飛べません

はじめまして。今日FlightGearをインストールしました。早速セスナでテイクオフ！ですが飛べません。離陸はできるのですが上昇しません。そして墜落してしまいます。それから機体が左へ左へ傾いてしまいます。どうしてでしょうか。一応パソコンのスペックはCeleron M 1.00GHz 512Mb Windows XP Pro. ジョイスティックはTHRUSTMASTER TOP GUN FX2 PRO USBです。マイクロソフトのフライトシュミレーター２００４は問題なく動きます。

bpcge104さん、はじめまして。toshiです。
FlightGearの世界にようこそ！

1. ジョイスティックが正常に動作しているか確認してください。
・セスナ172pでFlightGearを起動し、hキーでヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)をオン。
・vキーでヘリコプタービューに切替。
・ジョイスティックを前後左右に動かして、画面中央近くの上側の△印と左側の△印が動くことを確認。
・ジョイスティックを中立状態にした時に、△印が真ん中にあることを確認。

上記の手順でジョイスティックの中立状態がおかしい場合は、ジョイスティック設定用ファイルを修正する必要があるかもしれません。

2. セスナの離陸手順を確認してください。
jp.flightgear.org内の作業場にあるFlightGearマニュアル「7.3 最初の挑戦 - 真っ直ぐに飛ぶこと」に、マウスを使ってセスナを離陸させる方法が書かれています。
実は今ちょうど翻訳している最中なので、まだ途中までしか書かれていませんが、とりあえず真っ直ぐに飛ぶ上での参考にはなると思います。
※滑走中に曲がるのは、プロペラ機の特性です。

bpcge104さん、はじめまして。
WindowsXPをお使いのようですのでWizardから起動している事を前提にお話しいたします。
Wizardの最後のページに[Advanced...]というボタンがありますのでそちらをクリックしていただけると、もう一つウィンドウが開くかと思います。
その中の「General」ページの「Control:」とかかれたリストボックスの中身が「joystick」になっていることをまず確認ください。

次に考えられる事は、OS自体はJOYSTICKを認識していて、かつドライバも正常に組み込まれているようですので、FlightGearのJOYSTICKの定義ファイルがJOYSTICKと合っていないことです。
これにつきましてはドキュメントがございますのでそちらを参照ください（正確なURIを把握していないので今はご案内できませんが…）

離陸ができるということですがThrottleはどのように操作していますでしょうか。
Keyboardでしょうか。

また、左へ傾くのはP-FactorとProp.WashによるYawingと、反トルクによるローリングの合成作用ですので、問題はございません。
おそらくFlightSimulator2004でも同様の現象が起きていたかと思います。

早速の返信ありがとうございます。すぐにアドバイスいただいたことを試してみました。
1. ジョイスティックが正常に動作しているか確認してください。
確認しました。正常に動作しているようです。しかしFlightSimulator2004とはフィーリングが違います。まあ仕方ないことでしょうけど。
2. セスナの離陸手順を確認してください。
離陸できました。ちゃんと上昇します。一体何が悪かったのでしょうか。フラップを最大まで下げていたのでそれが原因だったのでしょうか。でもまっすぐ飛ぶのはとても難しいですね。おそらくリアリティーを追求した結果なのだととらえています。Microsoft Flight Simulator2004では難易度を一番低い設定にしています。つまりリアリティーを低くしてあるということです。その設定に慣れているのでFlightGearは難しく感じるのでしょう。しばらくはMicrosoft FlightSimulator2004で慣らして十分うまくなったところでFlightGearに移行して行こうと思います。
それからジョイスティックのドライバ関係ですがマニュアルを参考に設定ファイルを調べてみた結果、TOP GUN FOX 2にはきちんと対応しているようです。要は自分の腕次第ということですね。
ありがとうございました。

動作報告ありがとうございます。
何よりうれしい報告です。

原因はよく分かりませんが、無事動いて良かったですね。

とりあえずとべるようになったということで何よりです。一応原因として考えられる事と、対処法を書いておきます。

c172p でフラップを一番下げ、ジョイスティックを大きく手前に引いていたということは無いでしょうか？ そうだとしたらそれが上昇できなかった原因だと思います。c172p のエンジンは非力ですので、フラップを最大まで下げてしまうと、抗力が大きくなり、揚力を得る事が出来ません。更にエレベータによる抗力と、プロペラトルクで左に回転したことによる速度低下とから、機首を上げられずにいたのではと思います。実際に同じ事をしてみると、左に旋回しながらホッピングしていつまでたっても離陸しません。

c172p を離陸させるにはフラップを完全に上げ、スロットルを前回にし、ラダーを少し右に切り、滑走路の中心をキープして加速します。エレベータは速度が55kt を越えた所で少しだけ上に向けます(ジョイスティックをほんの少し手前に引きます)。またプロペラトルクを打ち消す為にエルロンを若干右に切ります。あとは速度を落とさないように(ジョイスティックを引きすぎないように気をつけながら)徐々に上昇して行けば、KSFO の28R 滑走路の終わり辺りで 105kt, 500ft 程になっているでしょう。

タキシングで真っすぐ進まないからと悩む事はありません。ジョイスティックだけだと大抵左右にふらつくでしょう。センターラインをキープして直進することは、ラダーペダル無しではかなり困難です。

なお、この機体に慣れれば、p51d や A6M2 は比較的簡単に離陸させられるようになります。もっともプロペラトルクは増えますのでラダー操作量は増えますが。