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原文 FlightGear wiki - Troubleshooting Problems 2008/07/20 16:04版

このドキュメントは http://wiki.flightgear.org/flightgear_wiki/index.php?title=Troubleshooting_Problemsの日本語訳です・・・が、不必要に冗長にならないように若干の変更を行っています。

 
 

トラブルシューティング

はじめに

こんにちわ、あなたがこのページを参照していると言う事は、FlightGearの動作に何か問題が起きているからでしょう。このページはあなたが直面している問題を解決するのを助けるためにあります。

他の人々がFlightGearの問題かそうでないか整理できるように、あなたの動作環境と発生した問題についての情報を提供する必要があることを理解してください。これは私たちが、あなたのコンピュータに近づく事ができず、そのため「何が起きているか/起こったか」を考える事が出来ないからです。なので、あなたは私たちの目と耳である必要があります。また、関連性の低い別の現象を混入させないようにするのも重要です。

たとえ、私たちが求めている情報が問題を修正するために必要でなかったとしても、トラブルシューティングを物凄く簡略化し短くする事が出来ます。例えば、私たちが確信している問題の原因を取り除くことです。それで、可能なら私たちの求めに応じるようにしてください。もし、それが分りづらかったり、情報を得る方法を知らないなら、それを無視するのではなく、明確化を要求してください。

適切な問題の報告をするために

一般的には、あなたは問題の報告/要求をするときは以下の情報を提供するよう心がけてください。
(ただし、不必要に長くならないように、この中から必要そうな情報を選んで報告するべきでしょう)

これらの情報は、問題が本当にFlightGear(または、FlightGearが依存しているライブラリなど)によって引き起こされているか、あるいは個々のシステム特有の問題かを判断するのに役に立つでしょう。

解決方法

OpenGL対応グラフィックボードを使用しているのに、フレームレートが遅い

Nvidiaのチップを使用したボードで、フレームレートが遅い

ATiのグラフィックボードで、テクスチャが正しく表示されない。

(訳者注 - 私の場合、http://flightgear.jpn.org/modules/myalbum/photo.php?lid=63 のようになりました。) ATiグラフィックボードの場合、しばしばテクスチャが乱れる場合があります。ATiカード向けの改良の対象ではありますが、まだ一部のユーザーには問題が起こる場合があります。 FlightGearを通常どおり起動して、(おそらく、文字が正常に表示されませんが。)上のメニューの左から2つめのにある「View」を選択して、上から4番目のRendering Optionsを開いてから、新しいウインドウの中の上から4番目の「Use Point Sprites for Runway Lights」のチェックを外してください。 その後、メニューの一番左の「File」を選択して、一番下の「Exit」を選択、またはEscボタンを押して、ダイアログの左側のボタンを押してFGを再起動してください。 (この場合、ウインドウを閉じるときに設定が保存されます。)

もし全くメニュータイトルが読めないなら、FlightGearを起動する前に、手動でautosave.xmlを編集してください。 まずは、FlightGearを終了してから、<point-sprites type="bool">true</point-sprites>と書かれた行を、 <point-sprites type="bool">false</point-sprites>と変更してください。
そして、FlightGearを再度起動してください。これは、先述のオプションを変えるのと同じ効果がありますが、FightGearを停止しているときに行う事が出来ます。

ATI_point-sprites_corrupted_1.jpg
ATI_point-sprites_corrupted_2.jpg

USBジョイスティックが正常に作動しない

FlightGearは自動的にUSBジョイスティックを判別して、すでに設定ファイルがある場合はそれを利用するように設計されています。ジョイスティックの設定ファイルはdata/Inputsフォルダにあります。
例:

'Input/Saitek/X45.xml'

このシステム上のジョイスティックの名前は、前述した設定ファイルに記載されているものと適合しなければいけません。もし、ジョイスティックが自身が返した名前が

'Saitek Saitek X45 Flight Control Stick'

と返して、設定ファイルに記載されている名前が、

'Saitek X45 USB Flight Stick'

だった場合、認識に失敗します。

 

この事は時々発生します。いくつかのジョイスティックは、製造ラインによって違う識別用の文字列を報告するのが知られています。 (訳注:「manufacturer's line」を製造ラインと訳しました。実際は製造時期による改良による場合が多いと思います。)
もしこの問題に遭遇した場合、最初に以下の点をチェックしてください。

CH Products製ジョイスティックをWindowsVistaで使用するための設定

CH Productsのヨークとペダルは、最もポピュラーなフライトシム用のコントローラの一つです。FlightGearはCHのヨークとペダルの設定ファイルを提供しています。しかし、WindowsVistaでは自動で「Generic Controls」としてこれらの製品を認識して、構成します。 FlightGearが適切なコントローラーの構成を割り当てようとするとき、これが問題を引き起こします。 その対策として、手動でFlightGearが使用する設定ファイルを指定するために、Joystick.xml(FlightGear\data\Joystick.xml)ファイルを編集する必要があります。
例:Windowsによって、ヨークがコントローラ1,ペダルがコントローラ2に割り当てられている場合、以下の行を追加してください。

'<js n="0" include="Input/Joysticks/CH/pro-yoke-usb.xml"/>'

'<js n="1" include="Input/Joysticks/CH/pro-pedals-usb.xml"/>'

ベースパッケージに含まれるファイルの変更時の落とし穴

殆どの人は、何らかの理由でFlightGearのベースパッケージを変更したいと思うでしょう。 それを編集する事によって、多くの面白い変更が出来ます。たとえば、機体のファイルや、計器ファイル、Nasalスクリプトなどです。 しかしながら、あなたがベースパッケージを変更するたびに、どのように変更したか把握し、ファイルが適切に変更されるようにするのは重要です。 ここで、注意すべき点を挙げます。


2008/05/08:新規作成 sambar


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