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グラウンド・ゼロ

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なし グラウンド・ゼロ

msg# 1.3.1.1.1.1.1.1
depth:
7
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2009-5-19 3:30
hide  長老 居住地: 兵庫県  投稿数: 634
hideです。
 今回は、ライト兄弟の初飛行の地・キティーホークから、米海軍が飛行テスト
に使うパタクセント・リバー基地や、ワシントンDCを経由して、ニューヨーク
へ向かいます。
 まず、全航程のフライトプランをお目に掛けましょう。

■キティーホークからNYへ■
◎First Flight KFFA 360108N-754015W 偏西10.8度
   ▼335度59nm
★ノーフォーク国際空港(KORF)VOR-109.10 365417N-761114W
   ▼353度84nm
★パタクセント・リバー海軍基地(KNHK)VORTAC-117.60
 381716N-762358W 偏西11度
   ▼325度38nm
★アンドリュース空軍基地(KADW)VORTAC-113.10 384826N-765158W
   ▼287度8nm
◎ワシントン・ナショナル空港KDCA
VOR-111.00 513422N-770210W 偏西16度
   ▼41度26nm
★ボルチモア・ワシントン空港(KBWI)VOR-115.10 391015N-763940W
   ▼57度78nm
★フィラデルフィア空港(KPHL)DME-ILS-108.95
 395235N-751309W 偏西12度
   ▼55度81nm
◎ケネディ国際空港KJFK VOR-115.90 403758N-734616W 偏西13度
計375nm

●ライト兄弟の記念碑を発見:
 キティーホークのFirst Flight空港で、UTCの1714時(現地1314時)にPC7改を
起動。リアルウエザーでは完全な快晴で、風は220度約12Ktと絶好の飛行日和で
す。燃料はタンク半分の2000Lbsとしました。
 離陸後、しばらく低空で旋回し、フライヤー1号機初飛行の地に名残を惜しん
でいましたら、滑走路のすぐ近くに、小さな建物のようなものを発見しました。
降下してみると、石造りのモニュメントで、木村秀政さんのエッセイ集「わが心
のキティーホーク」(光人社NF文庫)を参照したところ、やはりライト兄弟の初
飛行記念碑でした。滑走路の東側、ごく低い丘の上にあり、キル・デビル・ヒル
と呼ばれる場所だそうです。儲けものをした気分になりました。

 キティーホークから、洋上を北北西に延びる、細い砂州の上を飛び続けます。
右は大西洋、左はパムリコ湾と呼ばれる広い内海。幅1マイル前後しかない陸橋
のような地形が、100キロ以上伸びているのは、不思議な光景です。

●パックスリバーで海軍機を試す:
 この「陸橋」が本土に接するあたりが、海軍基地で有名なノーフォーク市で、
ここから北へ約200キロにわたり、チェサピーク湾が伸びています。湾の西岸北端
近くから約30キロ内陸に、首都ワシントンがあります。日本で言いますと、チェ
サピーク湾が東京湾、ノーフォークは横須賀に当たりそうですね。ノーフォーク
のすぐ北には、パタクセント・リバー海軍基地(通称、パックスリバー)があり、
昔から米海軍の航空機実験場として知られ、テストパイロット学校もあります。
 第1期の宇宙飛行士に選ばれた、ピート・コンラッドらも、ここでテスト飛行
に従事していたようです。ちょっと立ち寄って、何か海軍機を飛ばしてみること
にしました。

 結論から言えば、どうもうまく行きませんでした。まずF14を試したのですが、
最新バージョンは、一段とシステムが複雑になり、手の込んだオートスロットル
の扱い方が分からず、最終進入でパワーを上げることが出来ないまま、大アンダ
ーシュートしました。
 ふと振り返ると、左翼が見当たりません。勝手に最大後退角になったのか、と
思いましたが、地面にヒットして、根元からもぎ取られたようです。メニューバ
ーには「リペア」という項目があり、半信半疑で操作したら、無くなった翼が復
元されました。変わった仕掛けですね。完全に乗りこなせたら、面白い機体だと
思うのですが、操作が分かりにくく残念です。
 次にF4Uを起動。この機体も、主翼の折りたたみやキャノピー開閉など、ギミ
ックの多い力作です。実機通り、吸気圧を監視しながらスロットルを開かないと
エンジンが壊れる仕組みで、なかなかリアルなのですが、どういうわけか極端に
安定が悪く、10回近く試しても、離陸に成功しませんでした。よく作り込まれて
いるだけに残念で、今後の改良に期待します。

