Re: PNG ⇒ RGBファイル変換について
toshi
投稿数: 1540
TOMOYA さん、こんばんは。
グラフィックカードの導入、おめでとうございます!
helijah が配布しているパリの風景ですね。
実はインストールした事がないので推測をまじえたお答えになっていまうのですが、現時点で私が理解している事を3点ほどお伝えしたいと思います。
その1. PNGからRGBへの変換
もしお使いのグラフィックコンバータがSGIフォーマット(RGBフォーマットの別名)への変換をサポートしているのでしたら、一旦 .sgi に変換した後、拡張子を.rgbに修正すれば出来るかもしれません。
他のソフトとして、単一あるいは数個程度のファイルを変換するのでしたら、gimp が使えると思います。
ですが、今回はおそらく、多数のPNGファイルをRGBファイルにいっぺんに変換したいのですよね。
その場合は、コマンドプロンプトでの作業になってしまいますが、ImageMagick
に同梱されている mogrify コマンドが使えそうな気がします。
ImageMagick をインストールした後、コマンドプロンプトを開いてPNGファイルのあるフォルダに移動してから、以下のコマンドを試してみてください。
ちなみに、変換するファイルが一つだけの場合は、やはり ImageMagick
に同梱されている convert コマンドを使って
のようにすると、hogehoge.png から hogehoge.rgb に1行で変換できます。
変換後のRGBファイルが FlightGear でうまく読み込めない場合は、FlightGear で読み込み可能なRGBファイルの制約に引っかかっている可能性があります。
これについては、2007-9-17付けの記事の最後の部分をご参照ください。
その2. シーナリー v1.0.0 の共有モデルファイル
実は、シーナリー v1.0.0 に含まれるデータ全てを FlightGear v1.0.0 の画面に表示させるためには、共有モデルファイルを追加する必要があります。
# 両者のリリース時期が若干ずれているために、シーナリー v1.0.0 に限ってはちょっとややこしい事になってしまっています。
e000n40.tgz に加えて追加の共有モデルをインストールする事で、helijah のページからファイルをダウンロードしなくとも、パリの建物群を楽しむ事が出来るようになります。
ただし、helijah のサイトにあるパリのデータの方が新しいと思います。
どの程度の差分があるかはちょっと分かりません。
# もしお分かりになれば是非レポートをお願いします。
ちなみに、たいていの地域(例えば日本)では、追加の共有モデルが無くてもほとんどのオブジェクトが表示されます[注1]。
2-1: シーナリーv1.0.0を配布しているFTPサイトから SharedModels.tgz をダウンロードしてください。
(例)
http://mirrors.ibiblio.org/pub/mirrors/flightgear/ftp/Scenery-1.0.0/
ftp://ftp.planetmirror.com/pub/fgfs/Scenery-1.0.0/
ftp://ftp.de.flightgear.org/pub/fgfs/Scenery-1.0.0/
2-2: SharedModels.tgz を展開し、$FG_ROOT/data/Models フォルダ以下に「上手に」コピーしてください。
上手にというのは、
・既存のフォルダを上書きしないこと(既存のファイルが消えてしまう)
・フォルダの階層を守ること
という意味です。
[注1]
ごく一部のオブジェクト(ILSの標識とか...)は表示されません。
FlightGear のコンソールに表示される
Failed to open file C:/Program Files/FlightGear/data/Models/Airport/ndb.xml
Failed to open file C:/Program Files/FlightGear/data/Models/Airport/marker.xml
Failed to open file C:/Program Files/FlightGear/data/Models/Airport/localizer.xml
といったエラーメッセージも共有モデルの不整合が原因です。
その3. なぜpngフォーマットで配布しているのか?
