FlightGear v2.10 リリース
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FlightGear v2.10 リリース
msg# 1
toshi
投稿数: 1540
FlightGear v2.10が2/17にリリースされました。
FlightGear v2.10 Released | FlightGear Flight Simulator
http://www.flightgear.org/news/flightgear-v2-10-released/
Windows用バイナリやMac OS X用バイナリは以下の本家ダウンロードページから取得できます。
ただし、現時点では全FTPミラーサイトにはまだ行き渡っていないようです[注1]。
Download Central - FlightGear
http://www.flightgear.org/download/
- Windows用: Setup FlightGear 2.10.0.3.exe (706MB)
- Mac OS X用: FlightGear-2.10.0-r379.dmg (742MB)
ダウンロードには1時間以上かかると思いますので、その間にv2.10の新機能を紹介した動画をお楽しみください。
http://www.youtube.com/watch?v=Cmhy9zjRBGs
また、本フォーラムの「もうすぐv2.10.0リリース」でもいくつかの変更点について触れていますので、目を通してみていただくと良いかもしれません。
v2.10用の機体ダウンロードページも用意されています。
http://www.flightgear.org/download/aircraft-2-10-filterable/
この機体ダウンロードページには、新たにフィルタ機能が加わりました。
初期状態では、
[×] Show detailed information
[レ] Show aircraft with known status only (filter on completeness/accuracy)
となっており、後者のフィルタが有効になっていて、スライドバーで所望の完成度に応じた機体を抽出して表示できるようになっています。
全部の機体を見たい場合は、[レ]を[×]にしてください。
v2.10用のシーナリーダウンロードページもあります。
http://www.flightgear.org/legacy-Downloads/scenery-v2.10.html
★ATI(AMD)のCatalystドライバを使用している皆様へ
Catalystドライバ(>= 11.5)を使用している場合に、FlightGearの画面が小さくなって左下に寄ってしまう不具合が報告されています。
具体的な例は、
Issue 385 - flightgear-bugs - Incorrect view port vs screen/window size (ATI Catalyst >= 11.5)
http://code.google.com/p/flightgear-bugs/issues/detail?id=385
の最初の投稿にある画像をご参照ください。
この問題に対する対策は既に実装されているのですが、初期状態では無効に設定されています。
v2.10で有効にするには、起動時オプションに
--prop:/sim/ati-viewport-hack=1
を付けて起動するか、あるいは $FG_ROOT/preferences.xml の<sim></sim> セクションの中に
<ati-viewport-hack>true</ati-viewport-hack>
を追加してください。
私はnVIDIAユーザなので、この問題を実はきちんと理解できていないのですが、多くのATIユーザに影響があるのではないかと心配しです。
そこで、問題の有無に関わらず、出来るだけ多くの方から動作レポートを本フォーラムにお寄せいただけるよう、ご協力をお願いします。
[テンプレ]
・OS名、グラフィックボードの型番:
・Catalystドライバのバージョン:
・初期状態での不具合の有無:
・不具合有りの場合、上記対策を行った後の不具合の有無:
---
[注1] もう数日待つか、あるいは以下のリストのUSA(source mirror)からたどってください。
http://www.flightgear.org/download/mirror/
ただしUSAのサイトは、ダウンロードに6時間以上かかりそうな状況ですので、気長な人向けです。
ミラーサイトにファイルが行き渡ったら、ダウンロードの早そうな上位3つを、wikiの「Win版クイックスタート(インストール編)」tと「Mac版クイックインストール」からリンクするようにしたいと思いますので、wikiページの更新はしばらくお待ちください。
FlightGear v2.10 Released | FlightGear Flight Simulator
http://www.flightgear.org/news/flightgear-v2-10-released/
Windows用バイナリやMac OS X用バイナリは以下の本家ダウンロードページから取得できます。
ただし、現時点では全FTPミラーサイトにはまだ行き渡っていないようです[注1]。
Download Central - FlightGear
http://www.flightgear.org/download/
- Windows用: Setup FlightGear 2.10.0.3.exe (706MB)
- Mac OS X用: FlightGear-2.10.0-r379.dmg (742MB)
ダウンロードには1時間以上かかると思いますので、その間にv2.10の新機能を紹介した動画をお楽しみください。
http://www.youtube.com/watch?v=Cmhy9zjRBGs
また、本フォーラムの「もうすぐv2.10.0リリース」でもいくつかの変更点について触れていますので、目を通してみていただくと良いかもしれません。
v2.10用の機体ダウンロードページも用意されています。