 ちなみにチャールズ・リンドバーグは、太平洋戦争中に現役復帰し、南太平洋
でP38を飛ばして、燃費改善の指導などに当たったのは有名ですが、実はF4Uにも
搭乗し、地上攻撃などの実戦に参加しています。
 彼はF4Uで、ゼロ戦とみられる日本機を、1機だけ撃墜しています。この時は
双方発砲しつつ、真正面からのすれ違いとなり、からくも衝突を避けた直後、日
本機がコントロールを失って海面に落ちたそうです。相打ちにならなかったのは
幸運で、あまり上手な空戦とは言えない印象を受けます。

●ワシントンDCで、ドラゴンフライに試乗:
 パックスリバーから、再びPC7改を駆ってワシントンDCへ。地平線のもやから
堂々たる市街地が姿を現しました。中心街の南東にある、アンドリュース空軍基
地の上空を通過。当方は、政府専用機ではありませんので、着陸は遠慮してロナ
ルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港へ。すぐ北のペンタゴンは、なか
なか精密に作られています。

 アメリカの旅では、なるべく多くの機体を飛ばしてみようと思っていますが、
ワシントンでは、ウルトラライトプレーンの「ドラゴンフライ」を初めて操縦し
ました。
 この機体は、バナーを曳航して飛べるのが最大の特徴です。デフォルトでは、
バナーにアメリカの本家HPのロゴが入っています。今回は、日本語HPのT4入り
ロゴを使わせて頂き、余白にはFlightGearにふさわしく、平和のメッセージ
を書き込みました。
 バナーを使う際は、あらかじめ地上に設置して、タッチアンドゴーでピックア
ップするようになっています。この仕組みが難解で、私はどうしても、バナーを
出現させることが出来ませんでした。となると、最初から機体に装備するしかあ
りません。Dragonfly-set.xmlを開くと、42行目に

   <banner-on-hook type="bool">falce</banner-on-hook>

という記述があり、このfalceをtrueにリライトすると、バナーを機体に取り付
けた状態で起動できました。また飛行中にo(オー)キーを押しますと、バナー
を切り離して、好きなときに落下させることができます。

 ドラゴンフライの操縦は、極めて簡単です。エンジンは常に全開、20Ktで上げ
舵にして離陸し、後は20Ktを割らないように注意すること。着陸はアイドリング
で降下し、通常の引き起こしを掛けます。
 ピッチ方向にはやや過敏で、軽い上下動を起こした場合、うまく修正操舵でき
ず、波状飛行に入る場合があります。実物のウルトラライト機でも、しばしば起
こることのようで、以前観たNHKの特集番組によると、不慣れなパイロットです
と高速の動力急降下に入って、墜落するケースもままあるそうです。一種のPIO
(Pilot Induced Oscillation=操縦操作に起因する自励振動)ですので、
この場合はいったん、手を離してしまう方が無難です。

 さて、市内見物です。ドラゴンフライで、ナショナル空港を離陸。ポトマック
川を渡ります。あと1カ月くらい早ければ、川岸に桜が満開になって…いるのが
見えると素敵ですが、これは無理。残念ですね。
 中央のモール街は、ホワイトハウスなし、議事堂なし、スミソニアン博物館も
リンカーン・メモリアルもなしで、少々寂しいものの、ワシントン・モニュメン
トのオベリスクは建っています。少し東には、なぜか金色のオベリスクもあり、
これは議事堂の位置にあたるようです。さらに東には、かなり細かく作り込まれ
た、ロバート・F・ケネディ・スタジアムがあって、一見の価値ありです。

●ボルチモア沖で、マッキMC72を楽しむ:
 日を改めて、PC7改でワシントンを出発、今度はお隣のボルチモア・ナショナ
ル空港に着陸します。雲量はあいにくovercast、雲底高度はわずか600ftと
難しい条件。ILSを使うべきですが、何本もの滑走路にILSがあり、どれが正し
い周波数か分からず、そのままVORで進入を強行しました。ボルチモアの空港は
各誘導路の入り口にちゃんと標識があり、ボーディング・ブリッジの手すりなど
も非常に見事で、しばらく見とれてしまいました。

 ここの沖のチェサピーク湾では1925年、水上機のシュナイダー・トロフィー・
レースが開催され、米陸軍のカーチスR3Cが優勝しました。操縦者は、のちに空
母ホーネットから陸軍のB25を発艦させ、真珠湾攻撃の4カ月後に東京を奇襲攻
撃した、あのジミー・ドゥーリットルです。
 彼が飛んだR3Cは、あいにくFlightGearには再現機がないようで、12年後の
イタリア製レーサー、マッキMC72を飛ばしました。ちょっと目には単発機ですが
ご存じのようにタンデム双発エンジンを積み、同軸の反転プロペラを回すしかけ
です。翼面やフロート表面にそこら中、平面式のラジエーターとオイルクーラー
を張ったため、まるで膏薬まみれのお相撲さん、といった雰囲気ですね。

