現在作業途中です。
想定条件 †
- ソースからインストールする
- ある程度開発用ツールをインストールしている(cvs,svn,automake,gcc等…)
作業の前に †
- FlightGearの推奨環境を満たしているか確認する
- メモリの空きが512-1024 MB以上あること
- 1-2 GHz CPU (マルチコアプロセッサの場合、タイルローダ等、FlightGearのいくつかのコンポーネントで有益です)
- OpenGL 1.2以上をサポートする、VRAM容量が128-256MB以上のビデオカード(OpenGL 2.0を推奨)
確認方法:ターミナルから、以下のコマンドを入力する
$glxinfo | grep direct
3Dアクセラレーションが有効な場合、以下のように表示される
direct rendering : yes
以下の表示が出た場合でも、とりあえずplib1.8.5(と、それに依存する物)のインストールに進んでください。(mesaをインストールしていない場合、glxinfo自体が使えない)
その後、再度このコマンドを入力し、それでも以下の表示が出るならばドライバが正常にインストールされているか確認してください。
direct rendering : no
- Debian、Ubuntu等deb系のディストリビュージョンでは、aptを使用すると自動である程度依存関係の解決が行える。
- Fedora、CentOS等のrpmパッケージ管理システムを採用している場合、yumだったりaptだったりurpmiだったり、ディストリビュージョンによって違うので注意。openSUSEの様に統合管理ツールにパッケージ管理の機能が備わっている場合もある。
- Redhat系の場合、/etc/ld.so.confの修正が必要な場合がある。
デフォルトでは以下のディレクトリに共有ライブラリを置いても認識しないため、rootで以下の作業を行って、/etc/ld.so.confに以下の行を追加したあと、root で ldconfigと入力して共有ライブラリのキャッシュを再構築する必要がある。
/usr/local/lib
#以下は64bit版のみ
/usr/local/lib64
OpenSceneGraphのインストール †
- 依存している物
- cmake (パッケージを使用)
- libtiff(同上)
- libjpeg(同上)
- libungif(同上)
- libpng (同上)
- libz (同上)
- freetype (同上)
(おそらく、libXi、libXmu、libcurlもこの時点で必要。もしかしたら、開発用パッケージ(-develと末尾に付く方のパッケージ)が必要かもしれない)
SimGearのインストール †
- 依存している物
- OpenAL (openal-develパッケージを使用)
- ALUT (freealut-develパッケージを使用)
- plib (plib-develパッケージを使用)
- Boost (boost-develパッケージを使用)
FlightGearのインストール †
以降、既出の物は省略する
- 依存している物
- Glut(freeglut-develパッケージを使用したため省略)
FlightGearの基本データのインストール †
- FlightGear-data-2.0.0.tar.bz2をダウンロードして、/usr/local/share/FlightGear/dataに展開する。
FGRUN (FlightGear起動用ランチャ:Windows版と同じ)のインストール †
- 依存している物
- fltk (fltk-develパッケージを使用したため省略)
- fluid (svn版のみ) (パッケージを使用したため省略)
備考:Advanced Options→Propertiesでプロパティを追加した場合に、"(ダブルクオート)が挿入されてしまい「そのようなファイルはありません」と出て起動できない問題がある
- インストール手順
- fgrunより、ソースを取得して展開する(「Files」タブを開き、「Downloads now!」ボタンを押すとダウンロードが始まります。)
- 以下のコマンドを入力する
$ cd (ダウンロード先)
$ tar zxvf fgrun-1.5.2.tar.gz
$ cd fgrun-1.5.2.tar.gz
$ ./autogen.sh
$ ./configure
$ make
$ sudo make install
FGCOMのインストール †
- 依存している物
備考:パッチを当てなくても一応交信可能ですが、fgcomgui-fgcom_01192010.diffというパッチが出ているので、それを使用することを推奨。
- インストール手順
- svnリポジトリからソースを取得する
$ svn co https://appfgcom.svn.sourceforge.net/svnroot/fgcom/trunk fgcom
$ cd fgcom
- パッチを当てる
patch -p0 < fgcomgui-fgcom_01192010.diff
- ソースの入ったディレクトリに移動して、以下のコマンドを入力
$ cd src
$ make
$ sudo make install
fgcomguiのインストール †
- 依存している物
- scons (sconsパッケージを使用)
- qt-devel (同上)
- インストール手順:
以下のコマンドを入力する
$ svn co http://fgcomgui.googlecode.com/svn/trunk/ fgcomgui
$ cd fgcomgui
$ scons
$ sudo scons install
- 備考:
Fedora12では、fgcomgui/SConstruct の29行から31行を
"/usr/include/qt4",
"/usr/include/qt4/QtCore",
"/usr/include/qt4/QtGui"
から、
"/usr/include/Qt",
"/usr/include/QtCore",
"/usr/include/QtGui"
に置き換える必要がある。
依存パッケージの一覧部分のみ作成 2010/3/6 sambar
プロンプトを追加 2010/3/7 sambar
整形してみた。2010/3/31 sambar
推奨ハードウェアと、3Dアクセラレーションに付いて追加。 ただし、パッケージからのインストールについて書く機会があればそっちに移管したいと思う 2010/4/1 sambar