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Re: 関西シーナリー

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なし Re: 関西シーナリー

msg# 1.1
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1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2017-10-27 9:05 | 最終変更
hide  長老 居住地: 兵庫県  投稿数: 619
 hideです。「投稿画像」でお知らせしました通り、inomatyさんの「植生図を利用したシーナリー製作」の応用編として、大阪港の埋め立て地・舞洲(まいしま)にある「舞洲ヘリポート」をモデル化しました。ちょうど新しいトピックを立てて頂いたので、制作記をお届けします。

 ヘリポートだけでは寂しいので、海を挟んで東にあるヨットハーバーも造ってしまいました。ここには、幅90mの大変立派なスリップ(艇を陸揚げする傾斜路)があって、少し勾配を緩やかにすれば、水上機や飛行艇の発進・収容にもってこいです。そこで外観はヨットハーバーのまま(架空の管制塔や格納庫は作らずに)地上で機体を起動可能にして、水上機基地に使えるようにしました。

 また、ヘリポート西側一帯の空中写真を見ていたら、地上に風化した滑走路としか思えない、黒い影を発見しました。実はこの舞洲埋め立て地は、2008年五輪を誘致しメイン会場にするはずだった場所です。その関係で「舞洲軽飛行場」が建設されたものの、五輪開催を北京に取られた後、一度も開港しないまま取り壊されつつあるようです。現在、旧滑走路の西端付近はカートコース、東端はグラウンド、南側はオートキャンプ場などになっています。もったいないので滑走路と誘導路を再現して、一応飛べるようにしました。
 という次第で…気が付けば、わずか3舛猟樟上に、三つの自作飛行場・ヘリポートが並ぶことになりました。

●●まず、ヘリポートを造る:
 自作第一号にヘリポートを選んだのは、空港よりずっと小さくシンプルなので、私にも作れるだろうと思ったからです。
 3年前。ヘリコプターに熱中して、富士山頂へのレドーム吊り上げ再現フライトなどを「各種設定について」フォーラムの連載「手探り航法・旅日記」(その3)でご紹介したころ、「ヘリコプター操縦のABC」(イカロスMOOK、2000円)という本を読み、初めて舞洲ヘリポートの存在を知りました。大阪唯一の公共ヘリポートで、年間着陸回数は東京ヘリポートに次ぐ全国2位だとか。小さなターミナルビルに逆円錐形の管制塔を埋め込んだデザインが面白くて、今回ぜひ作ってみたくなりました。

 まず資料集めですが、ヘリパッドの位置やサイズ、方位、標高などはネットですぐ判明しました。敷地全体の下絵が必要ですが、幸いかなり詳しい平面図が公表されています。ほかに現地の写真をあれこれ収集。GoogleEarthも閲覧して、色彩チェックや建物の採寸に使いました。ただしGoogleEarthの植生の色は要注意で、うっかり冬枯れの画像を真似しますと、殺風景な荒れ地になってしまいます。ここは新緑や、夏草の季節を参考にしたいものですね。

 次にWEDを起動して、新たに「Maishima」というフォルダを作って起動。メニューバーから「Create Airport」を選択して、名称を「[H]Maishima Heliport」としました。現実の舞洲ヘリポートはICAOコードが付いていないのですが、今回は便宜上「RJH01」としました。後でお話しする水上機基地のヨットハーバー(大阪北港マリーナ)は空港名称が「osaka hokkou marina」で架空のICAOコードが「RJH02」、また舞洲軽飛行場は「Maishima Keihikoujyou」「RJH03」としています。完成後はそれぞれ空港選択メニューから「Maishima」「osaka」などの文字で検索・選択可能で、自分で付けたICAOコードも同時に表示されました。しかし inomatyさんの海自舞鶴基地と同様、なぜかICAOコードで検索してもヒットしません。

