時刻と季節の指定
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時刻と季節の指定
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投稿日時 2008-2-2 15:50
toshi
投稿数: 1540
toshiです。
雑談スレッドの中で時刻や季節の指定についての話が出ていましたが、FlightGearに直接関係する話なのでこちらに移ってきました。
> >時刻や季節の指定が、より詳細にできるようになる
> たしかに、季節の指定が出来るようになって欲しいと思います。
> もし既にあるのなら、もっと判りやすくして欲しいと思います。
時刻と季節についてちょっとまとめてみます。
まず、時刻の指定については、[Time of day]で時間帯(noonなど)を選ぶ方法以外にも、コマンドラインオプションを起動時に指定することでかなり詳細に設定できますよね。
Windows用の起動ランチャなら [Advanced..] > [Time] で設定できます。
なお、時刻に関するオプションは排他的に機能するため、2つ以上のオプションを同時に指定することはできません。
以下、FlightGear マニュアルの「3.5.8 時刻オプション」より引用します。
※ もっと分かりすい日本語に直してくれる方を募集中です!
引用:
もしも今、現実世界の日本時間が昼12時だとすると、サンフランシスコは夜の19時のはずです。
このとき、FlightGear内では以下のようになります。
--time-match-real (デフォルト): --airport=RJTT(羽田)で起動すると昼12時、--airport=KSFO(サンフランシスコ)で起動すると夜19時の画面になります。
--time-match-local: --airportの指定に関わらず昼12時の画面で起動します。
それから季節の指定については、冬の風景なら用意されています。
本当は秋の紅葉した風景もあるといいんですけどね!
冬の風景をコマンドラインオプションで指定する場合は「--season=winter」を使います。
Mac用の起動ランチャであれば、[Advanced features] > [season] で簡単に指定できます(多分)。
しかし、Windowsの場合は冬の風景を設定するのは確かにちょっと面倒です。
Windows用起動ランチャに[season]を設定できる項目があれば楽なんですが、それが無いんですよね〜。
冬の風景を設定する方法として、本フォーラムの過去の記事にフォルダ名を変更する方法が紹介されていますが、今回は別の方法をご紹介します。
Windows用起動ランチャの[Advanced...] > [Properties] に以下のように入力します。
これはちょっとトリッキーな方法で、本来はプロパティを入力する箇所にダミーのプロパティ値を設定し、引き続きコマンドラインオプションを入力しています。
上記の他にも、FlightGear/data/system.fgfsrc に --season=winter と記述する方法も考えられます。
ちなみに現在、Windows用起動ランチャに任意のコマンドラインオプションを入力することはできませんが、本家wikiの情報によると、fltkの問題であることが分かっており、次のリリースで対応する予定みたいです。
雑談スレッドの中で時刻や季節の指定についての話が出ていましたが、FlightGearに直接関係する話なのでこちらに移ってきました。
> >時刻や季節の指定が、より詳細にできるようになる
> たしかに、季節の指定が出来るようになって欲しいと思います。
> もし既にあるのなら、もっと判りやすくして欲しいと思います。
時刻と季節についてちょっとまとめてみます。
まず、時刻の指定については、[Time of day]で時間帯(noonなど)を選ぶ方法以外にも、コマンドラインオプションを起動時に指定することでかなり詳細に設定できますよね。
Windows用の起動ランチャなら [Advanced..] > [Time] で設定できます。
なお、時刻に関するオプションは排他的に機能するため、2つ以上のオプションを同時に指定することはできません。
以下、FlightGear マニュアルの「3.5.8 時刻オプション」より引用します。
※ もっと分かりすい日本語に直してくれる方を募集中です!
引用:
--time-match-real
現実世界の時刻に同期。
--time-match-local
現実世界の現地時間に同期。
--start-date-sys=yyyy:mm:dd:hh:mm:ss
システム時間に対する開始日時を指定。
--start-date-gmt=yyyy:mm:dd:hh:mm:ss
グリニッジ標準時に対する開始日時を指定。
--start-date-lat=yyyy:mm:dd:hh:mm:ss
機内時間に対する開始日時を指定。
もしも今、現実世界の日本時間が昼12時だとすると、サンフランシスコは夜の19時のはずです。
このとき、FlightGear内では以下のようになります。
--time-match-real (デフォルト): --airport=RJTT(羽田)で起動すると昼12時、--airport=KSFO(サンフランシスコ)で起動すると夜19時の画面になります。
--time-match-local: --airportの指定に関わらず昼12時の画面で起動します。
それから季節の指定については、冬の風景なら用意されています。
本当は秋の紅葉した風景もあるといいんですけどね!
冬の風景をコマンドラインオプションで指定する場合は「--season=winter」を使います。
Mac用の起動ランチャであれば、[Advanced features] > [season] で簡単に指定できます(多分)。
しかし、Windowsの場合は冬の風景を設定するのは確かにちょっと面倒です。
Windows用起動ランチャに[season]を設定できる項目があれば楽なんですが、それが無いんですよね〜。
冬の風景を設定する方法として、本フォーラムの過去の記事にフォルダ名を変更する方法が紹介されていますが、今回は別の方法をご紹介します。
Windows用起動ランチャの[Advanced...] > [Properties] に以下のように入力します。
dummy=0 --season=winter
これはちょっとトリッキーな方法で、本来はプロパティを入力する箇所にダミーのプロパティ値を設定し、引き続きコマンドラインオプションを入力しています。
上記の他にも、FlightGear/data/system.fgfsrc に --season=winter と記述する方法も考えられます。
ちなみに現在、Windows用起動ランチャに任意のコマンドラインオプションを入力することはできませんが、本家wikiの情報によると、fltkの問題であることが分かっており、次のリリースで対応する予定みたいです。
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