http://www.flightgear.org/download/aircraft-2-10-filterable/
この機体ダウンロードページには、新たにフィルタ機能が加わりました。
初期状態では、
[×] Show detailed information
[レ] Show aircraft with known status only (filter on completeness/accuracy)
となっており、後者のフィルタが有効になっていて、スライドバーで所望の完成度に応じた機体を抽出して表示できるようになっています。
全部の機体を見たい場合は、[レ]を[×]にしてください。
v2.10用のシーナリーダウンロードページもあります。
http://www.flightgear.org/legacy-Downloads/scenery-v2.10.html
★ATI(AMD)のCatalystドライバを使用している皆様へ
Catalystドライバ(>= 11.5)を使用している場合に、FlightGearの画面が小さくなって左下に寄ってしまう不具合が報告されています。
具体的な例は、
Issue 385 - flightgear-bugs - Incorrect view port vs screen/window size (ATI Catalyst >= 11.5)
http://code.google.com/p/flightgear-bugs/issues/detail?id=385
の最初の投稿にある画像をご参照ください。
この問題に対する対策は既に実装されているのですが、初期状態では無効に設定されています。
v2.10で有効にするには、起動時オプションに
--prop:/sim/ati-viewport-hack=1
を付けて起動するか、あるいは $FG_ROOT/preferences.xml の<sim></sim> セクションの中に
<ati-viewport-hack>true</ati-viewport-hack>
を追加してください。
私はnVIDIAユーザなので、この問題を実はきちんと理解できていないのですが、多くのATIユーザに影響があるのではないかと心配しです。
そこで、問題の有無に関わらず、出来るだけ多くの方から動作レポートを本フォーラムにお寄せいただけるよう、ご協力をお願いします。
[テンプレ]
・OS名、グラフィックボードの型番:
・Catalystドライバのバージョン:
・初期状態での不具合の有無:
・不具合有りの場合、上記対策を行った後の不具合の有無:
---
[注1] もう数日待つか、あるいは以下のリストのUSA(source mirror)からたどってください。
http://www.flightgear.org/download/mirror/
ただしUSAのサイトは、ダウンロードに6時間以上かかりそうな状況ですので、気長な人向けです。
ミラーサイトにファイルが行き渡ったら、ダウンロードの早そうな上位3つを、wikiの「Win版クイックスタート(インストール編)」tと「Mac版クイックインストール」からリンクするようにしたいと思いますので、wikiページの更新はしばらくお待ちください。
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Re: FlightGear v2.10 リリース
msg# 1.1
tiger
投稿数: 51
こんにちはtigerです。
ver2.10.0をインストールした後、airplanとairportを選択してrunさせると下記メッセージが出てクラッシュしてしまいました。
No internationalization settings specified in preferences.xml
Sqlite API abuse
Sqlite API abuse
NavCache: init failed:Sqlite error:Sqlite API abuse (attempt 1)
Sqlite API abuse
NavCache: init failed:Sqlite error:Sqlite API abuse (attempt 2)
本家フォーラムにも似たような投稿がありますが、内容が専門的すぎて全く理解できません。
http://www.flightgear.org/forums/viewtopic.php?f=47&t=19178
古いパソコンが原因なら仕方ありませんが、対策が可能かどうかよろしくお願いします。
パソコン: DELL DIMENSION 9100
メモリー: 3mb
OS: windows XP sp3
グラッフィクボード:Geforce 6800
ドライバ:Geforce 307.74
ver2.10.0をインストールした後、airplanとairportを選択してrunさせると下記メッセージが出てクラッシュしてしまいました。
No internationalization settings specified in preferences.xml
Sqlite API abuse
Sqlite API abuse
NavCache: init failed:Sqlite error:Sqlite API abuse (attempt 1)
Sqlite API abuse
NavCache: init failed:Sqlite error:Sqlite API abuse (attempt 2)
本家フォーラムにも似たような投稿がありますが、内容が専門的すぎて全く理解できません。
http://www.flightgear.org/forums/viewtopic.php?f=47&t=19178
古いパソコンが原因なら仕方ありませんが、対策が可能かどうかよろしくお願いします。
パソコン: DELL DIMENSION 9100
メモリー: 3mb
OS: windows XP sp3
グラッフィクボード:Geforce 6800
ドライバ:Geforce 307.74
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Re: FlightGear v2.10 リリース
