[[FlightGearフライトスクール/第I部]]
*第3章 First Steps [#e29f878c]
最初の理論のセクションの後に、あなたは今現実的な訓練を行います。
私たちが使う飛行機は世界中で「標準的な」練習機です。(訳注:General Avitation向けの練習機)
それはセスナ C172P 「スカイホーク」です。あなたは航空機セクション B.1(未翻訳)で飛行機に関するいくつかの情報を見つけるでしょう。

**3.1 飛行の前に [#g544ac6d]
まずは、FlightGearを'--timeobday=noon'オプションをコマンドラインで指定して起動して(これは起動した時、FlightGearの中の時間帯を昼に指定します)(訳注:原文では'--start-date-lat=2003:06:08:15:30:00'だった)、
事前にセーブされているフライト"flight001.sav"をロードしてください。
(すべての事前にセーブされたフライトはDocs/source/FlightGearSchool/saved に記録されています。あなたはロードする前にFlightGearをスタートするディレクトリにこのファイルをコピーする必要があります。)(訳注:どこか良く分らなかったので時間があればまた探してみます --sambar)

あなたはKSQL(米国のサンカルロス空港)の駐機エリアにいるのが見えるでしょう。これは米国、サンフランシスコ東部のサンカルロスにある、小さな地方空港です。

***3.1.1 空港 [#mcdaa084]
通常、飛行前には非常に詳細かつ注意深くフライトプランを立てます。
私たちは最初の飛行のためにこれをスキップして、セクション「フライトプラン」でこの事を扱おうと思います。
まず、滑走路を見つけるために、私たちは少なくとも、飛行を開始する空港の概要を必要とします。
あらゆる空港も、空港のレイアウト、出発、到着などに関する多くの空港ごとによって異なるチャートがあります。
私たちは今回、空港のチャートの一部だけを使用するつもりです。あなたは後述の「付録 G」で完全なチャートを見つけるでしょう。~
(図:サンカルロス空港のレイアウト:まだアップしていない)

CENTER:&ref(fsc-013.jpg);
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CENTER:''サンカルロス空港のレイアウト''
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現在、飛行機は図の中央の'2600'と書かれている部分の右側の駐機場に居ます。
あなたは、地図を横切っている黒い線を唯一の滑走路(12/30)と見てください。12と30の滑走路の数字を10倍すると、滑走路の向いている方角になります。
これらの数の下に小さく書いてある数字を読めば、あなたはより正確な方向(122か302)を与えられているのが分るでしょう。
私たちはこれから滑走路30を使って最初の離陸をします。それらの前に、私たちはグレーで書かれた誘導路を通って滑走路の北の端に行かなければなりません。
この長い誘導路で、私たちは地上での飛行機のコントロールを学ぶでしょう。しかし、私たちは最初にまだいくらかの仕事をしなければなりません。
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***3.1.2 外からの点検 [#ye180b5f]
私たちはコックピットに入ってエンジンを始動する前に、いくつかの点検を行います。(詳細は付録B1を見てください。)フライトシミュレータには、これは必要ではありませんし、また可能でもありません。~
CENTER:&ref(fsc-014.jpg);
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CENTER:''外からの点検手順''
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+ 燃料~
コックピットに入ってマスタースイッチをオンにしてください。(残念ながら、この機能はFlightGearでまだ実装されていないので、スイッチを使用すると想像してください。
あなたはパネルの左の下側の縁でそれを見つけるでしょう。)(訳注:機種によってはマスタースイッチがある)~
それは私たちの知っている車とは正反対に、キーとマスタースイッチがあります。飛行機では、エンジン点火はバッテリーやジェネレータ(訳注:発電機。大抵ベルト駆動だと思う)にも頼りません。~
これは非常に重要です。なぜなら、両方とも故障することがあるからです。したがって、点火の力はエンジンに内蔵されたマグネトー(点火専用の発電機)から得ています。
それ以外の全ての飛行機の電気部品はバッテリーとそれに接続された発電機から得ています。~
燃料をチェックするには、マスタースイッチを入れてください、そうすればバッテリーから計器に電力が供給されます。
あなたはパネルの左サイドに燃料系を見つけることが出来ます。それは現在、実際の燃料の量を示しています。今回、燃料タンクは満タンです。~
通常の飛行に関しては、パイロットは飛行の前に燃料の計算をしなければなりません。
燃料が少なすぎると、危険な状況に陥るかもしれません。逆に燃料が多いと飛行機の重量が増えるので、燃料消費が大きくなると共に、飛行の条件が悪くなります。
(訳注:特に、大型機だと燃料を捨てなければ着陸重量過大で着陸できない場合がある。)~
後の章であなたは飛行前の燃料計算を学ぶことが出来ます。~
マスタースイッチを再びオフにしてください。これは非常に重要です。現在、飛行機の全てのシステムは直接バッテリーから電気を取り出しています。
エンジンが動いていないとバッテリーは充電されないので、すぐにバッテリー上がりを起こします。~
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+尾部~


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