してロードされます。 完全なリストは下記3.7節をご覧ください。
--show-aircraft
現在存在する航空機の種類をソートしてリスト表示。

3.5.4 飛行モデル

--fdm=abcd
核となる飛行モデルを選択。 オプションはjsb, larcsim, yasim, magic, balloon, external, pipe, ada, nullで、デフォルト値はjsb (JSBSim)です。 larcsimは、LaRCSimシミュレータからFlightGearが受け継いだ飛行モデルです。 yasimは、Any Ross氏のもうひとつの飛行力学シミュレータ(Yet Another Flight Dynamics Simulator)です。 magicは旋回モードでUFOの機体を動かします。 balloonは熱気球です。 externalは、TCPソケット経由でシミュレータのリモートコントロールを参照します。 pipeは、その名もpipeを経由してローカルからコントロールするためのものです。 nullは、飛行力学モデルを一切選択しません。 UIUC飛行モデルは、ここでは選択せずに次のオプションを使ってください! 飛行モデルに関するより多くの情報は1.4節?及びこれ以降をご参照ください。
--aero=abcd
ロードする空気力学モデルを指定。 デフォルトはc172です。 利用できる空気力学モデルは選択した飛行モデルに依存します。
--model-hz=n
飛行力学モデルをこの速さ(1秒あたりの繰り返し回数)で実行します。
--speed=n
飛行力学モデルを現実世界よりn倍速く実行。
--notorim
JSBSimの初期化時にモデルをトリムしない。
--on-ground
地上で起動(デフォルト)。
--in-air
空中で起動。 当然ながら、意味のある操作をするには下記の初期高度を指定する必要があります。 X15では必須のオプションです。
--wind=DIR@SPEED
方位DIR(度)から風速SPEED(ノット)の風が吹くように指定。 コロン区切りで範囲を指定することもできます。 例: 180:220@10:15。

3.5.5 初期位置と方向

--airport-id=ABCD
直接起動したい空港の国際コードを入力。 例えばニューヨークのJFK空港ならKJFKです。 取り込まれている空港のIDの長いリストと短いリストは$FG_ROOT/Airportsで見つけることができます。 けれども、該当する地域の地形データが必要であることをお忘れなく!
--offset-distance=nm
基準点に対する距離を海里(nm)で指定。
--offset-azimuth=deg
基準点に対する機首方位を度(degree)で指定。
--lon=degrees
起動時の経度を度で指定(西経はマイナス)。
--lat=degrees
起動時の緯度を度で指定(南緯はマイナス)。
--altitude=feet
起動時の高度を指定。 --in-airオプションとともに自由飛行を開始するときに有用です。 --units-metersを使っていなければフィート単位です。
--heading=degrees
機首方位(ヨー角)の初期状態を度で設定。
--roll=degrees
機体の左右の傾き(ロール角、バンク角)の初期状態を度で設定。
--pitch=degrees
機首の上下の傾き(ピッチ角)の初期状態を度で設定。
--uBody=feet per second
機体のX軸方向の速度。 --units-metersを指定していなければフィート毎秒です。
--vBody=feet per second
機体のY軸方向の速度。 --units-metersを指定していなければフィート毎秒です。
--wBody=feet per second
機体のZ軸方向の速度。 --units-metersを指定していなければフィート毎秒です。
--vc=knots
対気速度の初期値をノットで指定(--fdm=jsbの場合のみ)。
--mach=num
対気速度の初期値をマッハで指定(--fdm=jsbの場合のみ)。
--glideslope=degrees
飛行経路角(滑空角)を指定(正の値も可)。
--roc=fpm
上昇速度の初期値を指定(負の値も可)。