msg# 1.1.1
sambar
居住地: 岡山
投稿数: 484
こんばんは、sambarです。
引用:エラーメッセージを見る限りでは、~/.fgfs/navdata.cache (注:Linuxの場合。Windowsだと…どこにこのファイルがあるのかは分かりません)が読み書き出来ないor壊れているのが原因だと思いますので、一度navdata.cacheを削除してみると良いかもしれません。
ただ、本家の類似事例のNvidia Geforce 6150seは「古いのでrembrandtやシェーダーを使わなくても力不足」
と言われてましたが、tigerさんがお使いのGeforce 6800も同世代のGPUだったりします。
#Windows XPのサポートが切れるのが2014年4月ですので、新しいPCに買い換えた上で必要ならグラフィックボードを追加するのがおそらく最善だと思います。
#もっとも、CPUが性能不足でないならグラフィックボードを載せ替えた上で私のようにLinuxに移行するのも一つの手ですが、CPUの能力が十分かは私には分かりません…
----以下愚痴----
Vistaの方が先にサポート切れましたw
引用:
No internationalization settings specified in preferences.xml
Sqlite API abuse
Sqlite API abuse
NavCache: init failed:Sqlite error:Sqlite API abuse (attempt 1)
Sqlite API abuse
NavCache: init failed:Sqlite error:Sqlite API abuse (attempt 2)
ただ、本家の類似事例のNvidia Geforce 6150seは「古いのでrembrandtやシェーダーを使わなくても力不足」
と言われてましたが、tigerさんがお使いのGeforce 6800も同世代のGPUだったりします。
#Windows XPのサポートが切れるのが2014年4月ですので、新しいPCに買い換えた上で必要ならグラフィックボードを追加するのがおそらく最善だと思います。
#もっとも、CPUが性能不足でないならグラフィックボードを載せ替えた上で私のようにLinuxに移行するのも一つの手ですが、CPUの能力が十分かは私には分かりません…
----以下愚痴----
Vistaの方が先にサポート切れましたw
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Re: FlightGear v2.10 リリース
msg# 1.1.2
toshi
投稿数: 1540
tigerさん、こんばんは。
toshiです。
ご質問の中でちょっと分からなかったところがあるのですが、
「airplanとairportを選択してrunさせると」というのは、fgrunの中での選択を指しているのでしょうか?
その場合、airplanとは何を指しているのでしょうか?
また、fgrunの[Defaults]>[Reset]ボタンを押してから、何も選択せずに[Run]を押しても、同様のエラーメッセージが表示されるのでしょうか?
私の環境は以下のとおりtigerさんとまぁまぁ似ているのですが、v2.10は今のところ問題なく起動しています。
o Windos XP
o Dell Dimension C521
o AMD Athlon 64 X2 3600+ 1.9GHz
o 1GB DDR2-SDRAM
o NVIDIA GeForce 8400 GS
o Graphics driver version 306.81 (6.14.13.0681)
ご紹介の本家フォーラムのスレッドを見ましたが、少なくともそのスレッドには現段階では有効な情報がまだなさそうに思います。
ただ、Feb 19, 2013 9:49 pm付けの記事で、「うまく起動するようになったらまた投稿する」と最初の質問者が書いていますので、ウォッチしておくと良いと思います。
また、エラーの内容からすると、NavCacheの初期化に失敗しているように思います。
私も調べてみてはじめて知ったのですが、NavCacheというのはv2.10から導入された機能で、Airports/apt.dat.gz, Airports/metar.dat.gz, Navaids/nav.dat.gz, Navaids/fix.dat.gz, Navaids/carrier_nav.dat.gz, Navaids/awy.dat.gzの内容をキャッシュするようです。
比較的大規模なソースコードの改変が行われているそうですので、不具合がまだ残っている可能性があります。
FlightGear Newsletter September 2012 - FlightGear wiki
- NavCache
http://wiki.flightgear.org/FlightGear_Newsletter_September_2012#NavCache
不具合が起こりそうな原因はいくつか思い浮かぶのですが、まずは、
%appdata%\flightgear.org
フォルダに
navdata.cache
という名前のファイルが存在するかどうかを教えてください。
%appdata% フォルダにアクセスするには「マイ コンピュータ」のアドレス欄に「%appdata%」と入れてリターンキーを押してください。
# 通常は、fgfs.exeの初回起動時にnavdata.cacheが生成されます。
# 私の場合は、78MBのファイルが生成されました。
存在する場合は、navdata.cacheを削除してみてください。
存在しなかった場合は、
%appdata%\flightgear.org
のパス名を参考までに教えてください。
# 私の場合は、
# C:\Documents and Settings\toshi\Application Data\flightgear.org
# です。
toshiです。
ご質問の中でちょっと分からなかったところがあるのですが、
「airplanとairportを選択してrunさせると」というのは、fgrunの中での選択を指しているのでしょうか?
