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#contents
-作業メモ
--作業場の新FGマニュアル第二章をベースに、再構成中。- 2007/06/04 toshi
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このドキュメントは http://www.jp.flightgear.org/Docs/getstart/getstartch2.html の日本語訳です。

*フライト準備:FlightGearのインストール [#se5974bf]
FlightGearのインストールにはバイナリファイルが必要です。
インストールできたら、お好みに応じて追加のシーナリ(地形データ)や航空機データをインストールしてください。

-Windows 各種
-Macintosh OS-X
-Linux
-Sgi Irix

については、最新リリースに対するコンパイル済みバイナリーが用意されています。
http://www.flightgear.org/Downloads/binary.shtml
(訳注: JPページのダウンロードページもご覧下さい)
に行き、記載されている指示に従ってください。

他のOSの場合や自分でコンパイルしたい時は、Appendix <a href="getstartap2.html#x17-153000B">B</a>「Building the plane: Compiling the program」の章をご参照ください。

** シーナリ(地形データ)のインストール [#ke8fc451]
FlightGearのベースパッケージにはサンフランシスコ周辺のシーナリしか含まれていません。しかし、お好みで世界中のシーナリを追加インストールできます。このシーナリはSRTM標高データ(USAは30m他の地域は90mの分解能)によるVMap0地形データをベースに作られています。
他に、ビルディングや橋などのモデルが追加されています。
経度・緯度ともに10度に区切られたシーナリを以下のサイトからダウンロードできます。
http://www.flightgear.org/Downloads/scenery.htmlhttp://www.flightgear.org/Downloads/scenery.html 

この他にCurt Olson氏によりDVDが販売されています。
http://cdrom.flightgear.org/http://cdrom.flightgear.org/ 

もしあなたが独自のシーナリを作りたいのであれば、TeraGearというソフトが使えます。
http://www.terragear.org/

William Riley氏作成のワールドシーナリデータを以下のサイトで入手することもできます。
http://www.randdtechnologies.com/fgfs/newScenery/world-scenery.htmlhttp://www.randdtechnologies.com/fgfs/newScenery/world-scenery.html

おそらく追加シーナリは、ベースパッケージに含まれていたシーナリデータのフォルダと分けてWorldSceneryというフォルダを作っておいた方が良いと思います。


Windowsの場合,例えば
C:\Program Files\FlightGear\data\WorldScenery
Linux/Unixの場合
/usr/local/share/FlightGear/WorldScenery
になります。

このフォルダの下にTerrain と Objects というフォルダも作っておいてください。
これらのフォルダには地形データやビルディング・橋などのデータ保存に利用されます。
ダウンロードしたシーナリデータを解凍してWorldScenery\Terrain フォルダに入れてください。
ただし、958402.gzのような地形データは解凍しないでください。
このままの形式でFlightGearが読み込みます。

シーナリインストールの一例として、グランドキャニオンが含まれるw120n30のシーナリデータをインストールしてみましょう。
解凍したパッケージを
C:\Program Files\FlightGear\data\WorldScenery\WorldScenery
へ入れるだけです。

C:\Program Files\FlightGear\data\WorldScenery\WorldScenery\Object
C:\Program Files\FlightGear\data\WorldScenery\WorldScenery\Terrain/w120n30/w112n30
C:\Program Files\FlightGear\data\WorldScenery\WorldScenery\Terrain/w120n30/w112n31・・・
C:\Program Files\FlightGear\data\WorldScenery\WorldScenery\Terrain/w120n30/w112n39

Windowsの場合は同梱ソフトのInstall&Uninstall Scenelyでファイルの解凍も含め簡単にインストールできます。
さらに、高層ビルや電波塔などを追加したいのでしたらhttp://fgsdb.stockill.olgから、インフォメーションを参考にダウンロードしてください。
インストールしたシーナリを利用する為には、FlightGearを起動してSelectPaths(Prevボタンを押して、一番最初の画面)のFG_SCENERYにフォルダの場所を設定するか、起動時にオプションコマンドとして --fg-scenery=フォルダまでのパス を打ち込んで起動してください。MacOSX Linux
 UNIXなどは環境ファイルのFG_SCENERYにパスを書き込んで下さい。
オプションコマンドの詳しい情報は第3章をご覧ください。

**2.2 機体のインストール [#r3dcb09c]
FlightGearのベースパッケージにはいくつかの機体が同梱されていますので、すぐにフライト可能です。その他の機体もスピットファイアーのような第二次大戦機からボーイング747のような旅客機まで幅広く開発されており、以下のサイトからダウンロードできます。
http://www.flightgear.org/Downloads/aircraft/
インストールはいたって簡単です。FlightGearのデータフォルダの下にあるAircraftフォルダ(Windowsの場合C:\Program Files\FlightGear\data\Aircraft)にダウンロードした機体データを解凍し移動するだけです。
次回FlightGearを起動したときには、インストールした機体が利用可能になっています。

**2.3 ドキュメントのインストール [#g815b950]

ほとんどのパッケージにはフライトギアのマニュアルとして"The FlightGear Manual"が同梱されています。このマニュアルを読む為にはAdbe AcrobatReaderが必要です。お持ちでなければ以下のサイトからダウンロードしてください。
http://www.adobe.com/jp/products/acrobat/

もちろんFlightGearのヘルプメニューからhtmlバージョンを見る事もできます。
そのうえ、ソースコードにはdocs-miniというフォルダに優良な解説書が含まれています。これは、FlightGearをより深く理解する為に良い読み物です。


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