3.5.6 レンダリング(描画)オプション

--bpp=depth
色深度をピクセルあたりのビット数で指定。
--fog-disable
霧を無効化。 レンダリングの負担を軽くするために、デフォルトでは遠方の景色を霧で隠しています。 このオプションを使うと、遠くまで見える代わりにフレームレートが低下します。
--fog-fastest
このオプションを使うと、風景が良く見えなくなる代わりにフレームレートが向上します。
--fog-nicest
このオプションを使うと、もやのかかった日に飛行するような、かなりリアルな視界になります。
--enable-clouds
雲層を有効化(デフォルト)。
--disable-clouds
雲層を無効化。
--fov=degrees
視野を度で設定。デフォルトは55.0です。
--disable-fullscreen
フルスクリーンモードを無効化(デフォルト)。
--enable-fullscreen
フルスクリーンモードを有効化。
--shading-flat
最も速いモードですが、地形が見苦しくなります! このオプションは、画像プロセッサが本当に遅い場合に役立つかもしれません。
--shading-smooth
推奨設定(デフォルト)。実に素晴らしい見え方になります。
--disable-skyblend
霧やかすみの無い空を単色で表示。速いけど見苦しい!
--enable-skyblend
霧やかすみを有効にし、空や地形が本物っぽく見えます。 これがデフォルトであり推奨する設定です。
--disable-textures
地形の細部を無効化。 見苦しいけれども画像ボードが遅い場合に役立つかもしれません。
--enable-textures
デフォルトの推奨設定。
--enable-wireframe
FlightGearの世界が内部ではどのように見えるか知りたければ試してみましょう!
--disable-wireframe
ワイヤーフレーム無し。デフォルト。
--geometry='''WWWxHHH
ウィンドウサイズを定義。 WWWxHHHは例えば640x480800x6001024x768になります。
--view-offset=xxx
デフォルトの前方視界の向きを真正面に対するずれとして設定。 設定可能な値は、LEFTRIGHTCENTER、または度単位の特定の数値です。 マルチウィンドウディプレイで有用です。
--visibility=meters
視程の初期値をメートルで設定。
--visibility-miles=miles
視程の初期値をマイルで設定。

3.5.7 ヘッドアップディスプレイ(HUD)オプション

--hud-tris
レンダリングされた三角形の数をHUDに表示。
--hud-culled
間引かれた三角形の割合をパーセントでHUDに表示。

3.5.8 時刻オプション

--time-match-real
現実世界の時刻に同期。
--time-match-local
現実世界の現地時間に同期。
--start-date-sys=yyyy:mm:dd:hh:mm:ss
システム時間に対する開始日時を指定。
--start-date-gmt=yyyy:mm:dd:hh:mm:ss
グリニッジ標準時に対する開始日時を指定。
--start-date-lat=yyyy:mm:dd:hh:mm:ss
機内時間に対する開始日時を指定。

基本的には、--time-match-realが最初に使われるオプションです。 シミュレータ内の時刻はシステムクロックから読み込まれて、そのまま使われます。 シミュレータの時計はクロックと同期しているので、コンピュータのある場所と同じタイムゾーンの地域を仮想的に飛行する場合にはこのオプションが望ましいです。 けれども、世界の異なる箇所を飛行するときはそうではないかもしれません。 なぜならば、あなたのコンピュータと仮想的に飛行している場所との間には多くの時差があるからです。

--time-match-localオプションは、これを考慮して、あなたのいる現実世界と仮想的に飛行している場所とのタイムゾーンの差を計算します。 そして現地時間に同期します。

その後の3つのオプションは、起動日時を正確に特定するために使われます。 3つのオプションの違いは、コンピュータのシステム現地時間、グリニッジ標準時、仮想フライト内の現地時間のどれを基準点にとるかです。

以上5つのオプションは排他的に使われるように設計されています。 しかし、これらの機能によって設定された値は--time-offset機能を使って修正できます。 この機能は、他の機能によってすでに設定されている値に、指定した時間を加えます。

3.5.9 ネットワークオプション

--httpd=port
指定ポートでhttpサーバを有効化。
--telnet=port
指定ポートでtelnetサーバを有効化。
--jpg-httpd=port
指定ポートでスクリーンショット用httpサーバを有効化。
--enable-network-olk
Oliver Delises氏のマルチパイロットモードを有効化。
--disable-network-olk
Oliver Delises氏のマルチパイロットモードを無効化(デフォルト)。
--net-hud
ネットワーク情報をHUDに表示。
--net-id=name
自分のコールサインを指定。