FlightGear の開発版がPNGファイルをサポートするようになったので、ファイル容量をより節約できるPNGフォーマットで配布するようになったのではないか、と思います。
想像ですけど。
(参考)
・rgbファイルの変換について
File Formats - wiki.flightgear.org
http://wiki.flightgear.org/index.php?title=File_Formats
・シーナリー v1.0.0 について
FlightGear Scenery Database
http://scenemodels.flightgear.org/
・PNGファイルのサポートについて
http://www.mail-archive.com/flightgear-devel@lists.sourceforge.net/msg15821.html
グラフィックカードの導入、おめでとうございます!
helijah が配布しているパリの風景ですね。
実はインストールした事がないので推測をまじえたお答えになっていまうのですが、現時点で私が理解している事を3点ほどお伝えしたいと思います。
その1. PNGからRGBへの変換
もしお使いのグラフィックコンバータがSGIフォーマット(RGBフォーマットの別名)への変換をサポートしているのでしたら、一旦 .sgi に変換した後、拡張子を.rgbに修正すれば出来るかもしれません。
他のソフトとして、単一あるいは数個程度のファイルを変換するのでしたら、gimp が使えると思います。
ですが、今回はおそらく、多数のPNGファイルをRGBファイルにいっぺんに変換したいのですよね。
その場合は、コマンドプロンプトでの作業になってしまいますが、ImageMagick
に同梱されている mogrify コマンドが使えそうな気がします。
ImageMagick をインストールした後、コマンドプロンプトを開いてPNGファイルのあるフォルダに移動してから、以下のコマンドを試してみてください。
mogrify -format sgi *.png
ren *.sgi *.rgb
ちなみに、変換するファイルが一つだけの場合は、やはり ImageMagick
に同梱されている convert コマンドを使って
convert hogehoge.png sgi:hogehoge.rgb
変換後のRGBファイルが FlightGear でうまく読み込めない場合は、FlightGear で読み込み可能なRGBファイルの制約に引っかかっている可能性があります。
これについては、2007-9-17付けの記事の最後の部分をご参照ください。
その2. シーナリー v1.0.0 の共有モデルファイル
実は、シーナリー v1.0.0 に含まれるデータ全てを FlightGear v1.0.0 の画面に表示させるためには、共有モデルファイルを追加する必要があります。
# 両者のリリース時期が若干ずれているために、シーナリー v1.0.0 に限ってはちょっとややこしい事になってしまっています。
e000n40.tgz に加えて追加の共有モデルをインストールする事で、helijah のページからファイルをダウンロードしなくとも、パリの建物群を楽しむ事が出来るようになります。
ただし、helijah のサイトにあるパリのデータの方が新しいと思います。
どの程度の差分があるかはちょっと分かりません。
# もしお分かりになれば是非レポートをお願いします。
ちなみに、たいていの地域(例えば日本)では、追加の共有モデルが無くてもほとんどのオブジェクトが表示されます[注1]。
2-1: シーナリーv1.0.0を配布しているFTPサイトから SharedModels.tgz をダウンロードしてください。
(例)
http://mirrors.ibiblio.org/pub/mirrors/flightgear/ftp/Scenery-1.0.0/
ftp://ftp.planetmirror.com/pub/fgfs/Scenery-1.0.0/
ftp://ftp.de.flightgear.org/pub/fgfs/Scenery-1.0.0/
2-2: SharedModels.tgz を展開し、$FG_ROOT/data/Models フォルダ以下に「上手に」コピーしてください。
上手にというのは、
・既存のフォルダを上書きしないこと(既存のファイルが消えてしまう)
・フォルダの階層を守ること
という意味です。
[注1]
ごく一部のオブジェクト(ILSの標識とか...)は表示されません。
FlightGear のコンソールに表示される
Failed to open file C:/Program Files/FlightGear/data/Models/Airport/ndb.xml
Failed to open file C:/Program Files/FlightGear/data/Models/Airport/marker.xml
Failed to open file C:/Program Files/FlightGear/data/Models/Airport/localizer.xml
といったエラーメッセージも共有モデルの不整合が原因です。
その3. なぜpngフォーマットで配布しているのか?
FlightGear の開発版がPNGファイルをサポートするようになったので、ファイル容量をより節約できるPNGフォーマットで配布するようになったのではないか、と思います。
想像ですけど。
(参考)
・rgbファイルの変換について
File Formats - wiki.flightgear.org
http://wiki.flightgear.org/index.php?title=File_Formats
・シーナリー v1.0.0 について
FlightGear Scenery Database
http://scenemodels.flightgear.org/
・PNGファイルのサポートについて
http://www.mail-archive.com/flightgear-devel@lists.sourceforge.net/msg15821.html
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