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飛んでみる八尾空港

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2022-4-10 12:54
hide  長老 居住地: 兵庫県  投稿数: 650
皆さまこんにちは、hideです。西日本の自家用機のメッカ、八尾空港では実際にどんな風に発着しているのか、今回はトラフィックパターンの研究をしました。

 トラフィックパターンは、空港によって飛行高度も各レグの長さもまちまちで、機種によってもコースを変えたりしますが、国交省の電子航空路誌(AIP)には、いちいち図面は記載されていないようです。
 そこで八尾のトラフィックパターンについて、アマチュアパイロットの方の写真入りフライト日記から航空事故報告書まで、ネット上で様々な資料を探し、地図と照合して軽飛行機が使うスタンダードな経路を割り出しました。「飛んでみる八尾空港」のタイトルで、「投稿画像」に略図をご紹介します。
 OpenStreetMapを加工した地図に飛行経路を描いたほか、地形の見え方の参考になればと思い、UFOで高空から写したシーナリーの写真も添えました。ご参考になれば幸いです。

 八尾のトラフィックパターンは、最大高度900ftで飛ぶことになっており、各旋回点の位置は河川や鉄道線路、そして点在する古墳などを目印にして判断します。
 FlightGearのデフォルトのシーナリーは省略が多く、必要なランドマークを見つけられないため、このフライトでは inomaty さんが植生図を利用して作られた関西エリアの詳細シーナリー「Kansai-fg-CustomScenery-master」(検索でGithubからDL可)を使用しています。関西を飛ぶ場合は、このシーナリーのインストールを強くおすすめします。以下の説明も、このカスタムシーナリーの使用を前提にしています。

          ●●

 以下に、八尾空港で一番標準的な、RWY27を使ってトラフィックパターンを左回りする飛び方をご紹介します。使用機は無改造のPiper PA28(Yasim)です。デフォルトでは乗員1名で燃料も15ガロンしか積んでおらず、馬力が余っているので、上昇・巡航中はエンジンをかなり絞って飛びます。

 RWY27を西に向けてエンジン全開で離陸します。フラップなし80ノットでローテーションを掛けて離陸し、そのまま西へ向かいます。すぐスロットルを75〜80%に絞って(約2300rpm)、昇降舵の操作でほぼ90ノットに保つと、約1000ft/minの上昇率になります。
 高度500ftを超えるころ、左手に近畿自動車道の松原ジャンクションが見えてきます。直進を続けて大和川を斜めにわたり、松原ジャンクションが左翼前縁に触れるころ、左20度バンクで旋回してクロスウィンドレグに入ります。
 機首を真南に向けてロールアウトすると、その直後に場周経路の制限高度900ftに到達します。スロットルを60〜65%まで絞って、100ノット程度で高度900ftをメインテインします。ゆとりがあればトリム調整を。

 南下を始めたら、すぐダウンウィンドレグへの旋回準備です。正面やや右寄りに、河内大塚古墳が見えていますので接近し、古墳の東横を通過しながら、左前方の地表を一生懸命眺めると、南東へ伸びる鉄道線路(近鉄南大阪線)が見えるはずです。線路は左にやや折れて真東に向かいます。線路の真上をなぞるようにして、ダウンウインドレグに乗ります。線路が見つからなくてもあわてず、古墳を起点に旋回を開始して真東に機首を向け、眼下を前方に向かう線路を探して下さい。
 まもなく近鉄線が、左右に少しふくらんで見えるところがありますが、これはダウンウインドレグの中央にあたる藤井寺駅です。ここで左直角に視線を振ると、大和川の向こうに八尾空港の主滑走路がコースと平行に見えるはずです。離陸開始からここまで約2分半。なかなか慌ただしいフライトです。

 視線を正面に戻すと、前方に仲津山古墳と市野山古墳が見えます。2つの古墳の中間に狙いを定めて接近すると、左の古墳のすぐ手前を、近鉄道明寺線が南北に走っているのが見えます。線路は北に伸びて大和川を横断しています。この線路が風防の左フロントピラーを通過したら、左へ旋回してベースレグに入ります。

 旋回しながら大和川を横断し、機首を北に向けたら、直ちにスロットルをアイドルまで絞り、機首が下がらないように上げ舵で支える感じで減速していきます。
 気速計の針が白いアークに入ったら、フラップを降ろして降下を始めます。前方を見ると鉄道と道路が何本も北に向かっていますので、一番東の線路(近鉄大阪線)に寄り添っていく感じで北進します。左旋回を始める時点では、線路の真上に乗っており、高度は500ft台になっていればOK(近鉄線とグライドパスが交差する地点の高度は、計算上560ftです)。左前方の滑走路を横目で見ながら、ファイナルアプローチに入る旋回のタイミングを計ります。

 機首を滑走路に向けたら、後は60〜65ノットで降りていくだけですが、ここでご注意を。PAPIはしばらくの間、4灯とも「白」を維持したままで大丈夫です。AIPによりますと、八尾のRWY27は降下角が4.5度に設定されています。これは、ベースレグのすぐ東に生駒山系が迫っているためです。また障害物のないRWY09も4.0度の設定です。
 FlightGearの apt.dat.gz の八尾空港の項目には 「3.00 09 PAPI-4L」と「 3.00 27 PAPI-4L」という記述があるので、しめしめと思ってここを4.00と4.50に書き換えたのですが、残念ながらPAPIの表示角度には反映されませんでした。FlightGearのアメリカ本家サイトでフォーラムを検索したところ、PAPIの降下角は3度でハードコードされているらしく、自由に変更できないみたいです。残念無念。

          ●●

 以上のコースを何度も飛んだ感想は…とても短くて狭いですね。離陸滑走開始からタッチダウンまで5分間くらいです。
 空港の東2キロあまりで山地が始まり、5キロで信貴山の山頂付近です。主滑走路から通常の進入角3度のグライドパスを東へ伸ばすと、山にぶつかってしまいます。そこでスレッシュホールドから1ノーティカルマイルの近鉄大阪線(PAPIの使用が許されるのはここまで)の範囲内に、トラフィックパターンを小さく折りたたんである感じです。

 私は昔、MSFS2000のシカゴ・メイグスフィールドでトラフィックパターンの回り方を覚えましたが、市街地上空を飛ぶため飛行高度は2000ftでした。この時の習慣で長年、トラフィックパターンは2000ftで回っていました。
 高度が高いと各レグの飛行距離も長くなりますので、伊丹では10分近くのんびり飛び回る感じでした(実際の伊丹はほぼ旅客機専用なので、場周経路は使わずSTARで進入するでしょうが)。主滑走路のグライドパスが山に遮られる八尾空港は、どうやって使うのか不思議で、それが今回トラフィックパターンを調べたきっかけでした。
 桂文珍さんら関西のアマチュア飛行家や、ジェネラルアビエーションのパイロット諸氏は、私の予想よりずっと低空を飛んでランドマークを探し、慌ただしく旋回しては、市街地の中の小さな滑走路に発着していたことが分かりました。たくさんの目標物を使うため、飛行コースがあまり外れないのも新発見で、なかなか勉強になりました。
 はるか高空からILS進入する旅客機も、目を皿のようにして目標を探す自家用機も、共に再現できる現在のフライトシミュレーターは素晴らしいですね。
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