3.5.10 ルート・ウェイポイントオプション

--wp=ID[@alt]
GCオートパイロットにウェイポイントを指定。 このコマンドを多数列挙することにより、複数のウェイポイント(すなわちルート)を指定できます。
--flight-plan=[file]
ウェイポイントがいくつもあるときに便利。 読み込むファイルを指定できます。

注意: これらのオプションは、自分が何をしているか分かっている上級ユーザ向けです。

3.5.11 入出力(I/O)オプション

--garmin=params
Garmin GPSプロトコルを使ってコネクションを張る。
--joyclient=params
Agwagonジョイスティックにコネクションを張る。
--native-ctrls=params
FGネイティブコントロールプロトコルを使ってコネクションを張る。
--native-fdm=params
FGネイティブFDMプロトコルを使ってコネクションを張る。
--nativeparams
FGネイティブプロトコルを使ってコネクションを張る。
--nmea=params
NMEAプロトコルを使ってコネクションを張る。
--opengc=params
OpenGCプロトコルを使ってコネクションを張る。
--props=params
双方向的なプロパティマネージャを使ってコネクションを張る。
--pve=params
PVEプロトコルを使ってコネクションを張る。
--ray=params
Ray Woodworthモーションチェアプロトコルを使ってコネクションを張る。
--rul=params
RULプロトコルを使ってコネクションを張る。
--atc610x'''
atc610xインターフェースを有効化。

3.5.12 デバッグ用オプション

--trace-read=params
あるプロパティに対する読み込みをトレース。 複数列挙できます。
--trace-write=params
あるプロパティに対する書き込みをトレース。 複数列挙できます。

3.6 Joystick support (未訳)

原文をご参照ください。

3.7 私たちの格納庫にある機体一覧

以下の表は、FlightGear CVSリポジトリに現時点で存在するほとんどの航空機をリストしています。 インストール時には、ディストリビュータが選択した一部分が含まれていることでしょう。 より多くの航空機が http://www.flightgear.org/Downloads/aircraft/index.shtml からダウンロードできます。 インストール方法については「第2章?」をご覧ください。

第1列は航空機の名前、 第2列はコマンドライン使用時に指定する起動オプション--aircraft=、 第3列はFDM(飛行力学モデル、1.4節?を参照)、 第4列は備考です。 ここで、"no exterior model"というのは、その航空機特有の外観モデルが存在しないことを意味します。 その結果、ビューモードを外側にするとデフォルトの青と黄のグライダーが見えます。