 本機はさすがに高速で、超低空で簡単に395Ktをマーク。空飛ぶF1という雰囲
気です。パイロンを回るレーサーだけあって、思ったより小回りが利きますが、
エンジンを絞ってもさっぱり減速せず、さりとて高速で突っ込むとクラッシュに
なるので、かなり時間を掛けて70Ktまで落とし、そっと着水。フラップのない時
代、レーサーとはこんなもんだったのでしょうか。機体は静止後も波に揺れて、
なかなかリアルでした。
 実際のMC72も、かなり操縦が難しかったようです。宿敵イギリス打倒をめざす
究極のレーサーとして計5機作られ、優れたパイロットが搭乗しましたが、3人
(2人の説もあり)が墜死。同機は1931年のレースに初出場したものの、エンジ
ントラブルに泣き、イギリスが3回連続優勝を果たして、トロフィーを最終獲得
し、1913年から続いたレースに終止符を打ちました。MC72は悲運のレーサーで
したが、その後平均速度709キロのレシプロ水上機速度記録を樹立し、今も破ら
れていません。

●ライバル・S6Bで軽くスタントを:
 イギリスの最終優勝機、スーパーマリンS6BもDLして試乗。まだ計器がなく
(といっても、実機のパネルも大変簡素ですが)、塗装も青一色で、未完成の感
があります。胴体は非常に小さくて、パイロットは「乗る」というより「着る」
感じで開放座席に沈み、完全にエンジンの背後に潜って操縦します。写真で見る
と、非常に飛ばしにくそうですが、いざ操縦席に「座り」ますと、機首が細く、
キャノピーも絞り込まれて斜め前が見え、シリンダーのVバンクが邪魔ではあり
ますが、意外に前方視界がよくて驚きました。フライトシムならではの発見で、
楽しい思いをしました。
 FlightGearのモデルは、舵は重いものの操縦性に大きな癖がなく、宙返り
とエルロンロールが可能。減速もスムーズで、あっさり着水しました。しかし
最高速度が120Ktというのは…なんかの間違いでしょう?という感じです。ちな
みに実機は、スピットファイアを設計した鬼才、レジナード・ミッチェルの作品
です。そう思えば胴体の側面図などよく似ていますね。
 なおFlightGearのMC72とS6Bは、フロートが半分以上、水面に出ています
が、これは間違いだと思います。この時期のシュナイダー・レーサーは、空気抵
抗を切りつめるため、機体重量に対して、フロートの体積をかなり縮小していま
して、予備浮力は1割ちょっとしかなく、ほぼ全没していたはずです。

●グラウンド・ゼロ:
 PC7改で、ボルチモアからニューヨークへ。途中、フィラデルフィアを低空飛
行しましたが、MSFS2000で再現されていた、インディペンデンス・ホール
(独立宣言を採択した建物)は、さすがにありませんでした。
 離陸後約30分で、ニューヨークに到達。燃料がぎりぎりで、遊んでいるひまは
なく、さっさとロングアイランドのジョン・F・ケネディ空港に着陸しました。
燃料残はわずか178Lbsで、本来なら手前の、ニューアークに降りるべきだったで
しょう。後日改めて、燃料500Lbsで機体を軽くして、マンハッタン上空のスタ
ントを楽しみました。自由の女神の場所には、なぜかワシントンにもあった金色
のオベリスクが建っていました。(あれは、著名建築物のマークですかね)

 JFK空港に帰着後、マンハッタン南端近くのNew York Skysports Inc空港
(?)で、ドラゴンフライを起動します。なぜか滑走路がなくて、単なる市街地
でしたが…ウルトラライトの離陸に支障はありません。ウォール街あたりを通過
し、昔は世界貿易センターがそびえていた、9・11テロの「グラウンド・ゼロ」
に向かいます。
 「PEACE」と書いたバナーに日が当たるよう、時間設定を変更したところ、行
き過ぎて夕暮れになってしまいましたが、宵闇が非常に美しかったので、何枚か
写真を撮りました。私は最近、ノー・レタッチで画像をお目に掛けていますが、
この場面だけは、バナーと機体が見えにくかったため、少々コントラストを調整
しました。

 鎮魂の花輪を投下する気分で、バナーを切り離して撮影し、珍しく妻に画像を
見せたところ、「グラウンド・ゼロに、ものを落とすなんて…」と、かなり冷や
やかな反応であったので、マイアルバムには、曳航中の画像をアップしておきま
すね(^^;)。
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