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#contents
-作業メモ
--jp.flightgear.orgの日本語文章を全体的に見直しました。
特にGPLに関する箇所のご確認をお願いします。- 2007/05/27 toshi
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このドキュメントは http://www.flightgear.org/introduction.html の日本語訳である。

*イントロダクション [#na2cda72]

FlightGearフライトシミュレータプロジェクトは、オープンソースによるマルチプラットフォームの協調的なフライトシミュレータ開発プロジェクトです。
全体のプロジェクトに対してソースコードが入手可能であり、<a href="http://www.gnu.org/copyleft/gpl.html">GNU General Public License</a>に従っています。

FlightGearプロジェクトのゴールは、洗練されたフライトシミュレータ・フレームワークを創り上げることであり、それは研究や学術環境で使うためであり、また他の興味深いフライトシミュレーションのアイデアを開発、探求するためであり、そしてエンドユーザにおけるアプリケーションとして使用するためであります。
私たちは、貢献することに興味を持つ誰もが拡張して向上させることが出来るよう、洗練され、オープンなシミュレーションフレームワークを開発しています。

オープンでフリーのフライトシミュレータには多くのエキサイティングな可能性があります。
私たちは、たくさんの地域のたくさんの人々にとってこのプロジェクトが興味深くかつ有益なものであることを願っています。

*プロジェクトの概要 [#r0594b12]

FlightGearは、フリーのフライトシミュレータ・プロジェクトです。
世界中の才能のある多くの人々によるソースコードと空き時間の寛大な貢献により現在も開発が進んでいます。
このプロジェクトのたくさんあるゴールのうちには、最小化ショートカットの正常な動作の追求や、学習や知識向上の追求、そしてより良い遊び道具を手に入れるための追求などがあります。

FlightGearは、現在の商用のフライトシミュレータに対する不満から生まれました。
これらのシミュレータにおける大きな問題は、その独自仕様であり拡張性の欠如です。
既存のシミュレータの性能を上げる為のすばらしいアイディアとコードを書く能力のある人や、学びながら開発に参加したいと考える人が世界中にいます。
研究機関や教育機関などに従事する多くの人々は、それぞれのプロジェクトを行う為に、素晴らしい出来のフライトシミュレータを利用できます。
しかし、商用のフライトシミュレータはソースコードの修正や拡張には不向きです。
FlightGearプロジェクトはこれらの隔たりを埋めるように努力しています。

世界中にこのプロジェクトに興味を示し、参加する人がいます。これはまさに、ほぼ全大陸からの貢献者との世界的規模の連携です	。
古い飛行機の部品を使って現実的なホームシミュレータを作ることから、大学の研究や教育の用途まで、さらには商用のPCシミュレータに対する実行可能な代替品として単に所有することにまで興味は及んでいます。

FlightGearとそのソースコードは意図的にオープンで入手可能でかつフリーな状態にされています。
そうすることで世界中の途方も無く有能な人々の取り組みを活用することができます。
従来の商用ソフトウェアベンダのアプローチと比較してみて下さい。
彼らは、彼らが雇ってお金を支払える人々の集団的な能力によって制約されています。
私たちのアプローチは、それ特有のユニークな挑戦と困難をもたらしますが、ソフトウェア開発という長い道のりにおいて(他の似た構造を持つプロジェクトが実証してきたように)商用の「競争相手」に対して決定的な差をつけることを確信しています。

FlightGearに貢献することはためになり、そして多くの楽しみになるかもしれません。
長期にわたる開発者のカーティス・オルソン(Curtis Olson)は、FlightGearへの貢献についてこう述べています。

>個人的には、FlightGearは私にとってすばらしい学習経験であり続けています。
私は多くの新しいアイデアにさらされて、FlightGearの様々なサブシステムについて議論する過程でとても多くの「すばらしい物」を学びました。
もし他に理由が無くとも、この1つのことだけで十分な価値があります。

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