その場合、airplanとは何を指しているのでしょうか?
また、fgrunの[Defaults]>[Reset]ボタンを押してから、何も選択せずに[Run]を押しても、同様のエラーメッセージが表示されるのでしょうか?
私の環境は以下のとおりtigerさんとまぁまぁ似ているのですが、v2.10は今のところ問題なく起動しています。
o Windos XP
o Dell Dimension C521
o AMD Athlon 64 X2 3600+ 1.9GHz
o 1GB DDR2-SDRAM
o NVIDIA GeForce 8400 GS
o Graphics driver version 306.81 (6.14.13.0681)
ご紹介の本家フォーラムのスレッドを見ましたが、少なくともそのスレッドには現段階では有効な情報がまだなさそうに思います。
ただ、Feb 19, 2013 9:49 pm付けの記事で、「うまく起動するようになったらまた投稿する」と最初の質問者が書いていますので、ウォッチしておくと良いと思います。
また、エラーの内容からすると、NavCacheの初期化に失敗しているように思います。
私も調べてみてはじめて知ったのですが、NavCacheというのはv2.10から導入された機能で、Airports/apt.dat.gz, Airports/metar.dat.gz, Navaids/nav.dat.gz, Navaids/fix.dat.gz, Navaids/carrier_nav.dat.gz, Navaids/awy.dat.gzの内容をキャッシュするようです。
比較的大規模なソースコードの改変が行われているそうですので、不具合がまだ残っている可能性があります。
FlightGear Newsletter September 2012 - FlightGear wiki
- NavCache
http://wiki.flightgear.org/FlightGear_Newsletter_September_2012#NavCache
不具合が起こりそうな原因はいくつか思い浮かぶのですが、まずは、
%appdata%\flightgear.org
フォルダに
navdata.cache
という名前のファイルが存在するかどうかを教えてください。
%appdata% フォルダにアクセスするには「マイ コンピュータ」のアドレス欄に「%appdata%」と入れてリターンキーを押してください。
# 通常は、fgfs.exeの初回起動時にnavdata.cacheが生成されます。
# 私の場合は、78MBのファイルが生成されました。
存在する場合は、navdata.cacheを削除してみてください。
存在しなかった場合は、
%appdata%\flightgear.org
のパス名を参考までに教えてください。
# 私の場合は、
# C:\Documents and Settings\toshi\Application Data\flightgear.org
# です。
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Re: FlightGear v2.10 リリース
msg# 1.2
tiger
投稿数: 51
toshiさん、おはようございます。早速返事をいただきありがとうございます。
説明が不十分で申し訳ありません。ver2.10.0を起動後、flightgear WizardのSelect an aircraftとSelect a locationを選択しrunボタンを押すと数秒後に記述のエラーメッセージが表示し停止状態となります。
確認したところ%appdata%\flightgear.orgフォルダにnavdata.cacheファイルは存在しませんでした。いずれも空フォルダの”Export”と”fgrun”とfgrun.prefsファイルの3つだけでした。%appdata%\flightgear.orgのパス名はつぎの通りです。
C:\Documents and Settings\●●●●\Application Data\flightgear.org
お忙しいのに申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
---
モデレータ権限による編集
原投稿では「●●●●」のところに漢字4文字の氏名が記載されていましたが、氏名をさらすのは私の本意ではなかったため、勝手ながら修正させていただきました。
ご了承ください。 2013/2/23 toshi
説明が不十分で申し訳ありません。ver2.10.0を起動後、flightgear WizardのSelect an aircraftとSelect a locationを選択しrunボタンを押すと数秒後に記述のエラーメッセージが表示し停止状態となります。
確認したところ%appdata%\flightgear.orgフォルダにnavdata.cacheファイルは存在しませんでした。いずれも空フォルダの”Export”と”fgrun”とfgrun.prefsファイルの3つだけでした。%appdata%\flightgear.orgのパス名はつぎの通りです。
C:\Documents and Settings\●●●●\Application Data\flightgear.org