Aircraft typeaircraft optionFDMRemarks
1903 Wright FlyerwrightFlyer1903UIUCThe very first powered aircraft
A6M2 ZeroA6M2YASimJapanese WWII fighter
Aerostar Super 700aerostar700YASimTwin-engined light aircraft
Airbus A300A300JSBSim2-engined airliner
Airbus A320A320JSBSim2-engined airliner
Airbus A320A320JSBSim2-engined airliner
Airbus A320-131A320-111JSBSim2-engined airliner
Airbus A300-111A320-131JSBSim2-engined airliner
Airbus A380A380JSBSim4-engined double-decker airliner
Airwave Xtreme 150airwaveXtreme150UIUCHang-glider
Anotov AN-2an2JSBSimRussian light transport biplane
Antonov AN-225AN-225YASimRussian over-sized cargo aircraft
ASW-20 sailplaneasw20YASimGlider
ASW-20 sailplane (UIUC)asw20-v1-nl-uiucUIUCGlider
Avro Vulcan B.2vulcanb2JSBSimBritish sub-sonic strategic bomber
BAC TSR2BAC-TSR2YASimIll-fated strike aircraft
Beech 99beech99-v1-uiucUIUCTwin-engined turbo-prop aircraft
Beech 99beech99-yasimYASimTwin-engined turbo-prop aircraft
Beechcraft B1900Db1900dYASimTwin-engined turbo-prop aircraft
Bell 206 JetRangerbell206YASimHelicopter
Boeing 314Boeing314AJSBSimFlying boat airline
Boeing 707707JSBSim4-engined early jet airliner
Boeing 737-300737-300JSBSim2-engined airliner
Boeing 747747YASim4-engined airliner
Boeing 747-100747-100JSBSim4-engined airliner
Boeing 747-200747-200JSBSim4-engined airliner
Boeing 787-8 Dreamliner787YASim2-engined airliner
Boeing B-29 Superfortressb29YASim4-engined strategic prop bomber
Boeing B-29 Superfortressb29-jsbsimJSBSim4-engined strategic prop bomber
Boeing B-29 Superfortressb29-yasimYASim4-engined strategic prop bomber
Boeing B-52FB-52FYASimStrategic bomber
Boeing CH47 Chinookch47YASimHelicopter
Boeing E-3BE3BJSBSimAirborne Warning and Control System (AWACS)
Boeing KC-135KC135JSBSimAir-to-air refueling tanker
Bristol Beaufighter TF XbeaufighterYASim4-engined strategic prop bomber
British Aerospace HarrierharrierYASimVTOL jet fighter/bomber
Canberra BI8CanberraBI8YASimFirst-generation jet bomber
Cessna 150x prototypec150JSBSimLight aircraft
Cessna 172P Skyhawk (1981 model)c172pJSBSimLight aircraft (default)
Cessna 172P Skyhawk (1981 model), 2D panelc172p-2dpanelJSBSimLight aircraft
Cessna 172Rc172rJSBSimLight aircraft
Cessna 182c182JSBSimLight aircraft
Cessna 182 (2D panel)c182-2dpanelJSBSimLight aircraft
Cessna 310Rc310JSBSimTwin-engined light aircraft
Cessna 310R with IFR panelc310-ifrJSBSimTwin-engined light aircraft
Cessna 310 (YASim)c310-yasimYASimTwin-engined light aircraft
Cessna 310R (1979 model) with 3D cockpitc310dpm-3dJSBSimTwin-engined light aircraft
Cessna 310U3A w. 3D cockpitc310u3aJSBSimUS Navy twin-engined light aircraft
Cessna 310U3Ac310u3a-jsbsimJSBSimUS Navy twin-engined light aircraft
Cessna Citation-BravoBravoYASimExecutive jet
Cessna Citation-IICitation-IIYASimExecutive jet
Cessna T-37T37JSBSimJet training aircraft
ComperSwiftComperSwiftYASim1930s air-racing monoplane
Colditz Escape GlidercolditzJSBSimGlider
ConcordeConcordeJSBSimSupersonic airliner
Dassault Mirage 2000C/RDImirage2000JSBSimFrench delta-winged fighter
Douglas A4 Skyhawk (YASim)a4YASimUS Navy attack aircraft
Douglas A4D (A-4C) Skyhawka4-uiucUIUCUS Navy attack aircraft
Douglas A4F Skyhawka4fYASimUS Navy attack aircraft
Douglas DC-3dc3YASimTwin-engined early airliner
Ecureuil AS 350as350YASimHelicopter
English Electric Lightning F.1AlightningJSBSimBritish supersonic fighter
Eurocopter Bo105bo105YASimHelicopter
Eurocopter EC135ec135YASimHelicopter
Fairchild-Republic A-10A-10YASimClose Air Support Attack Aircraft
Fokker 100fokker100JSBSim2-engined airliner
Fokker 50fokker50JSBSim2-engined turboprop airliner
Fokker 70fokker70JSBSim2-engined airliner
Fokker Dr.1fkdr1-v1-nl-uiucUIUCGerman WWI fighter
 
