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Re: Re: T-4の前輪の舵角について

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なし Re: Re: T-4の前輪の舵角について

msg# 1.45.1.1.1.1
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5
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2012-7-18 13:17 | 最終変更
hide  長老 居住地: 兵庫県  投稿数: 650
Kozenigataさん、こんにちは。hideです。
　長文のご返事ありがとうございました。Kozenigataさんが訊きたかったことやおっしゃりたかったことと、私が書いたことが、すべてうまくかみ合っているかどうか自信がなく、何をどうお話すべきなのか正直、分からない点はありますが、書かれている順番でお答えします。

�　�T-4で離陸した直後に360度ロール　離陸した直後というのがどのタイミングを指すか・・・・」
　済みません。実機の演技は見たことがありません。T-4ブルーについて書かれた本を読んで、そういう演目があることを知り、こんなタイミングかなと想像しながら、FlightGearでやってみたことがあるだけです。私の趣旨は、本文でラダーの利きについて述べる前に、文頭で「FlightGearのT-4は運動性がいい」と、ひとこと感想を述べる（飛行モデルの出来映えに、敬意を払うご挨拶をする）ことでしたので、ロールのタイミングについては、特に考えていませんでした。

��Tatさんが書かれた「Re: フライトモデルの修正」
　Tatさんは「Re: フライトモデルの修正」のページで、ラダーを踏んだときに発生するロールモーメントには後退角の影響がある、と指摘されておられます。これはなるほど、私が先日書いた内容には欠落しておりました。ヨーで旋回外翼の速度／揚力が増すからロールが起きると言うよりは、この影響の方がずっと大きいですね。貴重なご指摘です。右ラダーに対して右ロールが出る現象は、確かに後退角によって発生するロール復元力（現象としては、上反角効果と等価）が主因と考えるべきです。
　いっぽう、ご案内の動画を拝見しましたが、この動画に見られる機体の動きは、確かにラダーを操作したような動きで、確かにダッチロール的な動きではあります。が、ダッチロールというのは、ロールとヨーが連携して起きる一種の緩慢な振動であって、私が申し上げた現象とは全く違います。私がご報告したかったのは、右にラダーを切り続けた場合、FlightGearのT-4では、まず右にヨーが出て、少し遅れて弱い左ロールが発生する、という事実です。そのままラダーを切り続ければ、ロールは同じ向きに、ますます進行します。ダッチロールのような往復運動（振動ないし動揺）ではありません。また後退角の影響によって発生するロールとは、向きが逆です。

��ブルーインパルスの４番機の横滑り
　「ラダーを思いっきり」使うと、確かに横滑りが発生すると思います。その点、特に異論はありません。

�ぁ�hideさんが「手探り航法・旅日記（その３）」に書かれているフォワード・スリップは
飛行機の進行方向と滑走路が平行ですよね？」
　はい。投稿画像でご説明しましたが、機首方位は風上側に向いているものの、進行方向（飛行経路）自体は滑走路と平行です。

�ァ�FSXの747で右ラダーを深く切ってエルロンで水平を保つと
方位を保ったままで左への横滑りが可能です。」
　FSXを持っておりませんので確認できませんが、いわゆるスキッド（外滑り）のお話でしょうか…。確かに、右ラダーを切ったままにして、エルロンでロールを抑えると、一般的には機首方位はヨーによって右へ偏向し、機体の進行方向（飛行経路）自体は操作前とほぼ同じで、従ってパイロットから見ると、機体は左へ滑っていくように感じられるだろうと想像します。しかし飛行経路に変化がない以上、これでは「32Rから32L」への「乗り換え」は無理ですから、他に何か操作が加わっているのではないかと思います。以上私が申し上げた挙動と、ご指摘の運動は、違う動きであるような気がしますが、よく分かりません。ごめんなさい。また旅客機の場合は、ラダーペダルや操縦桿の操作がそのまま舵面に伝わるのか、或いはコンピューターで幾らか加工されて、多少異なる形で舵面に伝わるのか、私にはよく分かりませんが、そうした処理の有無によっても、機体の動きは変わると思います。
　またFlightGearで同じこと（平行滑走路への乗り換え）をする場合は、私だったらごく普通に、浅いバンクを伴うS字旋回をすると思います。理由は、時間的に緊迫した場面ですので、一番単純な方法を選びたいからです。しかし慣性質量の大きい旅客機の場合、もしバンクなしに安全に切り返すことができるなら、その方が洗練された操縦と言えそうですね。

�Δ修譴�らT-4なのですが、
ナイフエッジはできてもその状態で高度が維持できないという解釈をしましたが
正解ですか？
　実機でナイフエッジをすると、短時間しか高度が維持できないそうですが、FlightGearのT-4の場合は、機首を十分に持ち上げていれば、高度は落ちません。もちろん機首の角度が水平に近ければ、どんどん高度を失うことになります。要は推力ベクトルの向きの問題です。
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