お忙しいのに申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
---
モデレータ権限による編集
原投稿では「●●●●」のところに漢字4文字の氏名が記載されていましたが、氏名をさらすのは私の本意ではなかったため、勝手ながら修正させていただきました。
ご了承ください。 2013/2/23 toshi
投票数:9
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Re: FlightGear v2.10 リリース
msg# 1.2.1
toshi
投稿数: 1540
こんにちは、toshiです。
airplanではなくairplaneだったんですね。
それなら了解です。
また、FG_HOMEのパス名に日本語が含まれるとNavCacheエラーが再現することを、私の環境でも確認できました。
すなわち、【Windowsのユーザ名に日本語を使っている人全員が影響を受けます】。
これはFlightGearのNavCacheのバグですので、後でflightgear-bugsに報告しておきます。
検証した内容は後半で報告しますが、まず当面の対応として、以下の起動方法を試してみてください。
1. FlightGearが自動作成するファイルを置くためのフォルダを作成してください(C:\temp など)。日本語をパスに含むフォルダはNGです。
2. FlightGear Wizard (fgrun)の最後の画面の[Advanced...]ボタンを押し、Environmentを選択し、[New]ボタンを押してから、Value欄に
FG_HOME=c:\temp
と入力して[OK]ボタンを押してください。
以上の設定を行うと、FlightGearはc:\tempにいろいろなファイルを置くようになります。
FGRunは%appdata%\flightgear.org 以下を相変わらず参照しますが、特に問題ないと思います。
===
ここより以下では、私が試した検証方法について説明します。
まず、
C:\temp\me\flightgear.org
という空のフォルダと
C:\temp\俺\flightgear.org
という空のフォルダをあらかじめ作成しておきました。
また、以下の3つのバッチファイルを作成してそれぞれ実行しました。
--- test1.bat ---
cd /d "C:\Program Files\FlightGear"
SET FG_ROOT=C:\Program Files\FlightGear\data
SET FG_SCENERY=C:\Program Files\FlightGear\data\Scenery;C:\Program Files\FlightGear\scenery;C:\Program Files\FlightGear\terrasync
SET FG_HOME=C:\temp\me\flightgear.org
bin\win32\fgfs.exe --airport=KSFO --aircraft=c172p
PAUSE
----------------
--> 正常に起動。
--- test2.bat ---
cd /d "C:\Program Files\FlightGear"
SET FG_ROOT=C:\Program Files\FlightGear\data
SET FG_SCENERY=C:\Program Files\FlightGear\data\Scenery;C:\Program Files\FlightGear\scenery;C:\Program Files\FlightGear\terrasync
SET FG_HOME=C:\temp\俺
bin\win32\fgfs.exe --airport=KSFO --aircraft=c172p
PAUSE
----------------
--> 正常に起動するが、実は挙動がおかしくて、navdata.cacheファイルは、C:\temp\俺
に本来は作成されるべきなのに、1階層上の
C:\temp
に作成されてしまう。
autosave.xmlなど、navdata.cache以外のファイルは
C:\temp\俺
に正常に作成される。
--- test3.bat ---
cd /d "C:\Program Files\FlightGear"
SET FG_ROOT=C:\Program Files\FlightGear\data
SET FG_SCENERY=C:\Program Files\FlightGear\data\Scenery;C:\Program Files\FlightGear\scenery;C:\Program Files\FlightGear\terrasync
SET FG_HOME=C:\temp\俺\flightgear.org
bin\win32\fgfs.exe --airport=KSFO --aircraft=c172p
PAUSE
----------------
--> NavCacheエラーが発生。
C:\temp\flightgear.orgフォルダを見に行こうとしてしまい、そのフォルダが存在しないためにエラーが発生する模様。
以上です。
airplanではなくairplaneだったんですね。
それなら了解です。
また、FG_HOMEのパス名に日本語が含まれるとNavCacheエラーが再現することを、私の環境でも確認できました。