Aircraft typeaircraft optionFDMRemarks
General Dynamics F-16f16JSBSimFighter
General Dynamics F-16 w. 3d cockpitf16-3dJSBSimFighter
General Dynamics F-16AMf16-mluJSBSimFighter
General Dynamics F-16AT (Falcon-21)f16atJSBSimFighter
de Havilland Beaver (floats)dhc2FYASimSingle-engined bush-plane
de Havilland Beaver (wheels)dhc2WYASimSingle-engined bush-plane
de Havilland SeaVixen FAW2sea-vixenYASimBritish carrier-borne jet aircraft
Hawker Hunter GA11hunterYASimJet fighter
Hawker Hunter 2 Tankshunter-2tanksYASimJet fighter
Hawker Hurricane IIbhurricaneIIbYASimBritish WWII fighter
Hawker SeahawkseahawkYASimBritish carrier-borne jet aircraft
Junkers Ju-52-3mju52YASimGerman 3-engined transport/bomber
Lockheed 1049Lockheed1049JSBSimProp airliner
Lockheed F-104 Starfighterf104JSBSim1960s supersonic interceptor
Lockheed F-80CF80CJSBSimFirst USAF jet-fighter
McDonell Douglas F-15 Eaglef15JSBSimAir superiority Fighter
McDonnel Douglas MD11MD11JSBSim3-engined wide-body airliner
McDonnel Douglas MD11MD11-FINNAIRJSBSimMD11 in FinnAir livery
McDonnel Douglas MD11MD11-KLMJSBSimMD11 in KLM livery
Messerschmitt BF-109 G14bf109YASimGerman WWII fighter
Messerschmitt BF-109 G14bf109gYASimGerman WWII fighter
MiG-15bisMiG-15bisYASimRussian early jet fighter
NTPSNTPSYASimYF-23 ATF prototype
NTPS-EngNTPS-EngYASimNTPS Engineer panel
NTPS-HD1NTPS-HD1YASimNTPS Heads Down Display 1
NTPS-HD2NTPS-HD2YASimNTPS Heads Down Display 2
NTPS-OTW-HUDNTPS-OTW-HUDYASimNTPS OTW with HUD
NTPS-OTW-NOHUDNTPS-OTW-NOHUDYASimNTPS OTW without HUD
NTPS-OTW-NOHUDNTPS-OTW-NOHUDYASimNTPS OTW without HUD
North American OV-10AOV10_CDFJSBSimCalifornia Department of Forestry
North American OV-10AOV10_NASAJSBSimNASA
North American OV-10AOV10_USAFEJSBSimUS Airforce
North American P-51Dp51dYASimWWII fighter
North American X-15X15YASimRocketplane
North American X-15X15-newJSBSimRocketplane
Northrop T-38T38JSBSimSuper-sonic jet training aircraft
Northrop/MD YF-23YF-23YASimPrototype fighter aircraft
ogeL experimentalogelJSBSimEducational aircraft
OrnithopterornithopterUIUCBird-like aircraft
paragliderparagliderJSBSimParaglider
Pilatus PC-7pc7JSBSimTurbo-prop training aircraft
Piper J3C-65 Cubj3cubYASimClassic light aircraft (1946 model)
Piper PA24-250 Comanche 250pa24-250YASimLight aircraft (1962 model)
Piper PA28-161 Cherokee Warrior IIpa28-161YASimLight aircraft (1979 model)
Piper PA34-200T Seneca IISenecaII-jsbsimJSBSimTwin-engined piston aircraft
Piper PA34-200T Seneca IISenecaII-yasimYASimTwin-engined piston aircraft
Rascal 110Rascal110-JSBSimJSBSimRadio Controlled model
Rascal 110Rascal110-YASimYASimRadio Controlled model
Santa Claus (3d cockpit)santaYASimUnique supersonic, cargo aircraft
Schweizer 2-33sgs233YASimGlider
Siai Marchetti S.211 (UIUC)marchettiUIUCItalian fast light aircraft
Sikorsky CH-53E Super Stallionch53eYASimHelicopter
Sikorsky S76Cs76cYASimHelicopter
Soko J-22 Orao / IAR-93j22YASimYugoslav/Rumanian aircraft
Sopwith Camel 1F.1sopwithCamelUIUCBritish WWI fighter
Sopwith CamelsopwithCamel-v1-nl-uiucUIUCBritish WWI British fighter
Space ShuttleshuttleJSBSimRe-entry simulation
Sukoi SU-37SU-37YASimRussian multi-role jet aircraft
Supermarine Seafire MkIIIcseafireIIIcYASimBritish WWII carrier prop aircraft
Supermarine Spitfire IIaspitfireIIaYASimBritish WWII fighter
Tupolev TU-114TU-114YASimRussian 4-engined turboprop airliner
Tupolev TU-154tu154YASimRussian 3-engined jet airliner
UFOufoufoFrom the ’White Project’ of UNESCO
USAF/NACA X-24Bx24bJSBSimRe-entry testbed
Vought F4U-1 Corsairf4uYASimCarrier-capable fighter/bomber
Yard StikYardStikJSBSimRadio controlled model

編集メモ


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