 あとはWED上で、施設全体の平面図を描いていきます。ヘリパッドを正確な位置に配置し、エプロンや誘導路、芝生、取り付け道路などを、ひたすら誘導路ツールを使って作り、調子に乗って隣接のグラウンド(ホッケー場)まで再現。あちこちに白線や黄線を引きまくりました。苦手なベジエ曲線が今回、少し使えるようになったのは収穫です(ブラウザをChromeに替えたところ、右クリックメニューのページ翻訳がなかなか優秀で、WEDの英文マニュアルをすらすら読むことが出来ました!!)。
 出来上がったデータをapt.dat形式で出力。このファイルがTerraGearではヘリポート成形の設計図に使われ、FlightGear上では空港リストやMap表示の元データになるわけですね。

●●「関西シーナリー」と共存させるには:
 このヘリポートを、すでにある「関西シーナリー」の上にどう置くかが、実は最大の問題でした。
 基本的にはファイル一式を inomatyさんにお送りして、可能でしたら「関西シーナリー」の次期バージョンに組み込んで頂けますと幸いなのですが、まず起動テストがしたいし、のちのち改良を加える可能性もあり、やはり自分なりの起動環境が必要です。方法がよく分からなかったので、色々試すことにしました。

 .悒螢檗璽箸里△襦嵒饅А徊笋疥て地だけを、超小型シーナリーにする。
 ヘリポート周辺だけの自作シーナリーと関西シーナリーを、FlightGearの拡張シーナリーとして同時登録したら、うまく重ね書きみたいに表示されないかな、などと虫のいいことを考えたのですが(笑)。そもそも舞洲(2繊1.5繊砲離汽ぅ困任肋さすぎて、TerraGear の tg-construct.exe(地形合成プログラム)が正常に作動しませんでした(緑のバーは瞬時に伸びますが、outputフォルダが出現しません)。
 サイズを何倍かに広げたところ、うまく成形できましたが、FlightGearで起動すると、画面表示上は関西シーナリーの地形データがタイル1枚分消え、四角い空白に私の小さいシーナリーが、島のように浮かんで見えました。つまり二つの拡張シーナリーが、同時に同じ場所を占めることは出来ないのですね。(こういう基礎的なことが、実はよく分かっていませんでした…済みません)

 ▲悒螢檗璽箸里△訝老船織ぅ襪世閏作する。
 となるとタイル1枚を新たに作って、これを組み込むときは、関西シーナリーの該当タイルを待避しておくしかないようです。テストとは言え、inomatyさんには大変心苦しいのですが、どうかご容赦くださいますように…(..)。
 該当地区はタイル番号「5168937」で、神戸市東部海沿いの一部から、大阪市南西部の市街・港湾地域の一部まで。既存の関西3空港は含まれませんので、私にもなんとか作れそうです。

 シーナリーの材料となる植生データは、FlightGearよりタイルサイズが小さい関係で、計5枚分が必要でした。マテリアル指定の段階で、広大な「裸地」を dirt にしたところ、やたらに暗い泥色になってしまいましたが、画像によると実物は明るいベージュ系です。inomatyさんはsandをお使いと思い、私も真似をして解決しました。マテリアル指定や道路・鉄道幅などは、作り手の世界観や個性が出る数少ない部分ですが、やはりある程度は統一が必要ですね。
 こうして、ヘリポートのあるシーナリータイル(以後「舞洲シーナリー」と呼びます)は無事に成形できましたが、FlightGearに登録する際は、Additional scenery locations の起動順が要注意です。必ず関西シーナリーよりも後に舞洲シーナリーを入れる必要があり、逆にすると私の環境では表示異常が起きました。また異なるタイル間の継ぎ目は、あらかじめ場所が分かっていれば、高度2000ft以下ですと見つかる場合がありますが、心配したほどは目立ちませんでした。

