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Re: Re: 磁北極を探検する

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なし Re: Re: 磁北極を探検する

msg# 1.6.1.1
depth:
5
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2013-10-19 17:29
hide  長老 居住地: 兵庫県  投稿数: 635
toshiさん、hideです。
 地磁気に関しまして、豊富な追加情報のご案内を、どうもありがとうございました。
磁気モデルというものは、ずいぶんたくさんあるのですね。地磁気の原動力にあたる、中心核の部分の状態は直接観測できないので、将来の地磁気パターンは結局のところ、過去の地球表面の磁場の変化を分析して、現在のトレンドが将来も続くものと仮定し、外挿法で予測するしかない、という印象を受けました。となると高精度の予想は、今後もなかなか難しそうですね。

 京大を中心に、ご紹介いただいたサイトに目を通しましたが、おもしろいコンテンツがどっさり。ナショナルジオグラフィックの公式日本語版ページには、磁北移動の関連記事で「世界各地のウシやシカたちは、地球の磁場に沿った方向を向く傾向がある」という研究成果も紹介されていて、びっくりしました。渡り鳥に地磁気センサーがある、という話は読んだことがありますが、草食動物も地域や時代によっては過去、渡りに似た行動をしていても、不思議はないような気もします。

 少々お話は変わりますが。私は何年か前、ある集落の遺跡の現地説明会に行って、多数の建物の痕跡がいずれも南北方向にほぼ正確に並んでおり、しかもその向きが、地層=時代によって若干変化していることに気付きました。解説の学芸員に「古代日本で、すでに原始的な方位磁石が使われた可能性はありませんか。この方位のずれは、磁気偏差の経年変化のようにも見えるのですが」と質問しました。そんな定説はまだなさそうですけれども、相手はにっこり笑い、小声で「私も実は同意見です」と答えました。磁北極の移動について考えていたら、ふとこんなことを思い出しました。
 それにしても、FlightGearは高精度で磁場を再現しているのですね。地球のほぼ全域で、現実とほぼ同じコンパス示度を得ようとすると結局、こうなってしまうのでしょうが、綿密な「地球シミュレーター」ぶりに、改めて感心します。
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