すなわち、【Windowsのユーザ名に日本語を使っている人全員が影響を受けます】。
これはFlightGearのNavCacheのバグですので、後でflightgear-bugsに報告しておきます。
検証した内容は後半で報告しますが、まず当面の対応として、以下の起動方法を試してみてください。
1. FlightGearが自動作成するファイルを置くためのフォルダを作成してください(C:\temp など)。日本語をパスに含むフォルダはNGです。
2. FlightGear Wizard (fgrun)の最後の画面の[Advanced...]ボタンを押し、Environmentを選択し、[New]ボタンを押してから、Value欄に
FG_HOME=c:\temp
と入力して[OK]ボタンを押してください。
以上の設定を行うと、FlightGearはc:\tempにいろいろなファイルを置くようになります。
FGRunは%appdata%\flightgear.org 以下を相変わらず参照しますが、特に問題ないと思います。
===
ここより以下では、私が試した検証方法について説明します。
まず、
C:\temp\me\flightgear.org
という空のフォルダと
C:\temp\俺\flightgear.org
という空のフォルダをあらかじめ作成しておきました。
また、以下の3つのバッチファイルを作成してそれぞれ実行しました。
--- test1.bat ---
cd /d "C:\Program Files\FlightGear"
SET FG_ROOT=C:\Program Files\FlightGear\data
SET FG_SCENERY=C:\Program Files\FlightGear\data\Scenery;C:\Program Files\FlightGear\scenery;C:\Program Files\FlightGear\terrasync
SET FG_HOME=C:\temp\me\flightgear.org
bin\win32\fgfs.exe --airport=KSFO --aircraft=c172p
PAUSE
----------------
--> 正常に起動。
--- test2.bat ---
cd /d "C:\Program Files\FlightGear"
SET FG_ROOT=C:\Program Files\FlightGear\data
SET FG_SCENERY=C:\Program Files\FlightGear\data\Scenery;C:\Program Files\FlightGear\scenery;C:\Program Files\FlightGear\terrasync
SET FG_HOME=C:\temp\俺
bin\win32\fgfs.exe --airport=KSFO --aircraft=c172p
PAUSE
----------------
--> 正常に起動するが、実は挙動がおかしくて、navdata.cacheファイルは、C:\temp\俺
に本来は作成されるべきなのに、1階層上の
C:\temp
に作成されてしまう。
autosave.xmlなど、navdata.cache以外のファイルは
C:\temp\俺
に正常に作成される。
--- test3.bat ---
cd /d "C:\Program Files\FlightGear"
SET FG_ROOT=C:\Program Files\FlightGear\data
SET FG_SCENERY=C:\Program Files\FlightGear\data\Scenery;C:\Program Files\FlightGear\scenery;C:\Program Files\FlightGear\terrasync
SET FG_HOME=C:\temp\俺\flightgear.org
bin\win32\fgfs.exe --airport=KSFO --aircraft=c172p
PAUSE
----------------
--> NavCacheエラーが発生。
C:\temp\flightgear.orgフォルダを見に行こうとしてしまい、そのフォルダが存在しないためにエラーが発生する模様。
C:\Program Files\FlightGear>bin\win32\fgfs --airport=KSFO --aircraft=c172p
No internationalization settings specified in preferences.xml
Sqlite API abuse
Sqlite API abuse
NavCache: init failed:Sqlite error:Sqlite API abuse (attempt 1)
Sqlite API abuse
NavCache: init failed:Sqlite error:Sqlite API abuse (attempt 2)
以上です。
投票数:14
平均点:5.71
Re: FlightGear v2.10 リリース
msg# 1.2.1.1
toshi
投稿数: 1540
本件をbug-trackerに登録しました。
