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このカテゴリには 5 件のファイルがあります
カテゴリ 機体チューニング
hideさんの737計器配置データ改造
バージョン:
0.0.1
掲載日:
2008-6-30
説明
【組み込み方】
ご使用の前に、まずオリジナル・ファイルのコピーを取って、保存してください。デフォルトの「737−300」フォルダを、丸ごとバックアップしておくと、何かと便利です。
・「Aircraft」フォルダの中の「737−300」フォルダを開き、この中の
「Panels」フォルダにある、737-ifr-panel.xmlと737300.rgbを、
ダウンロードする新しいファイルに取り替えます。
その後、機体を再起動すると、コクピットの視界が広がります。
・また、エンジン情報ディスプレーの設定データは、なくても操縦に差し
支えはありませんが、もし燃料計のデジタル表示などが、小さすぎる
とお感じの場合は、ぜひお試し下さい。
(一部の文字については、少し表示欄をはみ出していますが、フォント
が大きくなった分、かなり読みやすくなります)
組み込み方は、「737−300」フォルダ内の「Instruments」フォルダ
を開いて、この中にあるeicas.xmlファイルを、新しいものに替えます。
【デジタル計器フォントの、詳しい変更方法】
---- 10月29日hideさんの投稿コピー ----
まず計器データの格納場所ですが、セスナなどに使われる、一般的な計器類や無線機器パネルは、「Aircraft」フォルダに入っている「Instruments」フォルダにあります。B737-300機の時計やディスプレー類は、この機体だけの特殊なパーツなので、一般的な計器とは別に、Aircraft\737-300\Instrumentsフォルダの中にあります。
例を挙げますと、737-300計器盤の中央部にある、エンジン関係の表示ディスプレーのデジタル文字を変更するには、Aircraft\737-300\ Instrumentsフォルダの中から、eicas.xml(これがエンジン情報ディスプレーです)を選んで、マウスボタンの右クリックで「編集」を選択すると、内容を「メモ帳」で開くことが出来ます。
デジタル文字のフォントサイズは、ポイント表示で表されています。そこで「メモ帳」メニュー欄の「編集」から「検索」を選んで、「point」を検索します。「次を検索」を何度かクリックしますと、ポイントサイズを書いた部分が見つかります。
例えばN1(回転計)は、次のようになっています。
<layer>
<name>Engine[0] N1</name>
<type>text</type>
<font>led</font>
<point-size>4</point-size>
…私の場合は、この最後の行の「4」という数字を、「6」に変更しており、これでやや文字が見やすくなりました。あまり大きくしますと、どんどん表示欄からはみ出しますので、ご自分の画面表示サイズや好みで、あれこれ試してください。
●737-300の計器について:
この機会に、737機のコクピットにある、3つのディスプレー計器類の機能について、私が理解している範囲内で、まとめてみました。間違っている点や、私が分からない点をご存じの方は、ご教示を頂けましたら幸いです。
【左ディスプレー】(航法計器など):
左側:HSI(NAV1のVOR指示器)。
頂部の「HDG【 】M」は機首方位(Mは磁気方位を示す)。
赤いバグ(可動式の方位マーク)は、オートパイロット操作パ
ネルの「HEADING」ノブをクリックすると移動可能。オートパイ
ロットの進路保持機能が、デフォルトの「Heading Bug」
モードになっていると、クリックで指定した方角へ旋回する。
右上:IAS(指示対気速度)計。風圧で対気速度を計る計器。
大気密度などの影響で誤差があるが、失速速度や制限速
度など、飛行制御に必要な速度情報は、これで監視する。
制限速度は320KIAS(ノット単位の指示対気速度)で、これ
を超えると、機体が壊れる恐れがある。
(幸いFlightGearでは、画面に警告が出るだけです)
右下:VOR指示器。針が2つあり、2本棒の針がVOR1。1本棒が
VOR2。セスナと違い、設定進路からのずれではなく、無線局
の方向をダイレクトに示すので、たいへん便利。
2つのVOR局間を飛ぶときは、2本の針が逆方向で一直線
に重なるように操縦すると、正確なトラッキング飛行が出来る。
【中央ディスプレー】(飛行計器など)
中央:人工水平儀。機体の姿勢を示す。上部にバンク角の目盛り
がある。ちなみに、本機には旋回計がないが、アプローチに使う
200Ktの場合、バンク角を30度にセットすると、ほぼ標準旋回
になる。
左側:デジタル昇降計。単位はフィート/毎分。
右側:デジタル高度計。
左上:GS(対地速度)計。地面に対する実際の移動速度を示す、
航法用の速度計。
右上:DME(VOR局からの距離)指示器。計器盤左下のラジオパ
ネルにある、一番右下のボタンでVOR1、VOR2が切り替えら
れるはずだが、残念ながら現在は、VOR2しか表示されない。
(私の改造パネルでは、センターピラーの根元に、セスナ用の
DME表示器を追加しましたが、やはりVOR2しか表示せず)
左下:2列ある緑色表示の上段は、マッハ計。高空・高速では、指
示対気速度の誤差が非常に大きくなる(例えば、高度3万ft
で320KIAS出すと、実際の対地速度は400Ktを超える)ので、
ジェット機では、巡航時などの対気速度を、マッハ数(音速=
マッハ1)で計ることが多い。
緑表示の下段は、VOR1の周波数表示。局名もIDで表示
する。
右下:2列ある緑表示の上段「RA」は、意味不明。
(う〜〜〜ん、これには悩んでおります。何でしょうね)
下段は、VOR2の周波数・局名のID表示。
【右ディスプレー】(エンジン関係・燃料計器など)
上部:TATという表示は、たぶんtrue air temparature(真気温)
で、吸気温度計と思われる。ジェットエンジンは、気温が高い
ほど出力が落ちるので、実機では離陸時に要注意。
左側:丸計器にデジタル数字が付いた計器群が、4段ある。
1段目「N1」は、低圧圧縮機の回転数。通常は、この数値
をエンジン回転数とする。
2段目「EGT」は排気温度計。FlightGearでは無視しても、
特に困ったことは起きない。
3段目「FF」は、fuel flow(各エンジンの燃料流量計)。
単位はポンド/毎時。これを見れば燃費が計算できる。
4段目は、3つのタンクの各燃料計。単位はLbs(ポンド)。
デフォルトでは、左右が満タン、中央タンクが空になっている。
本機は「Eqipment」メニューでは、燃料搭載量が調整不能
だが、「File」メニュー「Browse Internal Properties」を掘り
下げると、飛行中でも各タンクの搭載量が変更できる。
右側:最上部の丸計器は、エンジン油圧計。スロットルを開くと
針が圧力増加を示す。
(注:以下の計器類は、たぶん作動していません)
2段目の丸計器は、エンジン油温計。
その下の、小さいデジタル表示は、恐らくオイル量(%)。
3段目の丸計器は、まったく不明。
4段目の丸計器は、恐らく油圧系統の、作動液の圧力計。
これが低下したら、舵も車輪もフラップも、動かなくなる。
(実際は、複数の系統に分かれているはずです。雄鷹山の
JALジャンボ事故で、パイロットが「ハイドロ全部だめ!」と
叫んでいたのは、これのことでしょう)
その下の小さいデジタル表示は、恐らく作動液の量(%)。
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425.24 KB
http://flightgear.jpn.org/
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