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マルチプレーヤーとは †
マルチプレーヤーとはFlightGearユーザーが運営するサーバーに接続し、多人数でフライトを楽しむ機能です。
さらにこのサーバーでは、自分の機影をグーグルマップ上にプロットしてくれるので、Atlasのようなカーナビ機能としても使えます。(しかもマップは衛星写真)
注意点はファイアーウォールを越えてデータをやり取りする為、セキュリティが低下する恐れがあります。
しかし、適切な知識によってPCを設定すれば、安全に楽しむ事が出来ます。
是非この機会をとらえて、スキルアップをしてみませんか?
クイックスタート for Win †
FlightGearの設定 †
FlightGear起動ランチャーの最後の画面の設定
- Features の AI models にチェック (他のユーザの機体を見るのに必要)
- Multiplayer にチェック
- Callsign: 7文字以内の名前 (私はtoshi)
- Hostname: mpserver01.flightgear.org (接続するサーバ)
- in と out: 5000 (ポート番号)
繋がらない時は †
原因1:2つ以上のネットワークインターフェースがマシンに接続されていて、外部のネットワークに接続されていないほうのインターフェースで待ち受けてしまう
- 1) FlightGear起動ランチャーの最後にAdvanced...というボタンを押す。
- 2) NetworkのMultiplayer Optionの中のMultiplay 2:に in,10,,5000 と入れる。(全てのNICで待ち受けるように設定する)
接続の確認 †
オンラインマップサーバ
FGMapのpilotsの中の自分のコールサインをクリックすると、自分の機体がマッピングされているのが確認できると思います。
いかがですか?接続できましたか??
補足 †
fgfsコマンドラインの書式 †
--multiplay=out,10,<サーバのアドレス>,<ポート番号>
--multiplay=in,10,<自分のPCのIPアドレス>,<ポート番号>
--callsign=<コールサイン>
<サーバのアドレス>は、下記マルチプレイサーバのアドレスです。
<自分のPCのIPアドレス>は、お使いのマシンのネットワークインターフェースのIPアドレスです。
linuxなら"ifconfig"、windowsなら"ipconfig" (Win98では"winipcfg")で調べることができます。
<ポート番号>は5000番か5002番です。
- 5000番: 最新のFlightGearリリース版(現在はv1.0.0)用です。
5002番: cvs版用です。FlightGearリリース版で接続した場合、サーバの開発段階によって、うまく動いたり動かなかったりするかもしれません。
<コールサイン>は7文字以内です。
マルチプレイサーバ †
- mpserver01.flightgear.org (in Germany) [T]
- mpserver02.flightgear.org (in Hong Kong) [T]
- mpserver03.flightgear.org (in Germany) [T] (down 21 Dec)
- mpserver04.flightgear.org (UK) [T]
- mpserver05.flightgear.org (Texas, USA) [T]
- mpserver06.flightgear.org (Sweden) (tracked only on port 5002)
- mpserver07.flightgear.org (Wisconsin,USA) [T]
- mpserver08.flightgear.org (Germany) [T]
- mpserver09.flightgear.org (Germany) [T]
- mpserver10.flightgear.org (France) [T]
- mpserver11.flightgear.org (Lithuania) [T]
上記の公開サーバ間は連携してますので、どのサーバに接続しても、他のサーバに接続しているユーザの機体を見ることができます。
[T]は後述のフライトトラッカーに飛行経路が記録されることを意味しています。
遅延時間が気になる方は、pingコマンドでネットワーク的に一番近いサーバを調べてみてください。
ping mpserver01.flightgear.org
オンラインマップ †
フライトトラッカー †
FlightGear Tracker: http://fgfs.i-net.hu/modules/fgtracker/
[T]と書かれた公開サーバに接続した場合、飛行経路が自動的に記録されます。
記録された経路は、上記のフライトトラッカーページでコールサイン毎に公開されています。
コールサインをたどるとフライトログの一覧がリスト表示されます。
「No.」欄の各数字のリンクをたどるとフライトマップが表示されます。
DはDeparture (出発)、AはArrival(到着)だと思います。
その他のリソース †
- FlightGear/data/Docs-mini ディレクトリ内: README.multiplayer
ちょっと古い文書ですが、サーバに接続せずにLAN内でマルチプレーヤーを楽しむ方法などが書かれています。
編集メモ
- 全体的な文書の追加・修正、画像の差し替えを行い、「クイックスタート for Win」と「補足」としてまとめました。2007/07/21 toshi
- 画像を追加、文書を一部修正。2008/03/23 toshi
- リンク先を新サーバに変更。Advancedオプションの設定に関する説明を削除(FlightGear v1.0.0 以降では設定不要であるため)。 2008/06/15 toshi
- 最新の情報に更新。--toshi
- 「Advanced」の項目を復活(トラブルシューティングで必要になるので) --sambar 2009/02/26
- 新しいサーバが増えたので追加。(http://wiki.flightgear.org/index.php?title=Howto:_Multiplayer) --sambar 2009/12/27