Issue 1055 - flightgear-bugs - NavCache init failed occurs for non-english user name on Windows in FlightGear v2.10 - FlightGear bug and feature request tracker - Google Project Hosting
http://code.google.com/p/flightgear-bugs/issues/detail?id=1055
思いっきり日本語を使って書いてしまいましたが、大丈夫かなぁ。
Issue 1055 - flightgear-bugs - NavCache init failed occurs for non-english user name on Windows in FlightGear v2.10 - FlightGear bug and feature request tracker - Google Project Hosting
http://code.google.com/p/flightgear-bugs/issues/detail?id=1055
思いっきり日本語を使って書いてしまいましたが、大丈夫かなぁ。
投票数:12
平均点:7.50
Re: FlightGear v2.10 リリース
msg# 1.3
tiger
投稿数: 51
samberさん、ご返事ありがとうございます。私のうっかりミスでsamberさんの投稿を見失っていました。
toshiさん、C:\temp フォルダ作成による対応で問題なく解決いたしました。flightgearを終了後、再度起動しても正常に作動しました。少しあきらめかけていたパソコンですがまた楽しめることができほんとうにありがとうございました。
PS:日本語のパス名編集でお気遣いいただき深謝
toshiさん、C:\temp フォルダ作成による対応で問題なく解決いたしました。flightgearを終了後、再度起動しても正常に作動しました。少しあきらめかけていたパソコンですがまた楽しめることができほんとうにありがとうございました。
PS:日本語のパス名編集でお気遣いいただき深謝
投票数:8
平均点:6.25
Re: FlightGear v2.10 リリース
msg# 1.4
toshi
投稿数: 1540
toshiです。
Windows版FilghtGear 2.10.0で、Windowsのユーザ名に日本語が含まれるとNavCacheエラーが発生してFlightGearが起動できない問題については、git版(開発版)FlightGear 2.11で修正されました。
http://code.google.com/p/flightgear-bugs/issues/detail?id=1055
また、本バグを修正した2.10.1をリリースする議論が始まりました。
http://www.mail-archive.com/flightgear-devel@lists.sourceforge.net/msg39708.html
Windows版FilghtGear 2.10.0で、Windowsのユーザ名に日本語が含まれるとNavCacheエラーが発生してFlightGearが起動できない問題については、git版(開発版)FlightGear 2.11で修正されました。
http://code.google.com/p/flightgear-bugs/issues/detail?id=1055
また、本バグを修正した2.10.1をリリースする議論が始まりました。
http://www.mail-archive.com/flightgear-devel@lists.sourceforge.net/msg39708.html
投票数:10
平均点:6.00
Re: FlightGear v2.10 リリース
msg# 1.4.1
toshi
投稿数: 1540
こんばんは、toshiです。
2.10.1リリースについての議論が始まったことをお伝えしましたが、先のml記事では、あわせて2.10.1に取り入れるべきバグフィックスの提案を募集しています。
リリース版のマイナーバージョンアップですので、新たな機能追加といったリスクの高い提案は却下されると思いますが、リスクの低い問題や重大な問題など、何かお気づきの点があれば本フォーラムにお寄せください。
2.10.0リリース時に投稿した「FlightGear v2.10 リリース」で、ATIのCatalystドライバをお使いの方からの動作レポートを募集しましたが、残念ながら今のところどなたからも情報を頂いておりません。
特に問題は起きていませんでしょうか?
2.10.1リリースについての議論が始まったことをお伝えしましたが、先のml記事では、あわせて2.10.1に取り入れるべきバグフィックスの提案を募集しています。
リリース版のマイナーバージョンアップですので、新たな機能追加といったリスクの高い提案は却下されると思いますが、リスクの低い問題や重大な問題など、何かお気づきの点があれば本フォーラムにお寄せください。
2.10.0リリース時に投稿した「FlightGear v2.10 リリース」で、ATIのCatalystドライバをお使いの方からの動作レポートを募集しましたが、残念ながら今のところどなたからも情報を頂いておりません。
特に問題は起きていませんでしょうか?
投票数:5
平均点:4.00