●●建物を作って配置する:
 ターミナルビルや格納庫2棟は今回、主に操作の楽なAC3Dで製作しました。無線ビーコンやABNが無いので、荒天時の目印として、ヘリポート敷地の海側にある赤灯台(正式には「大阪北港北灯台」)を作り、昼間も常時点灯させています。光量は私が使っているABN(数十nm先からも視認可能)より、かなり弱くしました。
 海保の資料によりますと、この灯台の発光パターンは「2秒間隔で3回赤く光り、6秒間お休み」だそうです。本物は、強力な電球1個の周囲にリング状の回転台があって、円周の半分に赤いフレネルレンズが3枚並び、もう半分には何もない…という構造の灯器が12秒周期で回転する仕掛けです。FlightGearのABNを制御しているxmlファイルを改造して、同じようなことをやろうとしましたが、発光する平面を3枚に増やして60度間隔に並べたものの、うまく時間差を取って光ってくれず、同時発光になってしまい残念でした。現在は「4秒に1回、赤い発光」で我慢しています。これって本当は、隣のヨットハーバーの灯台(大阪常吉防波堤灯台)の光り方なんですが…ともかく、これらをUFOで配置して「うわもの」が完成しました。

 ちなみに。以前はUFOを起動中、オブジェクト配置データをdキーでコンソール画面にダンプしていましたが、eキーを使えば「OBJECT_SHARED Models/Airport/」で始まるパスがテキストで出力され、stgファイルにコピペすることが出来るんですね。知りませんでした…過去の苦労は一体…(^^;)。

●●現実にはない丘を、平らに整地するには:
 シーナリー上に、うまく舞洲ヘリポートが出現しましたので、次の実験に取り掛かりました。
 以前から気になっているのですが、FlightGearのシーナリーでは大都会の市街地に、しばしば現実には存在しない丘陵が出現します。例えば東京・有楽町付近には、標高200ftのピラミッド状の小山がありますし、大阪・梅田のJR駅周辺も似たようなものです。せっかく自作のビルを作っても、これでは下層階が地中に埋もれてしまい、面白くありません。
 FlightGearのシーナリーに使われている標高データは、スペースシャトルから地上をスキャンしたレーダー画像(SRTM)ですから、恐らく密集地では高層ビルの影響で、平らな地表も丘に見えてしまうのだろうと思います。とは言え、完成当時のシーナリー2.0では、東京都庁の真下が大きく隆起していましたが、いつの間にか平らに改良されています。となると標高自体を編集する方法があるはずですね。どんな内容か今のところ見当も付きませんが。

 そこで、代替手段として注目したのが空港です。WEDで空港敷地を作った地点は、自動的に平らに整地されます。都市テクスチャが真下にあっても、Urban effect の疑似3Dビル群が、地表を突き破ることもないようです(何年も前、大阪城公園を3Dオブジェクトで自作しましたが、ビルがニョキニョキ生えて困りました)。どうしても更地にしたいところがあれば当面は、空港として扱えばいいわけです。確かBuncyoさんのHPにも、これを示唆する書き込みがどこかにあったと思います。
 ではその敷地は、必ず空港の延長でなければならないのか。それとも離れた場所に、WEDの Boundary ツール(空港敷地の輪郭を描く機能)で自在に「飛び地」を作っても、ちゃんと空港扱いされるのか…その場合はほとんど自由に、どこでも平らに整地することが出来ます!

 答を出すために、私はヘリポートの東側、幅200mの水道を挟んで広がる「大阪北港マリーナ」を、WED画面上に Boundary ツールで描き、改めてTerraGearでシーナリーを作り直しました。結果を言えば、シーナリーに指定通りの標高で平地が出現したものの、残念ながら小さな丘陵が突き出し、Urban effectのビルも現れました。
 しかしこのような場合も、敷地内にヘリパッドを1枚作ってしまえば、空港扱いされるはずです。もし邪魔でしたらオブジェクトを乗せて隠すか、或いはタテヨコ寸法を1mくらいに指定してしまえば、ヘリパッド自体が画面表示されなくなることも発見しました。これで、シーナリー作りの自由度が大きくなりそうです。

 …というところで、いったんアップロードさせて頂きます。続きは近日中にお届けします。
 (2017.10.29付記:文中、文貯さんのお名前の横文字表記が間違っていましたので修正させて頂きました。大変失礼致しました!)
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