9時00分〜17時00分
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1955 MiG-21(Ye-4)の初飛行
MiG-21は、ソ連において1950年代前半より開発された。開発に当たり、設計局では二つの系統の試作機を製作した。そのうち先に完成したYe-2 (Е-2イェー・ドヴァー)は、MiG-15からMiG-17、MiG-19と受け継がれてきた後退翼を持った機体で、MiG-19から開発された後期の試作機とよく似た外見の機体であった。一方、もうひとつの試作機Ye-4(Е-4イェー・チトィーリェ)は、新しい水平尾翼つき三角翼を持った機体であった。これらMiG-21の初めの試作機であるYe-2とYe-4は、ともに1955年に初飛行を行った。Ye-4の発展型であるYe-5(Е-5イェー・ピャーチ)は、1956年1月9日に初飛行を行い、その後MiG-21という量産機の名称が与えられた。Ye-2は、改良型も製作されMiG-23(Tip 23)という名称で量産するという計画も出されたものの、結局は開発中止となった。
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